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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
転職で減る退職金、「使わずに持ち運ぶ」が老後の備えに
転職先の年金に移動できる
あなたは転職を考えたことはありますか?総務省の労働量調査によると、10代~30代を中心に毎年約20人に1人が転職をしています。転職活動時は転職先の年収が気になるでしょうが、同時に「退職金」がどうなるのかも気に掛けておくことが大切です。なぜなら、転職によって定年退職時に受け取れる退職金が比較的少なくなることが珍しくないからです。「転職で老後貧乏に……」とならないよう、退職金の支給額の決まり方や転職時の退職金の活用方法を知っておきましょう。
方南町駅でホーム延伸、「丸ノ内線」は便利になるか
6両編成列車が発着可能に
7月5日に実施された東京メトロ丸ノ内線のダイヤ改正。その目玉は、分岐線・方南町駅に6両編成の列車が入線できるようになったことです。レールファンの間で大きな話題となっている、今回の丸ノ内線ダイヤ改正。注目ポイントを解説します。
2〜4週間もあるイタリアの夏休み、それでも社会が回るわけ
担当者がバカンスで不在でも…
すっかり気温も上がって、夏の足音が聞こえてくる季節になりました。夏休みの予定はもうお決まりでしょうか。夏休みの計画を立てる上で気になるのは、やはり期間です。本音を言えば有給も活用してできる限り長く休みたい。でも同僚との兼ね合いもあるし、プロジェクトによってはカレンダー通りの休みしか取れないこともあるかもしれません。仕事を止めてまで休むのはさすがに気が引けます。一方、ヨーロッパでは労働者の「休む」権利が重視されており、夏になると会社員でも2〜4週間の休みを取ってバカンスに出かけます。日本の基準からするとかなり長い休暇ですが、その間仕事はどうしているのでしょうか。
元凶はオムニ7?「7pay」のセキュリティがお粗末な根本原因
わずか4日で登録中止
セブンイレブンのモバイル決済サービス「7pay」の不正利用騒動。7月4日時点で、被害者900人、被害総額5,500万円という大きな被害が見込まれています。なぜ、大企業が満を持してリリースした決済サービスが開始早々から、このような結果になったのでしょうか。その根本原因を探ってみました。
「アイスが売れる夏は株価が高い」には2つの理由があった
今年の夏はどうなる?
関東地方の例年の梅雨明けは7月21日頃。もう少し雨のシーズンは続きそうです。とはいえ、7月は夏本番に向け、気温も少しずつ高くなっていきます。暑くなってくると食べたくなるのが、アイスクリームやシャーベット。午後のおやつにアイスが食べたくなったり、夕食後にシャーベットを食べる人も増えてきます。ところで、このアイス。景気や株価と意外な関係があるようです。今回は「アイスを食べる人が多い夏は株価が上がるメカニズム」を解説したいと思います。
元銀行アナリストは「仮想通貨」の現状をどう見ているか
個人投資家はどう向き合うべき?
最近、暗号資産(以下、仮想通貨)が再び脚光を浴びています。代表的な仮想通貨であるビットコインの価格がこの数ヵ月の間に大きく上昇しましたし(直近は一時下落)、米フェイスブックが新たなデジタル通貨「リブラ」の事業計画を発表して、各国の政府や中央銀行の今後の対応も注目されています。今回は、すでに取引されているビットコインなどの代表的な仮想通貨について、そもそも金融商品としてどう評価すべきか、長くアナリストとして銀行業界を分析してきた経験を踏まえて、考えてみたいと思います。
アメリカの雇用統計が日本でも注目される理由
7月5日に最新統計が発表
ニュース番組などを見ていて、「アメリカの雇用統計が発表されました」というフレーズを聞いたことがある方もいるかもしれません。筆者の所属するマネックス証券もそうですが、「雇用統計実況中継」などのタイトルで雇用統計の発表をネットで生配信する証券会社も多いことから、雇用統計についてはご存じの方も多いのではないでしょうか。アメリカの雇用統計は、非常に重要視されている経済指標です。6月分は日本時間の7月5日21時30分に公表されます。今回は、なぜ米国の雇用統計がこれほどまで重要視されるのか解説します。
楽天・三木谷氏が私財を投じて「がん新治療」に乗り出すワケ
がん治療に“第5の道”?
長年にわたって日本人の死亡原因の1位であり続けている病気、がん。楽天の三木谷浩史・会長兼社長が会長兼CEO(最高経営責任者)を務めるバイオベンチャー「楽天メディカル」が、新しいがん治療法の開発について記者会見を開き、三木谷会長自らが思いを訴えました。なぜ、医療と接点のなさそうな楽天が、「光免疫療法」という新しいがん治療の開発を参入するのでしょうか。会見の内容から探ります。
景気が悪いことを一番実感できる指標とは?
大きな視野で経済と向き合おう
『経済指標って何?ニュースを見て数値を分析するクセをつけよう』、『経済アナリストがスーパーで密かに追っかけてしまうモノ』と2回にわたって、経済指標について話してきましたが、今回でこの経済指標シリーズは最後です。経済指標は非常に種類が多ので、全てをくまなく確認して分析するのは難しいもの。過去2回に学んだ国内総生産(GDP)と消費者物価指数(CPI)、そして、今回学ぶ完全失業率の3つの経済指標を今後は確認する習慣を身に付けてもらえればと思います。
中期計画を「達成する会社」と「しない会社」は何が違う?
達成企業に興味深い傾向
企業と投資家・株主の対話を活性化させるツールとして、中期経営計画(中計)の重要性が高まっています。一般的に中計で設定した定量目標の達成率は低く、数字そのものよりも、目標を達成するためにどのような施策を打つかということが重要という意見もあります。中計で設定した定量目標を達成した企業と達成できなかった企業を比較すると、どんな違いがあるのでしょうか。調べてみたところ、達成企業で興味深い傾向がみられました。
今の自分と未来の自分への投資のバランス…お金の不安と上手く付き合うには?
自分だから描ける未来の満足と今の満足
最近ニュースを騒がせている年金問題。働く世代にとっては耳が痛いニュースに不安を感じることも多いのではないでしょうか。コツコツ働いて払った年金が、「自分達の老後には戻ってこないかもしれない…」「2000万も貯蓄しなければいけない…」と不安を煽る言葉がいたるところに溢れています。また一方では若い世代になればなるほど、健康寿命も長くなり、100歳まで元気で生きられるという「人生100年時代」についての話題も多いですよね。"健康に長生きする"それだけ聞くと素敵な話ですが、元気であればその分楽しみたいと思うもの。ただし、楽しむとなると当然、元手が必要。そう考えると「将来、年金がもらえないなら今から節約して貯金に励まなきゃ」と今の生活の満足度を下げて未来に備える方もいるでしょう。しかし、不安を感じすぎて、今をおろそかにしすぎてしまっていいのでしょうか。自分の人生において未来の満足と今の満足のバランスを取ってあげるのは自分自身だからできることです。強い印象が残るニュースの数字に振り回されず、自分の中に目を向けてあげると少し変わってみえてくるかもしれません。
不動産投資1DAYスクール2019 イベントレポート ~前編~
ゼロから成功させるための知識やノウハウが学べるビッグイベント
2019年5月25日(土)、年に1度のビッグイベントとして東京で毎年5月に開催されている不動産投資1DAYスクールが東京・JPタワー ホール&カンファレンスで開催されました。将来に向けて、少しずつお金を増やしたい方、知識ゼロから不動産投資の特徴やメリットとデメリットについて学びたい方、不動産投資で成功を収める著名な講師の成功事例や最新情報を聴きたい方約名にご来場いただき、ゼロから成功させるための知識やノウハウが学べるビッグイベントとなりました。その講演の中からこのイベントレポートでは前編として5社の講演内容を要約してお届けします。
バリキャリ母が「新たな食のシェアサービス」を始めた理由
共働き世帯にじわり拡大
栄養士や調理師が自宅で数日分の作り置き料理を作ってくれる出張作り置きサービスが、働く世代を中心にじわじわと広がっています。この「シェアダイン」を仲間とともに起業した井出有希さんは、外資系の金融機関やコンサル会社で忙しく働くビジネスウーマンでした。バリバリのキャリアママは、なぜ畑違いにも思われる出張作り置きサービスを起業したのでしょうか。立ち上げに至った経緯と、今後の事業ビジョンについて聞きました。
G20明けの日経平均は急伸、勢いはしばらく続く?
“二重の期待”が相場の追い風に
7月最初の株式市場では、日経平均株価が前日比454円高と急伸しました。週末に開催されたG20大阪サミットで、これまで懸案とされてきた米中貿易協議に大きな進展が見られたためです。しかし、マーケットには相場の先行きを慎重に見る向きもあるようです。個人投資家は当面の間、株式市場とどのように向き合ったらよいのでしょうか。
今こそ「有事の金」?ゴールドへの投資価値を考える
資産ポートフォリオに組み込むべき?
昔から、人々に宝飾品として好まれている金(ゴールド)。“腐る”ということがないので、価値の貯蔵としても利用されてきました。長らく通貨としても利用され、今でも世界の中央銀行が資産として保有しています。もちろん、資産運用として金に投資する投資家は多く、先物取引も整備されています。今回は、宝飾品としての金ではなく、投資先としての金の魅力について考えてみます。
ちょっぴりネガティブ「すみっコぐらし」が大人に刺さる理由
リラックマも生んだサンエックスの戦略
「ここがおちつくんです」がキャッチコピーのキャラクターシリーズ「すみっコぐらし 」。企業とのコラボレーショングッズを含めて店頭で見かけない日はなく、3月25日に発表された「日本キャラクター大賞2019」では、見事グランプリを受賞しました。7周年を迎えた今も安定した人気を見せています。すみっコぐらしはキャラクター商品全体の売り上げ累計は現在200億円。ライセンシー社数は、170社(2019年現在)となっています。すみっコぐらしはキャラクター開発とオリジナルデザインの文房具や雑貨の製造販売を手がける「サンエックス」のオリジナルキャラクター。「リラックマ」や「たれぱんだ」といった数々のヒットキャラクターを生み出してきた会社です。老若男女から愛されるキャラクターデザインはどのように行われたのでしょうか。さらにファンを飽きさせない商品企画の背景について、すみっコぐらしの生みの親であるデザイナーのよこみぞゆりさんと、キャラクター事業部の桐野朋子さんに話を聞きました。【画像7枚】「すみっコぐらし」の魅力がわかる!珠玉の画像一覧はこちら
仕事には役立った?92.2%の主婦が「もう一度学び直ししたい」
理由は「新たな仕事に就くため」が最多
学校を卒業し、働くようになってから、もっと学校で勉強しておけばよかったな、と後悔したことはありませんか?もう一度勉強をやり直そう!と思っても、簡単に会社を辞める訳にもいかず、そう簡単に踏ん切りがつけられるものではありません。文部科学省の資料によると、2015年に高等教育機関(4年制大学)に入学した25歳以上の人の比率は2.5%。OECD加盟国の平均値16.6%と比べると、極端に低い数値になっています。もう一度学び直したいと思った時、その学び先が必ずしも4年制大学とは限りませんが、相対的に見て、日本は他国より学び直しがしづらい環境にあるようです。しゅふJOB総研で、仕事と家庭の両立を希望する"働く主婦層"を対象に学び直しについて調査したところ、みなさん学び直しに対して高い意欲を持っていることがわかりました。
レアル久保建英、バルサとの契約条件の差に潜む商業的思惑
なぜ1億円近い年俸差が生じた?
スペインの名門サッカークラブ「レアル・マドリード」への移籍が決まった、日本代表ミッドフィルダーの久保建英選手。6月29日のFC東京vs横浜F・マリノス(味の素スタジアム)の試合終了後には、壮行セレモニーが行われます。久保選手といえば、レアルの長年のライバルチームである「FCバルセロナ」の下部組織出身。欧州に移籍する際はバルサに復帰するのが既定路線だと思われてきました。しかし、フタを開けてみると、移籍先に決まったのはライバルのレアル。世界中のバルサファンの間では、今も疑問の声が渦巻いています。今回の久保選手の決断の背景として、レアルとバルサが提示した入団後の処遇の差を指摘する向きもあります。なぜ、両クラブの提示した条件に大きな開きが生じたのでしょうか。