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荒れた相場で大事な4つのこと、投資はあくまで人生の“脇役”である
目まぐるしく動く相場の中でどう考える?
4月7日、新型コロナウイルスの感染者が急増していることを理由に、東京など7都府県を対象に「緊急事態宣言」が出されました。生活の維持に必要な場合を除いて、外出が自粛となりました。筆者も在宅の時間が増え、ニュースやSNSを見る機会が多くなっています。株式市場も大荒れですが、投資家の発言や行動で気になる部分がありましたので、この相場と向き合うときに大事なことを4つ共有したいと思います。
新型コロナで景気失速したアジア新興国の深刻な現状
利下げも焼け石に水
新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。感染の中心地は、欧州や米国などに移っていますが、アジア新興国もそれぞれ緊急対応に追われています。各国がどういった影響を受けているか、その中でどのような対応でこの事態を乗り切ろうとしているか、各国の置かれている現状と直近実施している政策等を挙げてみたいと思います。
「最悪シナリオ策定」に躍起、金融市場の行方はどうなる
一部は収束後の相場を見据えている?
4月3日に発表された米3月非農業部門就業者数(NFP)の速報値は、市場予想の前月比▲10万人よりもかなり弱い▲70万1千人となりました。市場予想よりはかなり弱かったものの、もともとこの速報値は5月には大幅下方修正されることが予想されており、市場反応の指標への反応(ドル下落、米金利低下)は一瞬で終わってしまいました。
株歴30年の元証券ディーラーが語る、今から株を始める人がするべきこと
2つの視点を持つ
元証券ディーラーのたけぞうさんは、個人投資家向けのセミナーなどに登壇し、ディーラー時代の経験や株の魅力などを伝えています。30年を超える株歴の中で実感している株の魅力と、これから株を始める人へのアドバイスを聞きました。
年収130万のパート主婦が年収200万稼ぐと、何がどう変わるのか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、年収を130万円に抑えて働いているという50代のパート主婦。できれば年収200万円になるまで稼ぎたいといいますが、夫の扶養から外れることや家族手当が支給されなくなることを考えると躊躇してしまうようです。FPの鈴木さや子氏がお答えします。 現在、年収を130万円に抑えてパートで働いています。収入を増やしたいのですが、この職場では社会保険に入れないと言われました。そこで、ほかの会社でも掛け持ちで働いて、年収を200万円くらいに増やそうかと考えています。問題は、どちらの勤務先でも社会保険に入れないので、主人の扶養から外れて国民健康保険に入らなければならなくなります。年齢的にあと10年くらいしか働かないとして、将来受け取る年金が増えるとは思えませんし、主人の会社の家族手当が年17万円くらいあるので、それも支給されなくなることを考えると、やはり130万円に抑えて働いた方がいいのではと悩んでいます。iDeCoなど、少しでも収入増につながる対策があれば教えて
コロナで「戦後最悪」に向かう世界経済、日本はどうなるのか
期待される政策対応
新型コロナウイルスは世界中で感染拡大に歯止めがかからない状況が続いています。各国で商業施設の営業停止や外出禁止令、渡航制限が発令され、感染の抑え込みと引き換えに経済活動を停止させています。
リーマンショックを乗り越えた元証券ディーラーが語る「暴落時の立ち回り方」
個人投資家には休むという選択肢もある
元証券ディーラーで個人投資家のたけぞうさんは、バブル経済期に証券会社に入社。その後、ディーラーとしてITバブル崩壊やリーマンショックなど数々の修羅場をくぐり抜けてきました。新型コロナウイルスで揺れる今の相場をどう見ているのでしょうか。
「コロナショック」がリーマン時と決定的に異なる理由
「見えない敵」ではあるが…
今回のコロナショックを2008年のリーマンショックと比較する例が増えています。株価下落の大きさやVIXの跳ね上がり方など、いずれもリーマンショックに並ぶか、またはそれを超えるような衝撃です。マーケットで起きたイベントも同様です。前回の金融危機ではリーマン・ブラザーズ破綻を引き金とする市場の大混乱に先行する格好で、割安な銘柄が一段と売り込まれ、割高な銘柄が一段と買われた、いわゆる「クオンツショック」というものが起きました。多くのファンドが統計的にはありえないほどの損失を被りました。サブプライムローン問題の余波で、当時最大手のヘッジファンドのひとつだったゴールドマン・サックスの「グローバル・アルファ」が解約に迫られてポジションをアンワインド(巻き戻し)したことが発端でした。今回もまた、3月半ばには異様な値動きをする銘柄が多く見られましたが、やはり世界最大級のヘッジファンドのアンワインドが発端ではないかと見られています。
「コロナショック」で中小型株がリーマン時より劣勢の事情
過去の下落局面との違いは
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、TOPIXは1ヵ月の間に約3割下落しました。過去の下落局面と比較すると、今回は業種、時価総額規模、業績などに関わらず一様にパニック的な売りが発生し、その中でも中小型株がアンダーパフォームしています。
あらゆる試験を突破する「暗記のすごいコツ」
ペーパー試験は暗記が明暗を分ける
春からの新生活にむけて勉強を始めたものの、覚えることが多くてすぐに忘れてしまう……そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。資格試験・大学入試・社内の昇進試験など、いわゆるペーパー試験の合格のカギは「暗記」にあります。勉強した内容を暗記して、試験会場で答案用紙に適切に吐き出すことができれば、どんな試験にだって受かるのです。難しいのは、どうやって暗記したらいいのか――。この一点に尽きるといえます。ここでは『図解でわかる 暗記のすごいコツ』の著者・碓井孝介氏が、有効で効率的な「暗記のコツ」を紹介します。すぐに真似できる方法ですので、ぜひあなたの勉強生活に取り入れてください。
「コロナ相場」で中長期を見据える投資家に必要なコト
動揺が続くグローバル市場
新型コロナウイルスの世界的な広がりを受けて、グローバル株式市場が乱高下に見舞われています。他の市場が拠りどころとする米国市場でも混乱が続き、3月16日のNYダウは前日比2,997ドル安と過去最大の下げ幅を記録しました。欧州でも主要な株価指数が軒並み大幅下落となり、世界中で強大なマグニチュードを伴う株安が進行しています。新型コロナウイルスという見えない敵と戦う各国は、感染拡大を阻止するための対策を強化するとともに、景気悪化を回避すべく必要な金融緩和措置や企業向け支援策などの財政支出を講じています。当面ウイルスの広がりには予断を許さないものの、各国が対応策を積極化している点を踏まえれば、現在の危機はいずれ乗り越えられると考えます。
“50億円利益を上げた”たけぞう氏が語る、証券ディーラーの「待遇」と「運用戦略」
10億円を任されたことも
たけぞうさんは、証券会社時代に50億円もの利益を生み出した敏腕ディーラーです。現在は個人でトレードと向き合うとともに、株の魅力を広める活動に積極的に取り組んでいます。約30年前、株の世界に入ったきっかけとディーラーの仕事内容について聞きました。
仮想通貨の納税を拒否するとどうなる?税務署からの「お伺い」を無視すると怖い現実が
【後編】脱税とみなされたら起こること
ビットコインなどの暗号通貨(仮想通貨)で得た値上がり益は「雑所得」として総合課税の対象になりますが、もし税金を納めなかったらどうなるのでしょうか。今回は、暗号資産の納税申告をしなかった先に待っている、怖い現実について説明します。【前半】いよいよ税務当局が動き出した?仮想通貨で儲かった人が今、注意するべきことは税金
米失業保険申請、300万件超と過去最高でも「株高」の不思議
わずかな期間で一変した雇用環境
新型コロナウイルスの感染拡大で、世界の金融市場の動揺がなかなか収まりません。米国の複数の州や欧州各国は外出制限などを実施。工場の生産停止なども相次いでおり、ヒトとモノの動きのストップに伴う景気下振れへの警戒感が市場を覆っています。
日本株が世界のリード役?株価急反発で最悪期通過の気運も
新型コロナの封じ込めに期待
新型コロナウイルスの猛威は3月に入ると欧米各国に及び、米ニューヨークはじめ主要都市での外出制限という事態に至っています。景気への深刻な打撃を懸念して、全世界でパニック的なリスク資産処分が一段と加速しました。日経平均や米ダウ工業株30種平均など、主要指数は直近高値からの下落率が3割を超え、2008年のリーマン・ショックを彷彿させる展開となりました。が、先週は一転して日本株をリード役に週初から軒並み急反発、最悪期通過の気運も浮上しています。極端な景気悪化をおおむね織り込んだと見られるうえ、主要国の大規模な金融・財政政策が出揃いつつあること、新型コロナウイルスの封じ込めに向け、本格的な外出制限・移動制限がいずれは効果を上げるとの期待が支えとなっています。
40歳、投資初心者「コロナショックのいま投資を始めるなら?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、将来のために投資を始めたいという40歳主婦。初心者の自分が、いま始めるならどんな投資がよいのか知りたいといいます。FPの伊藤亮太氏がお答えします。共働き夫婦です。私は今年40歳になります。子育てにまだまだお金がかかりそうですが、将来のために投資を始めたいと考えています。夫はもともと投資に積極的で、多種多様な商品に投資をしています。私はまったくの素人です。そこで、いま始めるならどんな投資がよいか教えていただきたいです。現時点で私が投資にまわせる資産は現金で1000万円。社内預金(財形)や教育費の貯蓄は別にあります。このまま貯蓄しているだけではダメだと肌で感じていますが、何も行動を起こせずにいるので不安に感じています。〈相談者プロフィール〉・女性、40歳、既婚(夫:53歳、会社員)・子ども1人:10歳・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:70万円・年間の世帯の手取りボーナス額:250万円・毎月の世帯の支出目安:40万円
つみたてNISA初めての暴落…やってはいけないことは?長引いたときの対応
一時的に大きく値下がりしていても
世界的な規模で感染が拡大している新型コロナウイルス。毎日のように感染者のニュースが報じられています。学校が休校になったり、仕事が減ったり、東京オリンピックまで延期されたりと、さまざまな変化が出てきています。株式市場でも、コロナウイルスの拡大をきっかけに世界同時株安が発生し、底が見えなくなっています。ですから、つみたてNISAに取り組んでいる方は特に、「このままで大丈夫だろうか」と思われるのも無理もないでしょう。そこで今回は、つみたてNISAの初めての暴落にあたり、やってはいけないこと・やるべきことを紹介します。
都市封鎖が与える「リーマンショック級」経済インパクト
戦後最大規模の不況に再びなるか
世界の株式市場は、新型肺炎の米欧での感染拡大が判明した2月24日から急落。ダウ工業株30種平均など主要株価指数は、2月半ばの高値から一時30%以上、わずか約1ヵ月で下落しました。この激しい値動きは、2008年に起きたリーマンショック以来の、金融市場・経済の危機が起きていることを示しています。新型肺炎に伴う危機到来に対して、米欧の政策当局は大胆な政策対応を矢継ぎ早に繰り出しています。FRB(米国連邦準備理事会)など複数の中央銀行が、早々に政策金利をほぼゼロに引き下げ、大規模な資産購入を再開しました。