はじめに

娯楽費の削減のコツ

<減らせないか検討する項目>
・夫のタバコ代・昼食代・お酒代:24~36万円/年
・家族のお出かけ費(外食、日帰り温泉など):60万円/年
・動画配信サービス:約1.2万円/年
・ウォーターサーバーのお水:4.8万円〜9.6万円/年
・その他家族の誕生日や旅行など:42万円/年

どの費用を減らせるかは価値観によって人それぞれです。たとえばタバコやお酒にかけるお金を月1万円減らすように頑張る、お昼はお弁当を作る、外食やお出かけを月2万円減らしてみるなど、ご夫婦でお互いの希望と妥協できる点をよく話し合ってみてください。

また、ご質問にあった「娯楽費削減のコツ」ですが、予算内に抑える工夫を楽しく行うことです。たとえば外食は月2回まで、お出かけは1日1万円まで、または月2万円までなど目標を決めてご夫婦で楽しみながら計画を。日ごろのお出かけ、外食、旅行など全てを希望通り叶えることはできません。予算の中で優先順位を決めて選ぶようにしましょう。また、施設に行く場合は「いこーよ」などクーポンサイトや、施設のHPをチェックしてから行くのを忘れずに。

無理せず働ける在宅ワークを探してみましょう

今の貯蓄に手をつけないようにと書きましたが、家計を年40万円見直しても、お子さまが小学校に上がると赤字家計に戻ってしまい、試算上は12年目に資産が底をついてしまいます(車の買い替えは試算に入っていません)。

そこで、ご相談者様も仕事をして少しでも稼ぐことをおすすめします。できるだけご相談者様が楽しく働ける仕事は何だろうと考えたのですが、在宅ワークはいかがでしょうか。人にも会わず、子どものそばでできるのが利点です。パソコンをお持ちなら、データ入力やブログライターなどの仕事で慣れてくれば月5万円以上稼ぐことも可能です。

筆者も子どもが0歳児の時、子どもを寝かしつけた後、ブログライターやアンケートモニターなど在宅ワークをしていました。月1万円でも稼げるとワクワクしてきますよ。もしかしたら看護師の知識や経験を活かせるような医療記事を書く仕事などもあるかも知れません。「クラウドワークス」や「ランサーズ」など、クラウドソーシングサービスで、どんな仕事があるか一度チェックしてみてくださいね。また、在宅ワークではありませんが、看護師の資格保持者対象の単発アルバイトなどもあると聞きます。

5年後に年間84万円の収入アップを目指したい

試算してみたところ、家計の手取り収入がご相談者の働きによって2年目は年36万円、3年目は年60万円、4年目は年72万円、そして5年目以降年84万円アップすれば、ギリギリではありますが、今後資産が底を尽きることなく、お子さまが独立した後は貯蓄が進むため、60歳時点で約1700万円貯まっている計算となりました。これなら途中で自動車を買い替えることも可能ですよ。貯蓄ができるようになったら、「積立定期」や「貯蓄預金」「自動定額積立」などを活用して、勝手に貯まる先取り貯蓄の仕組みを作ってくださいね。

子どもが成人になるまでにいくらかかる? 将来必要なお金をプロに無料相談![by MoneyForward HOME]