ビジネス
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身の回りの生活から運用まで…「リスク」っていったい何だろう?
文系のためのやさしい経済学
お金がいくらか貯まったので何か資産運用でも、と考えている方は、多分「リスク」について聞いたことがあると思います。「リスクを考えながら運用しなさい」とか、「リスク管理が重要ですよ」とか。しかし「リスク」と言われてとてもよく理解できる、という方は案外少ないのではありませんか?
外国人労働者受け入れ拡大、恩恵を受けそうな企業はどこ?
将来的に大きなビジネスチャンス
日本における在留外国人は前年末比2.9%増の263万人(2018年6月末、速報値)と過去最高を更新しました。留学生や留学後に日本で就職する外国人、技能実習生が増えていること等が背景と考えられます。また現在、外国人労働者を活用しようとする機運が高まっています。外国人労働者の受け入れ拡大という政策の後押しもあり、将来的に大きなビジネスチャンスとなる可能性があると考えます。一方、外国人労働者が増えることによる懸念も聞かれています。今回は日本の生産年齢人口の現状と、国内企業における外国人労働者関連ビジネスについて考えてみます。
米中間選挙後は1ドル=115円台、相場は正常化へ向かえるか
依然くすぶるトランプリスク
11月2日に発表された米10月雇用統計は、失業率が予想通りの3.7%となりました。非農業部門就業者数は予想中心値前月比+20万人に対し同+25万人と強い内容となり、3ヶ月平均の雇用者の伸びも毎月+20万人台を回復し、米雇用の強さを確認する形となりました。そして本日(11月6日)投票日を迎える米中間選挙、その後のドル円相場はどのように動きそうなのでしょうか。先月からの動きを振り返りながら、今後の相場を考察します。
米中間選挙がどんな結果なら、株価は上昇しやすいか
見方を変えると傾向も変わる
米国では、4年に1回、大統領選挙が行われます。2年後の“中間の年”に、日本で言う国会議員に当たる連邦議員の選挙が行われます。これが中間選挙です。今年はこの“中間の年”にあたり、11月6日に中間選挙が行われます。米国の選挙制度は複雑で、一般の人に分かりにくいところがあります。もちろん興味があれば正確に知っておく方が良いですが、米国は日本とも関係が深いとはいえ、さすがに他国のことです。一般の読者の皆さんは、過去の選挙後に株価がどう動いてきたかなど、日本株への影響を考えたり、知ったりすることの方が有益かもしれません。実はこの中間選挙、古くから日本の株価と強い関係があるので運用のプロも注目しているのです。
念じれば思いは実現する!?自己実現ビシネスの正体とは
自己実現ビシネス25年変遷と「心理主義」が与えた影響
現代社会において、おカネ儲けと自己実現は密接に繋がっています。かつてブームを巻き起こしたネットワークビジネスや自己啓発セミナーは、これまでの自分を変えて成功し、キラキラ輝く自分を手に入れるといった「自己実現」を売りにしていました。それらが下火になった今も、おカネと自己実現をめぐるムーブメントは、形を変えて私たちの身近に存在し続け、そしてそこに深い影響を与えているのが「心理主義」。自己実現とおカネをめぐる25年の流れを振り返りつつ、どのように心理主義が影響を与えているのか、そしておカネと自己実現のトレンドはどこに向かうのかを読み解いていきます。
家計簿に挫折、投資に踏み出せない…お金と向き合うには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。今まできちんと関わってこなかった「お金」と向き合いたいと思っています。これまでお金の管理をしようと、家計簿にチャレンジしては挫折し、投資にチャレンジしようとしては、あと一歩が踏み出せず、結局資産をただ預貯金に積み上げている状況です。お金と向き合えるようになるためのアドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、30代前半、既婚
数年後に仕事で独立したい30歳男性の「1000万の使い道」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在、都内の事務所で士業として雇われていて、年収600万円程度です。数年後に独立しようと考えていて、現在の顧客のつき方から、独立した一年後には年収1,000万円程度になるだろうと勝手に試算しています。金遣いは荒くない方だと思うのですが、遠距離恋愛中の恋人との交際費がかなり嵩んでいて、毎月の収支は赤字で、ボーナスを入れてトントンといった状態です。ただ、以前は外資系メーカーに勤めていて、年収1,000万円を超えていた時期があるので、年齢の割には資産が増えました。現在の資産は全部で1,500万円程度です。そのうち外貨建ての社債を300万円、外国株のETFを200万円くらい長期保有しています。残りの1,000万円は、日本株の個別銘柄を長期保有していたのですが、最近ほとんど売ってしまいました。今は、この1,000万円の使い道として、中古マンションへの投資を検討しています。比較的土地勘のある場所のワンルームマンションで、可能であれば1,00
バイオ関連株に熱視線、「1980年代の再現」は起こるか
ノーベル賞で再注目
株式市場に参戦している個人投資家の間で根強い人気を集めているのが、バイオ関連株です。新薬開発絡みの材料を手掛かりに急騰劇を演じたことなどもあって、短期の値幅取りを狙う資金などを呼び込みやすい面があります。制がん剤、エイズ、iPS細胞関連などと位置付けられた株が集中的に取り上げられたこともありました。筆者がかつて個人投資家向けの雑誌やWebサイトの編集に関わっていた時にも、バイオ関連やゲーム関連銘柄に対する読者の方々の関心の高さを幾度となく実感させられました。
メルカリ株が公募価格割れ、それでも保有し続けるべき?
何が投資家を失望させたのか
メルカリ(証券コード4385)は上場直後に公募価格(3,000円)の2倍にあたる6,000円をつけながら、その後急落。11月1日には、ついに公募価格割れの2,891円となってしまいました。上場直後にあった投資家の高い期待は、すっかり剥げ落ちてしまいました。何が投資家を失望させたのでしょうか。投資家の期待通りだったことと、大いに失望させたことがあります。
不安定な株式市場はいつまで?反転時期をこう読む!
まずは落ち着こう
前回の筆者記事(10月19日付「株式市場の下落は、一過性のものなのか 」)では、本年1~3月の下落局面と同じように 、今回の株式市場の不安定化局面も一過性のものであり、年単位の下落に入るというようなトレンド転換にはならないという見方をお伝えしました。その理由としては、景気・企業業績自体の腰折れを現時点では想定していないことです。今回の記事では、もう少し、現在の不安定な状況を確認したいと考えます。
上場が相次ぐ「印刷通販業」、投資妙味はどのくらい?
ラクスルに続いて、もう1社が上場
9月18日配信記事で取り上げた、印刷通販業のラクスル。同社が上場したのは今年の5月31日でした。そして10月18日には、同じく印刷通販業を営むプリントネットという会社が新規上場しました。ここに来て上場が相次いでいる、この「印刷通販」という業態。紙媒体の需要が減っていることを受け、印刷業界全体では市場が縮小傾向にありますが、こと印刷通販に限っていえば、2012年から2018年までの6年間の平均では、年10%超の成長率だそうです。成熟産業で異色の成長業態を展開するラクスルとプリントネットを、もう少しくわしく分析してみたいと思います。
今こそ学ぼう「銘柄の選び方」、ポイントは“目と足”
今日からできる銘柄選択
日経平均株価は10月1日の終値では24,245円76銭でしたが、そこから1か月も経たずに21,000円台まで急落しました。日本の株式市場に限らず、米国株式市場をはじめ世界的な株安となっています。今回の株安で株式投資は怖いと思ってしまった投資家もいるかと思いますが、このような時こそ原点に戻りましょう。今回は銘柄選択方法の一例を紹介したいと思います。
解約した財形貯蓄700万、いくら投資にまわしていい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横田健一氏がお答えします。都内の会社で働いております。新入社員の時から財形貯蓄を行っておりましたが、転職することとなり、財形を解約することになりました。700万円程まとまって入ってきたので、ただ貯金するのではなく、運用も視野に入れたいと考えています。いくらを投資にまわして、どのように資産を分散するのがよいでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、33歳、未婚・職業:会社員・住居形態:賃貸・手取りの世帯月収:20万円・毎月の支出目安:20万円
サッポロビール、新マーケティングに浮かぶ苦悶の理由
食関連ベンチャーとタッグ
ビール大手のサッポロビールは10月下旬、個人とオリジナルビールを開発・シェアする新サービス「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」をスタートさせました。運営に当たって手を組んだのは、食コミュニティサービス「KitchHike(キッチハイク)」を運営する企業、キッチハイク。2012年に創業したベンチャー企業です。サッポロビールはなぜ今、ベンチャー企業と組んで新サービスを始めるのでしょうか。そこには、大手ビール会社ならではの危機感がありました。
「やる気」が出ない…科学的にみるモチベーションの高め方
時間的なリミットはない!やる気にまつわるカンチガイ
やる気が出ないのはあなたのせいではなく、あなたが「やる気の出し方」を教わる機会がなかったせいである。自らの著書『「やる気」を育てる!』の冒頭でこう述べているのは、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)など、テレビで大活躍の心理学者・植木理恵先生です。「頑張りたいのに、やる気がわかない……」、そう焦った経験が誰しも一度はあるはず。勉強でも仕事でも、人はやる気を持てないことに対して集中することができず、その結果いつまでたっても上達しません。さらにやる気を感じない状態を放置すると、新しいことに気づく力がどんどん衰えていきます。「どうせできない」というようなあきらめ感が続けば、最悪の場合メンタルに深刻な影響が出てくる可能性もあります。そのため、やる気を育てる方法を知ることは、成績や労働効率アップの問題にとどまらず、生活のクオリティをも左右するのです。そこで今回は、第1章「やる気を育てる5つの原則」の中から、「やる気」の根本的なメカニズムについて見てみましょう。
東南アジアに鉄道ラッシュ、注目の企業はどこ?
ベトナムとインドネシアにMRT建設
ASEAN(東南アジア諸国連合)主要国の中でも都市鉄道の建設が遅れていたインドネシアで、来年にもMRT(大量高速輸送鉄道)が開通します。インドネシアと同じく交通インフラの遅れが目立つベトナムでも、相次いでMRTの建設が着工し、駅建設予定地の周辺を中心に不動産開発ラッシュとなっています。この開発ラッシュので注目される企業はどんな企業なのでしょうか。まずは、現地の開発状況を見てみましょう。
資産形成のために知っておきたい 自分のためと社会のための投資とは
イベントレポート
2018年8月25日、人生100年時代に向けた長期資産形成を学ぶをテーマに開催されたイベント「資産形成1DAYスクール2018」。本イベントでは「貯蓄から資産形成へ」の第一歩として、お金の最新情報や制度、効率的なお金の増やし方を著名ファイナンシャルプランナーが中立的な視点でわかりやすく解説。さらには、運用益が非課税で人気が高い「iDeCo」「NISA」「つみたてNISA」の活用法も紹介し、これから資産形成を始めたいと考えている方から、既に始めているけど復習したい方まで、長期資産形成について学ぶためのセミナーが多数開催されました。その中から本記事では、鎌倉投信株式会社創業者の新井和宏氏によるセミナー「資産形成のために知っておきたい 自分のためと社会のための投資とは」の内容を一部抜粋して紹介します。
年末に向けて株価回復はあるのか?
相場アク抜け時期を探る
10月の世界の株式市場は、スタートこそ9月からの堅調な展開を維持しました。NYダウは最高値を更新し、日経平均株価も27年ぶりの高値を付けた場面がありました。しかしその後、米長期金利の上昇を嫌気して米国株が下落すると、世界的な株安に発展しました。依然、不安定な様相をみせている株式市場、今後上昇トレンドが復活することはあるのでしょうか。