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QRコード決済に“大本命”参戦、「アマゾンペイ」の衝撃
メリットは導入ハードルの低さ
「われわれにとっては“現金”が一番の競合。(決済サービスを扱う)他の事業者とお会いする際には、一緒にキャッシュレスを進めていこうと話をしています」8月28日に都内で開かれた記者向けの説明会で、競合事業者について聞かれたアマゾンジャパンAmazon Pay事業本部の井野川拓也本部長は、笑顔でこう答えました。EC(ネット通販)大手のアマゾンは、提供する決済サービス「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で実店舗でのスマートフォン決済を開始すると発表しました。政府もキャッシュレス化を推し進める中、国内ではさまざまな決済事業者が乱立しています。満を持して登場したアマゾンの店舗決済サービスは、混戦市場にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
東証マザーズ市場が冴えない2つの理由
市場特性から反転要因を読み解く
東証マザーズ市場が冴えない動きとなっています。東証マザーズ市場に上場している全ての銘柄を対象とした株価指数、東証マザーズ指数の年初からの値動きを見ると、日経平均株価が▲2.4%であるのに対し、▲23%と大きく下落しています。この乖離はどこからきているのでしょうか。今回は東証マザーズ市場について掘り下げてみたいと思います。
今、グローバル株式市場で魅力的なのはどこ?
ファンダメンタルズの強さで比較
2018年も3分の2を経過し、年末まで残り3分の1となりました。この先の株式相場が上下どちらに向かうのかは、依然として不透明な状況です。最近の世界の株式市場では、特定の株価材料に対して同一方向に動く相関性が高まっていると判断されます。そのため、共通の悪材料に対しては、国際分散投資がうまく機能しないケースもあるかもしれません。このような相場環境で、相対的に魅力的な株式市場はどこなのでしょうか。グローバル市場のファンダメンタルズから確認していきます。
なぜ6割の妻たちは夫の早い帰宅を歓迎しないのか?
妻が突きつける、夫への宿題とは
過労死という日本語は、今やkaroshiと書けばそのまま英語として通用するほど世界で認知されているそうです。過労だけでなくパワハラまで加わり、自ら命を絶たなければならないほどに追い込まれてしまうという痛ましいニュースも報じられました。働き過ぎは、悪い意味で日本人の働き方の特徴となってしまっています。そんな背景もあって、労働時間の削減は政府が進める働き方改革の中でも一番の目玉です。だから、労働時間の削減はすべての日本人に歓迎されている…はずです。
ついに登場、「パラ五輪を楽しむための研修」の中身とは?
伸び悩む大会関心度に“喝”
「あー、そっち行ったー」「おーっと、取れなーい」床に座り込んだ男女12人が、ネットを挟んで向かい合います。その間を飛び交うバレーボール。コートの中には、オリンピックにも出場経験があるVリーグのパナソニック・パンサーズ所属の清水邦広選手や福澤達哉選手の姿もあります。彼らが汗を流していたのは、2020年の東京パラリンピックでも実施競技として採用された、シッティングバレーボール。8月22日に開かれた、リクルートマネジメントソリューションズ(RMS)による「パラバディ研修 記者発表会」での一幕です。パラ五輪への興味関心と観戦意向を高めるという触れ込みの、パラバディ研修。RMSがこの研修サービスを始める狙いとは、何なのでしょうか。気になる研修の中身とともに取材しました。
販売世界一“最強シードル”が今、日本に上陸する事情
1年後の一大商機にキックオフ
世界No.1シードルが日本市場に本格参戦です。キリンビールは、オランダのビール大手ハイネケンが手掛けるシードル「ストロングボウ」を9月4日から国内販売することを発表しました。しかし、キリンはすでに自社製造のシードル「ハードシードル」を国内展開しています。このタイミングでストロングボウの国内販売を手掛ける理由は何なのでしょうか。そこには、1年後に控える“あのイベント”の存在があるようです。
世界の100種が飲み放題、イオン「ワインフェス」の胸算用
背景には“あの条約”の締結?
取りそろえられるのは、世界のワインおよそ100種類。国内最大級のワインイベント「ワールド ワインフェス 2018」が11月、東京・秋葉原で開催されます。主催するのは、流通大手のイオン。なぜこのタイミングで、ここまで気合いの入ったワインイベントを開催するのでしょうか。8月23日に行われたイベントの概要発表会で、その狙いに迫りました。
「文章を読むAI」は投資判断をどのように下しているか
業績修正の予兆をどうつかむ?
今回は私の連載で取り上げる、AI(人工知能)に関するお話の第3弾になります。これまでの2回(4月7日、7月7日)は、投資手法に用いられるAIについて、大まかなお話をしてきました。読者の皆さんの多くはAIの専門家ではないですから、AIの数学的な構造やアルゴリズムを知る必要はありません。しかし、世間でAIへの期待が妙に高まる中、これから私たちの生活にどんどん使われていくものです。現実に今のAIの技術でどんなことができるのか、どのようなことが得意かは、知っておく必要があります。そうでないと世の中の流行に踊らされて、AIを過信して失敗してしまうかもしれません。今回はAIの中で、最近注目される「文章を読むAI」の投資手法への応用のお話をします。このお話を通じて、AIの長所だけでなく、注意点も合わせて知っておいてもらいたいと思います。
個人投資家こそ知っておきたい「トルコ・リラ急落」の意味
新興国投資で一番留意することは?
各種メディアで報道されている通り、トルコ・リラが急落しました。今回は、現在トルコが見舞われている状況を解説したうえで、新興国投資において一番留意していただきたいと考えていることをご説明します。
SBI北尾氏が発破、「証券大連合」実働フェーズの行方
参加企業は35社から51社に増加
「『会して議せず、議して決せず、決して行わず』となるのが一番いけない。必ず成果を生み出していかないといけない。会員の英知を結集して、迅速に成し遂げ、実用化に向けて動き出すのが大事」今年4月にSBIホールディングス(HD)の北尾吉孝社長が中心となって発足した「証券コンソーシアム」。証券関連業界が一丸となって、業界横断的な研究と共通基盤の構築を目指して、先端技術を活用した新たな金融インフラを検討する目的で設立されました。その第2回全体会が8月22日に開かれ、3つのワーキンググループ(WG)の方向性とスケジュールが示されました。開会のあいさつに立ったSBIHDの北尾社長は、冒頭のようにコメント。参加企業に発破をかけました。参加企業数が当初の35社から51社に拡大し、いよいよ実働フェーズに入った“証券大連合”。今後はどのような動きを模索しているのでしょうか。
巷で話題の「元本“確保型”投資信託」ってどんな商品?
購入前に資料はしっかり読もう
最近、筆者の周りでも興味を持った方が多くいる金融商品があります。アセットマネジメントOneが設定する「ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド2018―07」という投資信託です。約6,000本ある国内の公募投信のうち、為替リスクのない円建てで、投資したお金が目減りしない「元本確保型」は他にはないというのが触れ込み。今回は、この商品の資料を読みながら、投資信託について勉強してみましょう。
カワイイに悶絶、「パンダカフェ」を開いた楽天の仰天戦略
表参道に本日オープン
東京・表参道から渋谷方面に裏へ一本入った、オシャレな飲食店が立ち並ぶ一角に突如として現れたのは、LINEスタンプなどで一度は目にしたことがあるパンダの巨大なオブジェ。店内に入ると、ファンなら思わず悶絶してしまいそうな、パンダに埋め尽くされたカワイイ空間が広がります。ここは、8月22日から期間限定でオープンする「楽天 お買いものパンダCafé」。楽天の公式キャラクター「お買いものパンダ」の世界観にどっぷりと浸ることができる、ストーリー体験型カフェになっています。インターネット上での事業展開が中心の楽天が、なぜこんなカフェを開業したのでしょうか。そして、店内ではどんな商品が取りそろえられているのでしょうか。一足早く体験してきました。
仕事でも使える!「共感する力」を活かすコミュニケーション術
カリスマ広報マンが吉本興業で学んだ大切なこと
他人の気持ちを感じとり、他人と「共感」しあえる部分が見つかった時、いい人間関係ができ、ひいては、いい仕事ができていた。ここでいう「共感」とは、意思の疎通がうまくいき、心や気持ちが通い合い、お互いのことを理解して、相手のことを好きになって、自分のことも好きになってもらうということだ。(本書18ページより)これは元吉本興業のカリスマ広報マンであり、現在はコミュニケーションの専門家として活動している竹中功さんの近著『他人も自分も自然に動きだす 最高の「共感力」』の中の言葉。竹中さんによると、良いコミュニケーションに必要な「相手の信頼や承認欲求」に応えるのが「共感力」だといいます。その力があればヒトが動き、モノごとが動きだすのだとか。第1章「他人も自分も「気持ちよく動く」カギは、共感する力だ!」から、共感力についていくつかのポイントを抜き出してみます。
騰勢一服の「ベトナム株」、いま仕込むなら“どの銘柄”?
現地取材で4社をピックアップ
通常とは逆の、東から西へという異例の進路をたどった台風12号が関西地方を襲った7月29日。筆者は現地取材の目的で、定刻より約6時間遅れたフライトでベトナムに向かいました。このたびのベトナム出張においては、1週間の日程でホーチミンとハノイを訪れ、上場企業や証券会社とミーティングを行ったほか、大規模不動産プロジェクトや、ショッピングモールなどの近代小売店舗を巡り、勃興するベトナム経済の現状を肌で感じてきました。今回は、そんなベトナムの“今”を報告します。
都内シングル女性、50歳を前に将来のマネープランに不安
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。50歳を前にして、パートナーもいないため将来に不安を感じております。地方出身で、東京に一人暮らし。将来実家に帰る予定はありません。以下の2点について悩んでいます。(1)住居問題通勤時間を短縮したいので、もう少し都心に近いところに住み替えたいと思っています。そうなると家賃は上がりますが、時間を買うという意味では、払える範囲であれば上がっても仕方ないと思っています。生涯家賃を考えると、中古マンションを買った方がいいのでしょうか。(2)資産運用現在、預貯金、投資信託などで計3,200万円ほどの資産があります。そのうち、1,600万円は積立定期や普通預金などで、積極的に運用はしていません。投資信託は銀行に勧められたものなどで、トータルではプラスなものの、かなりマイナスになっている商品もあります。これではいけないと、本などで運用方法など勉強しておりますが、なかなか難しく……。資産の配分は、どのようにしたらよいのでしょうか。(女性、48歳、バ
ブログで収入を得るための初心者向けの広告の選び方
Google AdSenseとアフィリエイトの戦略
パソコン1台と月額千円ほどの運営費で始められる「ブログで3万円稼ぐ副業術」。前回の記事では、ブログで稼ぐとはどういうことなのかについて、全体像をコンパクトにお届けしました。今回からは数回に分けて、実践的な内容で解説して行きます。 まずは、Google AdSenseとアフィリエイトについて。専門的な内容になりますが、できる限りわかりやすくお伝えしますので、ブログで月3万円を稼ぎたいと思った方は、ぜひ読んでください。
トルコショックでも過度の円高警戒は不要と見る根拠
「リスクオフ=円買い」ではない?
8月に入り、トルコリラが間違いなく為替市場の主役に躍り出ました。その値動きは暴落という表現が相応しく、8月10日には対米ドルで一時、前日比約2割下落する場面もありました。市場では、今後、他の新興国通貨へ機が波及することを懸念する声も聞かれます。また、トルコと並んで米中貿易摩擦の行方も引き続き懸念材料となっています。この先、リスクオフ環境がどこまで広がるのか、また、円高リスクは高まるのかを考察してみたいと思います。
仕事と資産をダブルで失う可能性も…持ち株会のリスク
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。転職で年収が420万円から640万円に大きくアップしました。今までなかなか貯蓄できない状況でしたが、これを機に老後も考えた資産運用をしたいと思っております。現状は下記の通りです。職業:ITコンサルタント(前職はSE)年収:640万円(基本給592万円、手当48万円)住宅:10万円(賃貸)貯金:350万円個人年金:月13,500円(65歳満期で600万円)医療保険:月2,800円(掛け捨て)新しい会社では「持ち株会」と「確定拠出年金」が利用でき、下記の割合まで運用できると説明を受けています。【持ち株会】月々基本給の10%まで(1口1,000円あたり50円の利息)<【確定拠出年金】月々基本給の6%まで現在は独身ですが、将来的に結婚したいと考えている女性はいます。ただし、子供をつくることは考えていません。資産運用は老後を目的として考えていますが、それまでに住宅を購入するかもしれないので、老後にならないと利用できない資産ばかりではマ