はじめに

住宅ローンは変動金利+繰上げ返済がおすすめ

次に、住宅ローンです。3年後の金利の状況によって判断することになります。もしまだ低金利のままなら、固定金利を選択すれば、毎月の返済額が変わらないので家計管理がしやすいでしょう。

金利が上がっていたら、固定金利はかなり高くなっている可能性があり、毎月の返済額が増えてしまいます。繰上げ返済ができる資金が貯まっているなら、変動金利が選択肢です。同じ時期なら固定金利よりも変動金利の方が通常は低いからです。その後、金利が上がったら、繰り上げ返済で残高を減らすことで、利息の負担を減らすことができます。

手元の資金を増やしておけば、将来の子どもの教育費はもちろん、住宅ローンの繰り上げ返済や、持ち家のリフォームなど、まとまった資金が必要なときに使うことができます。投資でお金を増やしたいなら、2024年からの新しいNISAもぜひ活用しましょう。

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