はじめに

米国ETFを新NISAで買いなおすべきか?

新NISAでの投資では、別の口座から移管することはできませんので、現在お持ちの商品を新NISAへ移したい場合は、一度売却した上で、改めて新NISA口座で買いなおすことになります。

また、新NISAで購入可能な商品は、投資対象として株式が含まれているものとなりますので、お持ちの米国債券ETFについては投資できないと思われます(具体的な銘柄がわかりませんが、債券のみですと対象外になります)。

そうなると、新NISAで買いなおすことができるのは米国株式を対象としたETFとなりますが、新NISAで買いなおすべきなのでしょうか。

特定口座で含み益になっているものを一度売却すると、その時点で課税されるため、売却することなくそのまま保有を継続したほうがよいのではないかと思われるかもしれません。

しかし、結論から言いますと、長期保有を前提とするなら、課税されるとしても一度売却して新NISA口座で買いなおしたほうが税制上のメリットが大きくなります。

次のように、現時点で投資元本100万円に対して含み益60万円になっている状態の具体例で考えてみましょう(図中の数字はすべて万円)。

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特定口座での保有を継続して、その後50%上昇すると160万円は240万円となります。そこで利益確定させると、税金は28万円(=含み益140万円×20%。復興特別所得税は割愛)となり、手元に残るお金は212万円となります。

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