「給与はクレカ」そんな契約ってあり? 賃金支払の5原則
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年の秋頃に起業しようと思ってます。まだ役員や従業員はいません。もし従業員を雇ったときに、給料としてクレジットカードを渡し、「基本給 - クレジットカード利用額」の差引き分を現金で支給するとした場合の税金や保険はどうなるでしょうか? よろしくお願いします。(20代後半 独身 男性)
激務に忙殺されるビジネスマンのための「投資戦略」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。多忙な状況でも20代からできる資産運用について教えていただきたく存じます。今年、大学院を卒業して外資系のITコンサルティングファームに就職しました。同世代と比べて月給は高いのですが、ボーナスはなく、今後の昇給や雇用の継続性については実力や事業次第とあって、早期からの資産運用の重要性を感じています。大学院時代から実施しているネット証券での株式投資は、研究が忙しいあまり売り時を逃し、ほとんど利益をあげられていない状況です。修士論文が忙しかった時期に、株価が大幅に下がったことは今でもトラウマです。現在も業務が忙しいため、なかなか投資と向き合うことができず、投資信託など、ほかの運用方法を考えています。ただ、大手金融機関は手数料が高すぎる一方、手数料の安いネット証券は商品が多すぎて吟味する時間がありません。投資信託以外でも時間がない人にもできる運用方法があれば教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。私の資産状況は以下の通りです。
将来“売れる”家の見抜き方は簡単です 賢い住宅購入術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。新築戸建て住宅の購入を検討しています。妻の実家近くの分譲住宅(長期優良住宅)で、3階建4LDKで4,000万円の物件です。現在は妻の実家近くの賃貸アパート(2LDK・月9万円)に住んでいるのですが、将来子供が2人になると手狭になることや以前から戸建住宅での生活を切望していたため、ぜひほしいと思っています。しかし、私は長男であるため、現在70歳の両親になにかがあった際は、実家に転居する可能性があります。仮に転居することになっても売却できるかもしれない、借入金利が低く住宅ローン減税の減税額が拡大している今購入するのがよいのでは、などと考えるのですが、いつ転居するかわからない状態で住宅ローンを抱えるのはリスクが高いとも思ってしまいます。このような状況で住宅購入をするのはリスクが高いでしょうか? どのように考えるべきか教えてください。よろしくお願いいたします。(30代前半 既婚・子供1人 男性)
父からもらった中古の車、もしかして「贈与税」の対象?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。二世帯同居している父が高齢になり、「もう運転はしない」とのことで車を譲り受けました。中古車価格を調べてみると300万円くらいなのですが、贈与税の申告は必要でしょうか? 売買したものとして父にお金を払えば贈与税の申告は不要ですか? もし申告する場合、売買する場合とも、価格は何を根拠に決めたらよいのでしょうか?(40代前半 既婚・子供あり 女性)
妻が自宅で独立開業 家賃も「経費」にしたいです
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。妻が個人事業主として独立しました。今年3月に夫である私名義で住宅ローンを組みましたが、妻は自宅を作業場として利用することが多いため、地代家賃としていくらか費用計上したいと考えています。青色申告を考えておりますが、この場合に注意すべき点などがございましたらご指南いただけるとと幸いです。(30代前半 既婚・子供2人 男性)
私が暮らすマンションは父名義、損しない名義変更法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。現在、築年数15年弱のマンションに居住しております。当初は私自身の名義で購入し、ローンの支払いをしておりましたが、購入してすぐ諸事情があって父親の名義に変更しました。ローンの残債は私自身で払い終え、管理費や固定資産税の支払いも私が継続しています。父親は地方の実家に居住しており、マンションへ住所を移転したことも同居したこともなく、名義のみの状況です。いずれは当初の通り、マンションを自分名義に戻す意向ですが、この際の贈与や相続税、費用、時期、手続きなどの進め方についてアドバイスいただければと思います。(50代前半 独身 女性)
アラフォーDINKSの資産形成、最適なポートフォリオは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。資産配分の正解がわからないまま、今までは本やネットで勉強しながら自己流でやってきました。投資歴10年目となるのでリスクについては認識しています。“絶対的に正しい”というような資産配分はないかも知れませんが、現在の配分に問題がありましたら改善提案をいただけると助かります。なお、現在のところ不動産投資には興味がありません。【現在の資産状況】収入と支出収入:共働き(夫39歳:額面960万円、妻38歳:450万円) 支出:生活費は月35~40万円現在の状況:夫が転勤族なため、お互い地方都市で単身赴任生活。子供はいません。一緒に暮らせば生活費はもう少し低くなるが、その場合は妻が仕事を辞めることになり、収入がマイナスになります。また仕事にはやりがいがあるため、できれば辞めたくない。今後も勤務地によって要相談としています。退職金:転職組のため、退職金は夫婦共にないものと考えています。金融資産:夫の預貯金は定期積立合わせて2,200万円、株式は
株式投資の基礎知識「確定申告」で得になるのはこんな人
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年、株式と投資信託を売却しましたが、すべて一般口座で管理をしていました。確定申告の際には、どの程度の厳密性で損益内容の証明書類を準備しておけばよいのでしょうか?(匿名希望)
お金のプロの推薦書:億万長者の生活をのぞいてみたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。19歳の大学生です。来月には20歳を迎え、年金なども始まります。現在、漠然とですが、お金に対して不安を抱いています。これからの超高齢化社会では、一人の若者が数人の高齢者を支える構図になると聞いて心配です。学校では、お金や資産の扱い方については教えてもらえません。家庭で聞くこともできますが、私は自身の家庭について「人並み以上に裕福であるとは言えない」と感じています。ですので、両親とはまったく違う方向性の現代の金銭的な感覚を学ぶべきなのではないかと思っています。こういった背景から、私は実用的なお金の知識を求めています。ティーンエイジャーまたは二十代の、これから仕事を見つけていく若者が資産設計していくにあたって読むべき本や、お金のプロの方の推薦書はありますか? また、今後すべきことなどがあったら教えてもらえるとうれしいです。(10代後半 独身 男性)
アラサー女子「結婚に金銭的メリットはありますか?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。結婚してお得になるという制度はありますか? 彼はいますが、仕事はしばらく辞めたくなく子供が生まれる予定もないなかで、結婚する意義がわかりません。同棲でもよいのではと思ってしまいます。 金銭的な面で扶養に入ったほうが得になるなどメリットはあるのでしょうか?(20代後半 独身 女性)
借金90万… 返しても返しても減らない「リボ払いの病」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。借金返済について質問させてください。私は今年30歳になるのですが、現在クレジットカードのリボ払い残高が約40万円、銀行からのキャッシングが約50万円ある状況です。月々の手取りは24万3,000円なのですが、会社組織になっていないため、年金、健康保険は自分で支払っています。仕事の関係上、領収証を切れない飲み会も多く、出費が多い状況です。現在はリボ払いを毎月5,000円、キャッシングを毎月1万円返済していますが、一向に減る気配はありません。貯金額は恥ずかしながらゼロです。過去の自分が愚かであったことは理解しておりますが、返済計画についてアドバイスをお願いいたします。(匿名希望)
相続税の疑問 税務署はなぜ私の資産を知ってるの?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。一昨年に祖母が亡くなり、相続が発生したため相続税を納めました。相続税そのものは税理士さんにお願いして正しく納めたつもりですが、万が一、見解の相違などがあって修正申告することになると多額のお金を支払わなければならなくなりますので心配です。相続税の税務調査はどのような時期に、どのようなかたちで入るのでしょうか? また、税務調査が終わって、もう修正申告をしなくてよいことを知る方法はあるのでしょうか?(30代後半 独身 男性)
医者の家計簿:生活費は年1000万円、将来は大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。町のクリニックで常勤の医師をしています(開業医ではありません)。家族は妻34歳、娘2人(4歳、0歳)、子供が増える予定はありません)。夫婦お互い一人っ子で、両親はリタイア済ですが健在。現在は皆、60代後半で、将来的に全員の面倒を看る可能性があります。同居が可能であればその選択肢もありますが、施設に入居しなければいけない場合も人的・金銭的な援助を行うつもりです。妻は看護師でしたが、現在は専業主婦ですので、私一人で一家4人から最大8人を金銭的に支えなければならなくなる可能性があります。将来の出納と資産運用についてアドバイスいただけますでしょうか?【収入】・クリニックより額面月収130万円(手取り月90万円程度)・アルバイト先より額面月収260万円(手取り月200万円程度)・源泉徴収で10%程度引かれていますが、加えて確定申告で30~35%程度を支払っています。・いずれもボーナス、退職金はありません。・5年から10年後、系列のクリニッ
故人の銀行口座をすべて“発見”する方法はありますか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。銀行破綻時の預金保険額が1,000万円までということでいくつかの銀行口座を持っています。また定期預金の金利キャンペーンや利便性などに惹かれて作成したネット銀行や銀行のインターネット支店の口座も複数あります。そこで口座管理方法についてお聞きしたいです。ネット専業銀行や銀行のインターネット支店などの多くは通帳を発行しておらず、一部はカードすらありません。そのため、万が一、私に不慮の事態があった際に、家族がこうした口座にある資産をきちんと「発見」できるのかと、ふと心配になりました。届けを出せば、日本の銀行にある口座を一括して見つけてもらえるような社会制度などはあるのでしょうか?ない場合は、やはり銀行ごとのID・パスワード・各種アクセスキーなどを紙にしたためて保存しておくなどの自己防衛手段をとったほうがよいのでしょうか? ただ、これはセキュリティ的にイマイチ不安です。(30代後半 独身 男性)
40代の保険再入門:独身の私にピッタリの保険を選びたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。私は40代女性です。20代のときに加入した更新型の生命保険に毎月8,000円ほどを支払っていますが、正直割高だと思っています。加入時は、親のことを考えて入院保障より死亡保障を重視した内容にしましたが、今後は自身の入院保障を重視したかたちに保険を見直したいと考えています。まず聞きたいのは、医療保険と生命保険は分けたほうがよいか、ということです。そして、更新型と終身型どちらを選ぶかも迷っています。最近はネットで保険の契約ができるようになっていますが、対面契約と比較すると、どのような違いや特徴があるのでしょうか。また、ほかに気になるのが保険の見直しを行うタイミングです。数年ごとなのか、ライフイベントが発生するときなのか、見直ししたほうがよい時期についても教えてほしいです。よろしくお願いします。【私の現在の家計状況】収入:給与が手取りで400万円資産:貯金が800万円程度離婚して独身、子供なし。しばらくは働いて、ゆくゆくは親と同居する予
29歳社長年収800万円、老後後悔しないお金の使い道は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。29歳、IT系の1人社長をしています。年収は約800万円、貯金は2,000万円(うち資本金が500万円)ほどあります。老後のために小規模企業共済を満額の年間84万円、個人型確定拠出年金を月額1万5,000円積み立てています。節税対策のために確定拠出年金を満額の月6万8,000円に変更したほうがいいのか、もしくはほかの投資に目を向けたほうがよいのか悩んでいます。また現在、彼女と同棲中で、ゆくゆくは結婚して都内に一戸建てかマンションを購入したいと考えています。住宅購入の頭金を増やすために、今はなにもせずに、しっかり貯金を行ったほうがよいのでしょうか? 希望として住宅は総額5,000万円ぐらいの物件を望んでいます。1人社長の私では住宅ローンの審査が通らないと思いますので、上場企業に10年ほど勤務する彼女がローンを組む予定です。学生時代に100万円ほど損をしたので、投資には手をつけていません。確定拠出年金を満額の約82万円に変更
金額ではなかった 遺産相続でよく揉める2つの原因にご注意
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。私の父は現在75歳、先日帰省した際に相続の話になりました。私は二人兄弟ですが、二人とも東京に出てきており、戻る予定はありません。実家を処分したあとの資産は、500~600万円も残らないかと思っているのですが、今のうちに契約や遺言作成などを済ませておきたいようです。さほど資産が残らないとなると、金融機関などが行っている遺言作成の費用ももったいなく感じています。ただ、自分で書いて判子を押して意味があるのかわからず……。変な緊張をもたらさないためにも、どうすればよいのかアドバイスをいただけますでしょうか。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
65歳までに総資産1億円を計画、法を守って節税したい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。55才の会社員、妻と3人の子供がいます。現在の資産は3,000万円。すべて自分名義の口座です。マンションの価値は暴落して1,000万円、こちらも私の名義です。今後の資産運用としては毎月40万円を投入して、65歳までに1億円を計画しています。その後は年金とその1億円の利息で生活していく予定です。 しかし、このままだと財産分与で相当な税金を払わなければいけないと思っています。妻や子供に名義を移し、税法を守りながらどのように節税すればよいのか。ご指導ください。(50代後半 既婚・子供3人 男性)