はじめに

簡易資産では週2〜3日程度の仕事で生活することは可能

以上の簡易的な計算からいえることは、年4%というFIREでよく利用される数字を使った場合、家賃がかからなければ、週に2~3日程度の仕事をしながら日々の生活を楽しむことは可能だと思われます。

ただし、前提条件として、給与が上がった分などでお子様2人分の大学までの学費をまかなえるという点があります。実際の給与上昇幅がいただいたデータ等からはわかりませんので、そこが可能かどうかは別途試算が必要です。

生活費を抑えることができれば住宅購入も不可能ではない

もし住宅を購入するとなると、実際に運用できる資金は上記のケースで2,500~3,168万円程度となります。この資金を年4%で運用できたとすると、年100~126万円ほどの利益となります。この金額に、週2~3日の収入で生活できそうとお考えであれば、サイドFIREは自宅購入の場合でも可能となります。

最終的には、ご自身の生活スタイルをどうするかによって可能かどうかは変わってきます。例えば夫婦それぞれ週に3日働き、月12日間働くとします。1日1万円の給与とすると月24万円。年間で288万円です。これに運用利益年100~126万円を考慮すると、ぜいたくな暮らしを考えなければ生活はできると思います。

仮に60歳までこのような暮らし方ができれば、運用していた資金が住宅購入のない場合で4,500~5,168万円、住宅購入がある場合で2,500~3,168万円の資金が60歳時点であることになります。公務員時の退職金なども考慮すると、老後資金2,000万円問題はクリアできるといえるのではないでしょうか。

なお、繰り返しますが、年4%で運用できることを前提としております。そのための、運用方法もしっかり検討される必要があります。前向きに、是非しっかり計画を立てて確実に夢を実現できるように頑張ってくださいね。

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