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なぜドルが下落?コロナで揺れる「市場心理」の捉え方
ドル安と円安の並存が今後の基本シナリオ
ここ最近の為替市場における顕著な特徴はドル高修正の進捗です。ドル円相場だけを見ているとなかなか気づかないのですが、5月中旬以降、多くの通貨に対してドルは値を下げました。それでは、現下の状況を詳しく解説したいと思います。
コロナは雇用と自殺者数にどう影響?最新データから読み解く
数字で見るコロナ禍
景気ウォッチャー調査は、調査期間が毎月25日~月末までです。現状判断DIが7.9と史上最低となった4月の調査時期には、全都道府県に緊急事態宣言が発令中で、当初5月6日までの期間のさらなる延長観測が流れていました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が3月に比べ一段と経済に大打撃を与えていることを示唆するものでした。うち雇用関連・現状判断DIは6.3となり、雇用面の悪化が懸念される数字になりました。5月調査では25日に緊急事態宣言が全国的に解除されたこともあり幾分持ち直し、現状判断DIが15.5、うち雇用関連・現状判断DIが10.7となりました。全員が「やや悪い」と答えたDIが25.0であることから持ち直したといっても、極めて厳しい数字であると言えます。新型コロナウイルス感染拡大の影響下、雇用の代表的な数字である完全失業率や、それに関連する自殺者数などの直近の統計数字はどうなっているか、見てみましょう。
「ブルーマンデー症候群」の対処法を知って、コロナ在宅勤務明けを快適に過ごす
在宅勤務から通常勤務への心身のモードチェンジをスムーズに
「仕事が始まる月曜日の事を考えると仕事のプレッシャーから気分が憂鬱になる」、ブルーマンデー症候群が現在増えてきています。コロナによる在宅勤務から会社出社が始まり、朝起きれるか不安になる。電車に乗ることへの恐怖や自転車・車で出勤する事への億劫さなどから、自宅を出て出勤すること自体がストレスとなり、ブルーマンデー症候群を引き起こしています。
いきなり!ステーキ、ひっそり「大量閉店」拡大
コロナはどう影響?
新型コロナウイルスの影響で外食産業が大きな打撃を受ける中、不振のペッパーフードサービスが運営する「いきなり!ステーキ」の大量閉店がひっそりと拡大しています。2019年12月末時点で493店だった国内店舗が、2020年5月末は414店にまで減少。今年に入ってから79店舗を閉店したことが、5月の月次動向の数値から明らかになりました。2020年中に不採算の74店舗を閉店すると発表していましたが、新型コロナウイルスによる影響を受けてか、それを上回るペースでの閉店に踏み切っているようです。
テレワークは朝1時間で9割決まる!生産性を上げてメリハリがつく「モーニングルーティン」のすすめ
「意思が弱い」と自分を責めないで
新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出を控えるなか、テレワーク、時差通勤、遠隔教育 を始める人が増えました。テレワークによって「通勤時間がなくなりストレスが減った」という意見もある一方で、・メリハリをつけるのが難しくリフレッシュできない・「やろう!」と思っていたことはたくさんあるのに、ついダラダラして進まない・家族と一緒の部屋で仕事をしているので集中力が続かない・不安感からついTVやSNSでコロナ関連のニュースを見てしまい、仕事が止まるなどといった悩みもよく聞きます。今まで「通勤」「対面での仕事」「職場で同僚と一緒にデスクで仕事を頑張る」という、ある意味「意思」や「やる気」を出さなくても良い「強制力」によって、仕事の生産性を上げてきました。その強制力が急になくなり、自分でなんとか頑張らないと回らない状態に放り出されてしまったのが今なのです。そこで、朝活の第一人者であり『「朝1時間」ですべてが変わるモーニングルーティン』の著者・池田千恵さんに、テレワークでも生産性を落とさないタスク管理の習慣について聞いてみました。
コロナで増えた投資初心者の傾向は? 「買った銘柄」と「参加のタイミング」を調査
リーマンショック後を超える勢いに
新型コロナウイルスの影響を受け、株式市場の値動きが荒くなっています。リーマンショック以来の大暴落となったコロナショックと、コロナバブルと呼ばれるその後の株価回復により、多くの投資家が値動きの難しさを実感。その一方で、暴落を機に株式投資に参加したビギナー層は「バイ&ホールド」というシンプルな方法でうまく利益を伸ばしているようです。さて、ビギナー層はどんな銘柄を買ったのでしょうか?
今後有望なのは?株価の戻り「早い業種」「遅い業種」
コロナ暴落以降の戻り相場
株式市場は、コロナショック以降の下げ幅を全て取り返す形で戻りが続いています。実体経済も最悪期は脱していますが、世界的に見ると未だに新型コロナウイルス感染拡大への警戒感が強く、回復は鈍い状況です。経済の先行きに対してはさまざまな機関が予測を出していますが、その多くは、新型コロナウイルスの感染拡大が表面化する前の水準である2019年レベルを取り戻す時期を、2021年後半から2022年とレポートしています。このように実体経済の回復に時間がかかると予想されている中で、株価が急速に戻している背景には、世界各国で行われている強力な量的緩和があります。この緩和が債券市場への投資を減少させることにより、株式市場への資金流入につながっているのです。
「コロナバブルだからいずれ下がる」が大間違いの理由
株価は何を反映しているのか
先週発表された5月の米雇用統計は予想外の改善を見せました。これを好感した株式市場は上昇に弾みがつきナスダック総合は史上最高値を更新しました。日経平均も2万3000円の大台を回復しました。コロナで急落する前の2月21日終値は2万3,386円ですが、「コロナ前」をもっと長く見れば日経平均は2万3000円~2万4000円のレンジで推移していました。その意味では2万3000円の大台回復なら、ほぼ「コロナ前」に戻ったと言えるでしょう。
積立投資の実力検証、「毎日積立と毎月積立」有利なのはどっち?
後編 この結果であなたが選ぶのは…
前回、毎日積立でS&P500と日経平均株価に連動するインデックスファンドを購入した場合、実際にどの程度の損益になるのかをシミュレーションしてみました。そこで今回は、毎日積み立てる場合と、毎月積み立てる場合のいずれが有利なのかを比較検証してみましょう。
コロナで「明暗くっきり」苦戦するアジア新興国の共通点
どこで差がついたのか
新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、直近は多くの国で制限が緩和されている一方で、ブラジルなど中南米で感染者増が顕著になるなど、二極化が鮮明になってきました。また、アジア新興国においても、回復の兆しが出てきた国がある一方で、いまだに感染者増加が懸念されている国もあります。明暗がはっきり分かれてきたアジア新興国の現状について考えてみます。
「上昇相場」でありがちな失敗、「下げたから買う」が危険なワケ
「買い場」を見つけるには
日本の株式市場も米国の株式市場もつい数か月前には「市場最大の下げ幅」などといって大きな下落となったものが、今度は「史上最高値更新」というような状況になっています。
妻はなぜ、家事育児の"対話なきワンオペ"に陥るのか?
ワンオペ経験「7割」より由々しき数字
期の変わり目である3月から4月にかけて、夫が転勤で単身赴任になった方もいるかもしれません。 徐々に企業側も社員側も意識が変化しつつあるとはいえ、今も会社都合による、転居を伴う転勤が行われています。夫の単身赴任によって、子どもたちとともに残された妻は、必然的に家事育児のワンオペ状態になります。
いまの株価は実体経済と乖離している?
実体経済を経済と業績から確認
新型コロナウイルスの影響で株式市場が急落した3月。多くの個人投資家がどこまで株価は下落していくのかと不安になっていましたが、それから2ヵ月以上が経過し、日本だけでなく欧米の株価も順調に値を戻しています。一方で、3月以降に発表された経済指標や企業業績は軒並み悪化しています。なかには史上最悪レベルのものも散見されるため、株価と実体経済の乖離をみて、「コロナバブル」という言葉をメディアで目にする日も増えました。今回は足元の実体経済について見ていきましょう。
市場参加者「びっくり」5月の雇用統計、ドル円相場はどうなる?
「底打ち」でも懸念材料は…
米国内での経済活動再開(Reopen)が始まる中で、6月5日に発表された米5月雇用統計は、事前の市場予想よりも強い内容となりました。もともと、2020年5月中に発表されたソフト・データを中心とする他の米指標が、米経済の底打ち感を示していたことで、市場参加者の大半は「雇用減に歯止め」あるいは「失業増に歯止め」を期待していたものと思われます。
「4年サイクル」の大底通過か?コロナショックを経て堅調株価
「2番底」懸念一段と遠のく
新型コロナウイルス感染の第2波警戒や米中対立の不透明感がくすぶる中でも、日本を含む世界主要市場の株価は堅調を持続しています。日経平均は6月に入り約3ヵ月ぶりに2万2,000円台を回復、内外での経済活動再開が広がりをみせる中、主要各国での金融・財政政策の積み増しで、景気最悪期からの脱出観測が一段と高まっています。従来のショック安では1番底の数ヵ月後に厳しい2番底を試す動きが出るなど、本格底入れに時間経過が必要なケースも少なくありませんでした。しかし今回は短期間で底入れ完了し、着実な復元過程に入った可能性を感じさせます。
コロナショックでもほぼダメージなし、ラテまっちゃさんのポジション管理法
買いと売りを両方持つ
2012年から株を始め、資産を100倍まで伸ばしてきた個人投資家のラテまっちゃさん。コロナショックはラテまっちゃさんにとっては過去に経験したことがない大きな暴落でした。それでもほぼダメージなく、むしろ利益を掴むことができたのはなぜなのでしょうか。ショック下のトレードを振り返ってもらいました(取材は5月24日に行われました)。
「米国社会が分断」でも続く株高に警戒が必要な理由
複雑化する政治情勢
米国株式市場では、3月下旬以降の反発が6月に入ってからも続き、6月3日時点で、S&P 500株価指数は3月23日の大底から約40%上昇して、2月の最高値からの急落の8割程度を取り戻しました。迅速かつ大規模な金融財政政策によって、一時の都市封鎖から経済活動が早期に正常化するとの期待が株高を支えています。
「損切り」の目安はどう決める? 元証券ディーラーが語る「売買ルールづくり」
ナンピンの是非は?
元証券ディーラーで現在は個人投資家のたけぞうさんは、損切りについてどう考えるでしょうか。著書の『50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資』(ぱる出版)より一部抜粋してお届けします。