ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
コンビニ飯が健康食に?押し寄せる「スマートミール」の波
“健康食のミシュランガイド”始動
コンビニ弁当といえば、皆さんはどんなイメージを抱いているでしょうか。「若い人向けのガッツリ系メニューが中心」「お腹を満たす目的が主で、健康は二の次」というイメージを持っている人も少なくないと思われます。しかし、そんなネガティブな印象を変えるかもしれない、ある取り組みが始まっています。「スマートミール」という健康な食事に関する認証制度です。いったい、どんな取り組みで、今後どのように発展していきそうなのでしょうか。健康食の最前線を取材しました。
今さら聞けない「株主優待」のキホン、何がそんなにいいの?
株主優待はただの”オマケ”にあらず!
「株主優待」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。株主優待で生活することで有名な桐谷広人さんがテレビ番組に出演したことで、知名度が大きく高まりました。株主優待というと「あくまでオマケ」というイメージが強いと思います。たしかに株式投資の目的は値上がり益や配当を受け取ることによって自分の資産を増やすことですから、たくさんの株主優待をもらったとしてもその銘柄の株価が大きく下落してしまっては元も子もありません。ですが、株主優待は株価の値上がり・値下がりにも大きく影響するとても重要な投資のファクターです。今回は「株主優待はただの”オマケ”にあらず!」というテーマでご説明していきます。
駅前中華「日高屋」、16年連続増益に黄信号が灯るワケ
上半期は7年ぶりの営業減益
10月2日、勝ち組外食の一角で、中華料理店チェーン「日高屋」を経営するハイデイ日高が、9月28日に開示した2019年2月期第2四半期(3~8月期)の決算説明会を開催しました。実績は売上高が211億円、営業利益が25.6億円、当期純利益が17.1億円。前年同期比では売上高こそ4.2%増でしたが、営業利益は3.4%減。上期としての営業減益は7年ぶりです。当初の会社計画比では、売上高が1.4%未達、営業利益が7.2%未達、当期純利益が4.9%未達でした。期初計画を保守的に見積もる上場会社が少なくない中、この会社は本音に近い数字を出してきますので、そもそもの計画値が高いという側面はあります。ですが、上期だけとはいえ、7年ぶりの営業減益とは穏やかではありません。なぜこのような結果になったのでしょうか。
市場ポテンシャルは5倍以上?今アツいMLCCに注目する理由
日系メーカーが強い注目分野
米国の電気自動車(EV)メーカー、テスラの新型セダン「モデル3」の生産が軌道に乗ってきたようです。EVが普及が進むと、車線維持支援、前方車両追従、緊急自動ブレーキなどの「先端運転支援システム(ADAS:Advanced Drive Assistance System)」など新たな機能の需要が増加し、電子部品市場に大きな変革をもたらすと考えられています。その電子部品市場で現在、株式市場が注目するものの一つに「積層セラミックコンデンサ(MLCC:Multi Layer Ceramic Capacitor)」があります。今回は、このMLCCとはいったい何なのかを見てみたいと思います。さらに、注目されるMLCC材料メーカーを何社かご紹介します。
実家暮らしで資産に余裕、貯蓄1000万超えたら検討すべきこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。34歳独身で親と同居しています。生活費として月7万円を納めていますが、基本的には親の収入で生活をしています。現在、積立預金と積立投信を含めての支出で、その月の残業代によって1万〜5万円余ることがあります。余剰金の使用用途でおすすめがありましたら、教えてください。個人的には、単元未満株、または外貨MMFを候補として検討しています。<現在の月々積立額>・銀行預金:2万円 (5年目)・社内預金:1万円(3ヵ月目)・持株会:1万円(5ヵ月目)・確定拠出年金:1万円(2ヵ月目)・投信:3万円(6ヵ月目)・外貨預金(米ドル):500円(3ヵ月目)<現在の資産内訳>・預金:600万円・投信:400万円・ETF:9万円〈相談者プロフィール〉・男性、34歳、未婚・職業:会社員・居住形態:実家(母、祖母と同居)・手取りの世帯年収:300~400万円・毎月の支出目安:20万円・総資産:1,000万円
実は簡単、初心者がプロ顔負けのブログをWordPressで作る方法
レンタルブログにはない、自由なカスタマイズが魅力
「ブログでお金を稼ごう!」そう決意したとき、最初にすべきことはブログの立ち上げです。このとき、あなたの目の前には2つの選択肢が現れます。レンタルブログWordPress(ワードプレス)初心者が手っ取り早くブログを始めたければ、1の「レンタルブログ」を選びましょう。ウェブサイト制作の意欲があり、ブログのデザインを自由にカスタマイズしたい方は、2の「WordPress」の道へ進んでください。ブログで月3万円稼ぐ副業術をお伝えしている本連載。今回は第4回目。はじめてWordPressを使う方に向けた、ブログの作り方を解説します。
英語上達の夢を潰す「ドリームキラー」に打ち勝つ方法
最強の英語学習法:第6回
英語は競争試験などではありませんから、究極的は自分との戦いです。「あきらめない」という自分との戦いに打ち勝つには、「自信」を持つことがとても重要です。しかし、その自信を他人に潰されてしまうことがあります。「ドリームキラー」という言葉をご存知でしょうか。文字通り、夢を潰してしまう人のことを指します。「そんな嫌な人とはお付き合いをしていないから自分は大丈夫!」と思われるかもしれませんが、実は夢を潰す側、潰される側の双方に自覚がないのが普通なのです。英語学習をしていると、ドリームキラーが登場することがあります。そして、それは意図せずにあなた自身が作り出していることが往々にしてあります。どうすればドリームキラーに夢を潰されずに済むのでしょうか。
資金30万、投資信託の保有銘柄数はいくつが適切?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。NISA口座を開設して投資信託に挑戦したのですが、あまりに商品の種類が多く、何をどれくらい買っていいのかわからず、とりあえず証券会社のおすすめや雑誌のおすすめを買ってみたら12銘柄くらいになってしまいました。今後はつみたてNISAへ移行して、長期保有で運用していくつもりですが、さすがに12銘柄はやりすぎでしょうか。スタート資金が30万円で、毎月の積立額が3万円くらいの予定だと何銘柄くらいが適正でしょうか。ちなみに投資先は国内50%、海外50%(アメリカ20%、アジア30%)です。〈相談者プロフィール〉・男性、40代前半、既婚(妻:会社員)、子供1人・職業:会社員・世帯手取り年収:820万円 (夫:420万円、妻:400万円)・預貯金:500万円・学資保険:400万円(18歳満期)・終身保険、個人年金保険ともに夫婦それぞれ加入・借入なし
「語学留学すれば英語力は自然に伸びる」は大間違いだ
最強の英語学習法:第5回
いつの時代も、語学留学に対する憧れを持つ人は少なくありません。「語学留学をしてシャワーを浴びるように英語を使う環境に身を置けば、自分も自然に英語が口をついて出るようにペラペラになるのではないか」と考える気持ちを持ってしまうのは、わからなくもありません。私自身、昔は「英語力をつけるため、いつか海外生活をしてみたい」と思っていました。しかし、実際に海外生活をした経験からいえば、語学留学をしたとしても、それだけで自然に英語力が伸びることはありません。この記事を読み、日本でコツコツ英文を読んで頑張っている人に勇気の出る言葉をプレゼントするとすれば、「英語は日本国内で身につく」ということです。
英語学習“最大の壁”を乗り越える最強の継続メソッド
最強の英語学習法:第4回
当初は3回の短期集中連載の予定だった、このお金をかけない「最強の英語学習法」ですが、当初の連載記事が非常に好評だったため、このたび晴れて連載の継続が決まりました。ご覧いただいた読者の皆様、ありがとうございます。再開後の初回となる第4回は、英語学習の習慣化を取り上げます。英語学習を阻む最大の壁は、才能や年齢などではなく、「継続」です。「英語ができることは大きなメリットがある」とわかっているのに、なぜ継続ができないのでしょうか。その理由を理解することで、継続するための施策を打ち、英語力を身に付ける成功率を飛躍的に高めることができるのです。今回は継続するための方法をお伝えします。
都市型中古マンションで始める これからのスマート不動産投資
イベントレポート
2018年8月25日、人生100年時代に向けた長期資産形成を学ぶをテーマに開催されたイベント「資産形成1DAYスクール2018」。本イベントでは「貯蓄から資産形成へ」の第一歩として、お金の最新情報や制度、効率的なお金の増やし方を著名ファイナンシャルプランナーが中立的な視点でわかりやすく解説しました。また、資産形成とは具体的に何をするのか知りたい・話題のiDeCoやNISA、つみたてNISAの特徴や違いメリット・デメリットを知りたいなどのニーズに応えたセミナーが多数開催。その中から本記事では、株式会社GA technologies専務取締役 清水雅史氏によるセミナー「都市型中古マンションで気軽に始めるこれからのスマート不動産投資」をご紹介します。
国慶節まっただ中、日本株と中国の長期休暇の意外な関係
関連銘柄に追い風は吹く?
10月1日は中国の建国記念日。この日から約1週間が国慶節という、春節(旧正月)と並ぶ大型連休になります。毎年、この時期には中国からの観光客の様子が話題となります。国務院が発表した2018年の国慶節は1日から7日までの7日間。直前の土日も合わせると、9連休にもなります。日本でいえばゴールデンウィークのような大型連休ですから、たくさんの人が海外旅行に出かけ、日本にも多くの観光客が訪れるわけです。となると、インバウンド消費で注目される企業や業界には、恩恵が大きいと考えられます。それなら国慶節が終わった週明け(日本市場は8日が体育の日の祝日であるため9日)での投資タイミングを考えて、インバウンド関連に投資した場合には、高い収益が期待されるかもしれません。
日経平均株価の上昇は、この先もまだ見込めるのか
2万4000円をめぐる攻防
日経平均株価が膠着状態を抜け出し、一時2万4,000円超の水準まで上昇しました。そこで今回は、これから先も今以上の水準に上昇するかについて、私の見解を述べさせていただきます。
50歳男性「退職までの15年間で老後資金をつくりたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。子どもたちの受験費用と学費を捻出するために凍結していた投資を再開したいと思っています。65歳までは働くつもりです。退職までの15年間で、年250万円程度の投資を行い、年金・退職金とは別に6,000~8,000万円程度の老後資金をつくりたいと思っています。そこで、長期投資前提で年250万円の投資方法、投資先をご指南ください。また、投資している2,700万円分を東京オリンピックの前に、一度換金して再投資したいと思っています。時期は自ら判断しますが、こちらも投資方法、投資先をご指南ください。日本株中心の資産ということが不安なのです。〈相談者プロフィール〉・男性、50歳、既婚、子ども3人(大学1年、高校1年、中学1年)・職業:会社員(管理職)・年収:1,000万円程度・年間の支出目安:754万円(学費250万円含む)<総資産2,900万円>・現金:200万円・個別日本株:700万円・投資信託(すべて国内独立系運用会社数社):2,000万円
そろそろ始めてみませんか?イチから学ぶ株式投資
好きな企業を見つけることが投資の第一歩
「将来のことを考えて、そろそろ投資をしてみたい。でも、何から始めていいか分からない」最近、そんな女性たちからの声をよく聞きます。興味はあるけれど、お金の話を人に聞くのは、少し気が引けるという方も多いことでしょう。今回は株式投資のキホン、「気になる会社はどうやってみつけたらいいの?」という疑問についてお話しします。
売買単位100株統一!個人投資家のメリット・デメリット
上場株、全国の取引所で一本化
10月1日から全国の証券取引所において、売買単位が100株に統一されました。2007年11月に公表された「売買単位の集約に向けた行動計画」に基づき、上場内国株券の売買単位を100 株に統一するための取組みが進められ、ついにこの秋からスタートとなりました。今回は、この売買単位の統一に対して、証券取引所や株式を上場している企業、そして金融機関はどのような期待をしているのか。そしてなにより、個人投資家にとってはどのような影響があるのかを考えていきたいと思います。
なぜ株式を保有すべきか?「厳選投資」の魅力とは
イベントレポート
2018年8月25日、人生100年時代に向けた長期資産形成を学ぶをテーマに開催されたイベント「資産形成1DAYスクール2018」。本イベントでは「貯蓄から資産形成へ」の第一歩として、お金の最新情報や制度、効率的なお金の増やし方を著名ファイナンシャルプランナーが中立的な視点でわかりやすく解説しました。また、資産形成とは具体的に何をするのか知りたい・話題のiDeCoやNISA、つみたてNISAの特徴や違いメリット・デメリットを知りたいなどのニーズに応えたセミナーが多数開催されました。その中から本記事では、スパークス・アセット・マネジメント株式会社チーフ・エコノミストの清水孝章氏によるセミナー「なぜ株式を保有すべきか?~「厳選投資」の魅力とは」をご紹介します。
ノーベル賞で急騰した「小野薬品」の株価が伸び悩んだワケ
影を落とす開発現場の苦悩
京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授が10月1日、ノーベル生理学・医学賞を受賞することが決まりました。本庶氏は、人間の体を守る「免疫細胞」の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD-1」を発見しました。そのブレーキを取り除くことで、がん細胞を攻撃する「がん免疫療法」の開発につなげた功績が高く評価されました。本庶特別教授らの研究チームが小野薬品工業と共同開発した免疫チェック阻害剤「オプジーボ」(免疫細胞の働きにブレーキをかけるのを阻む薬剤)は、がん治療に新しい切り口を開き、がん治療分野で出遅れていた日本の面目躍如となりました。本庶氏の受賞を受けて、翌2日の東京株式市場で、小野薬品の株価は一時、前日比220円高の3,430円まで買われました。ところがその後、戻り売りが出て、終値は同98円高の3,308円となりました。株価の伸び悩みからは、日本の医薬品開発現場の苦悩が見て取れます。