「いのちの輝き君」「コロシテ君」…気鋭のゾンビ学研究者語る、大阪・関西万博ロゴがバズるワケ
大阪流のボケ?
8月末に発表された、大阪・関西万博(2025年開催)のロゴマーク。デコボコした赤い輪に5つも目玉がついたように見えるこのマークに、衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。コンセプトは「いのちの輝き」。でも、アニメや漫画のモンスターっぽいと指摘され、「コロシテ君」などの物騒なあだ名がついたり、ロゴを模したグッズが勝手に作られたりと、人々の心をつかんで離さないようです。このロゴマークが話題になった理由について、アニメの聖地巡礼や、「ゾンビ学」の研究で知られる岡本健・近畿大学准教授(メディア・コンテンツ研究)に聞きました。
上司の誘いがしつこい? 「社内オンライン飲み会」が皆を不幸にするワケ
強制するのはNG
最近、急に浸透しつつある「オンライン飲み会」。新型コロナによる外出自粛を機に、友人と楽しむようになった人も多いのではないでしょうか。ただ、上司・先輩との飲み会となると話は違うもの。しつこい誘いにうんざりしたり、「自宅で上司に絡まれる」のがちょっと辛かったりした人もいるのでは? 実態に迫りました。
消費者金融で借金50万円、情報商材にのめり込んだ大学生の告白
高校の先輩に誘われて……
新型コロナウイルスの影響で入学式が相次ぎ中止になるなど、不穏なニュースが続く今年の新大学生の門出。実は最近、「株や仮想通貨の情報商材を買えば〇〇円儲かる」などとうたうマルチ商法の危険な勧誘が、学内で蔓延しているそうです。被害実態の目撃談をつづった前編に続き、後編では実際にこうした情報商材にはまって消費者金融で50万円も借りてしまい、勧誘にも関わった被害学生本人に話を聞きました。
大学生が明かす「1本50万円」の情報商材を友人に勧誘されるまでの一部始終
大学当局も問題視する“実態”
最近、「株や仮想通貨の情報商材を使えば〇〇円儲かる」とうたい、マルチまがいな手口を使って勧誘する危険な“ビジネス”の被害に遭う大学生が増えています。多くの被害者を見てきた学生の生々しい体験談から迫りました。
「新型肺炎」でロレックス価格は上昇、高級時計の値動きを決める“景気以外の要因”
保証書の「鮮度」が重要
時計離れといわれていますが、高級時計人気は衰える様子を見せません。プレミアの付くロレックスを定価で買おうと多くの店を回る「ロレックスマラソン」という言葉も存在するほどです。投資目的で買い集める人もいる高級時計の価格は、どんな要因で変動するのでしょうか。スポーツウォッチ人気の理由に迫った前回に続き、老舗の高級時計販売店・GMT(東京・新宿)の運営会社、シュッピンの執行役員である近藤誠さんに話を聞きました。
ロレックス超えの「雲上ブランド」、パテック・フィリップはなぜ定価で買えない?
過熱する「ラグジュアリースポーツ」人気
「若者の時計離れ」と言われていますが、高級時計の人気は衰えていません。特に高値なのがロレックスに代表されるスポーツウォッチ。でも初心者からは「なぜロレックスみたいなデザインばかり人気なの?」と疑問も。高級時計販売店・GMT(東京・新宿)の運営会社、シュッピンの執行役員で同店営業部長も務める近藤誠さんに理由を聞きました。
情報商材の“あり得ない”儲け話、どんな人が引っかかりやすい?
騙されやすいタイミングや時間帯がある
「1カ月で〇百万・〇千万稼げます」……。投資や副業などで儲かるノウハウやシステムを教えると称し、高額のお金を要求する情報商材のトラブルがネット上にあふれています。業者はFXや仮想通貨、転売などと手を変え品を変え、甘い言葉で消費者を誘惑してきます。しかしうたい文句ほど儲からないばかりか、多数の被害者を出して集団訴訟が起きたり、詐欺などの悪質な刑事事件に発展したりするケースも少なくありません。ただ、こういった一見荒唐無稽な儲け話に対しては、「私なら絶対引っかからない」と思う人が実際は大半ではないでしょうか。危険なネット上の情報商材の「引っ掛けるメカニズム」を分析した前編に続き、今回迫るのは「どんな人がどんな心理状態で商材のワナに引っかかるのか」、加えて「引っかからない対策」。情報商材のトラブルに詳しいあまた法律事務所(東京・文京)の豊川祐行代表弁護士に話を聞きました。
「必ず〇千万円儲かる」 ネットで誘惑する情報商材の“甘い罠”
トラブルの主流は「FX」
投資、副業、仮想通貨……。「こうすれば必ず●●万円儲かる」などとうたったビジネスがネット上にはあふれています。途方もない金額が簡単な手段で手に入るなんて、見るからに怪しげで、「自分だけは引っかからない」とつい思いがちです。しかし、こうした「情報商材」といわれる手口のビジネスには、「言う通りにお金を払って実行したのに損した」と被害を訴える人が後を絶たず、集団訴訟に発展するケースも多発しています。ネット上の怪しげなビジネスは一体、どのようなメカニズムなのでしょうか。情報商材のトラブルに詳しいあまた法律事務所(東京・文京)の豊川祐行代表弁護士に話を聞きました。
即売却で100万円以上の利益も、「ロレックス異常人気」を支える投機的思惑
カネ余りが背景でバブル的相場に
スマートフォンやスマートウォッチの普及もあり、腕時計は必需品というより一種の“ファッション”化したたようにも見える今。しかし時計が「オワコン」になったかというと、そうでもないようです。スイスの高級時計は値上がり傾向にあり、ロレックスなど一部の人気ブランドは、「リセール」と呼ばれる転売価格が高騰しています。一般社団法人・日本時計協会によると、2018年の日本の腕時計の市場規模(推定)は8,208億円と前年より3%増えました。前回記事に引き続き、不思議な時計市場のメカニズムや、初心者の時計との付き合い方について、日本を代表する時計ジャーナリストの1人にして時計専門誌『クロノス日本版』編集長の広田雅将さんに聞きました。
リセール市場で圧倒的人気、「ロレックス」は他の高級ブランドと何が違うのか
ブランド化には一定の「数」も必要
時計に関心が無くても、「ロレックス」のブランド名を聞いたことがない人はまずいないでしょう。何となく、お金持ちっぽい人が付けているイメージだと思います。しかも時計好きの間では、中古品すら高値で取引されているとか。でも、スマートフォンで誰もが簡単に時間が分かる時代、なぜ高値で壊れやすい高級時計、しかも特定のブランドが人気なのでしょうか。意外と知られていない「ロレックス人気の本当の理由」について、日本を代表する時計ジャーナリストの1人にして時計専門誌『クロノス日本版』編集長、広田雅将さんに聞きました。
短大卒から年収1250万円、“転職の達人”motoさんが実践する「軸ずらし転職」とは
年収は業界×職種で決まる
終身雇用が過去の遺物になった言われる今。しかし、思い通りに年収がアップするような転職先にはなかなか出会えないのも事実です。motoさん(32)は短大卒業後、地方で年収240万円のホームセンターに就職するキャリアからスタート。4度の転職を経て本業のベンチャー企業の管理職では年収1,000万円超、ブログ執筆による広告収入をはじめとした副業では年収4,000万円と10年間で年収を20倍超にした「転職の達人」です。8月には自身の経験則を綴った『転職と副業のかけ算』(扶桑社)を発行しました。今回は、彼の提唱する年収アップの秘訣である「軸ずらし転職」とは何なのかを聞いてきました。果たして、私たちのような普通のビジネスマンでも可能なのでしょうか?
人はなぜ「借金の連鎖」に組み込まれてしまうのか? 多重債務者のリアル
「他人を当てにする人」「逃げ癖がある人」も要注意
人生で避けて通れないのが「借金」です。ただ、銀行の融資やカードローンを利用したことはあっても、「街金」を利用したことのある人はなかなかいないのではないでしょうか? 一方で、借金からなかなか抜け出せなくなって街金を利用する多重債務者は、漫画やドラマなどのフィクションで定期的に取り上げられています。テツクルさんは約20年に渡り街金業を手掛け、こうした多重債務者と渡り合ってきました。8月には彼らとの駆け引きを描いた『ぼく、街金やってます』(KKベストセラーズ)を出版しています。街金業のホンネを聞いた前編インタビューに続き、後編では多重債務者の生々しい実態について迫ります。人はなぜ借金の連鎖に取り込まれてしまうのでしょうか?
「街金」にお金を借りたらどうなる? 業界歴20年の業者に聞いてみた
景気が悪くなれば客が殺到、「暴力をにおわす」だけで行政処分
「街金」と聞くと何を思い浮かべるでしょう? 銀行などより高い利息でお金を貸す業者のことですが、多くの人にとっては縁遠い存在ではないでしょうか。漫画『ナニワ金融道』や、こちらは違法な「闇金」ですが、『闇金ウシジマくん』といったフィクションのダークな世界を思い浮かべる人もいるかもしれません。実際に街金業を約20年営んできたテツクルさんは、そんな社会の表にあまり出ない業界の内情をTwitterや書籍で発信しています。8月には多重債務者の悲哀を描いた『ぼく、街金やってます』(KKベストセラーズ)を出版しました。街金の世界の酸いも甘いもかみ分けてきたテツクルさんに、そのお仕事について聞きました。一見、笑顔を絶やさず物腰の低い人物ですが、その裏に隠された街金の「リアル」とは……。前後編でお送りします。