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中国株は9月に反転できるか、国内景気対策の中身とは?
「金九銀十」との相乗効果を期待
2018年7月末、中国政府は今年下半期の重要政策の基本方針を発表しました。足元の経済情勢について「新たな問題や挑戦に直面し、外部環境には顕著な変化が生じている」と分析。米中貿易摩擦などを念頭に、中国では景気の下振れリスクが高まっているとの認識を示したのです。こうした見地から、今年下半期について中国政府は、経済や社会の安定を重要視する事を明らかにしました。具体的にどのような対策をとるのでしょうか。
「いきなり!ステーキ」、業績好調でも株価低調のナゾ
株価は昨年10月の半値以下
ステーキ店チェーン「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスの業績が好調です。「いきなり!」で立ち食い業態に参入した2013年当時、売上高は56億円、本業の儲けを示す営業利益が2億円程度だった同社。それが今期は売上高629億円、営業利益40億円を目標に掲げています。7月30日に発表した第2四半期(1~6月期)の実績も、売上高、営業利益ともに期初目標を上回っています。ところが、株式市場からの評価を表している株価の動きが冴えません。昨年10月に一時8,230円の高値を付けましたが、今年8月31日は3,820円と半分以下にまで落ち込んでいるのです。同社に何が起きているのでしょうか。8月29日に開催された第2四半期決算説明会の資料から、ペッパーフードの現状を読み解いてみます。
資産の「健康寿命」を延ばすために必要な3つのこと
体も資産も早いうちから
「人生100年時代」。日本人の平均寿命が延びる中、“健康上の問題なく日常生活を送ることができる期間”である「健康寿命」を延ばすための方策が着々と進められています。元気に過ごす期間が延びると必然的に必要となってくるのが、お金です。延びる寿命に応じた資産はどれくらいなのでしょうか?“金銭上の問題なく日常生活を送ることができる金額”、すなわち、資産の「健康寿命」について考えてみましょう。
大井競馬場「メガイルミネーション」は東京の夜を変える?
関東最大級!“体感型”夜景の全容
東京ミッドタウンに、六本木ヒルズ……。空気が乾燥してくる秋から冬にかけて、東京都心では大勢の観客を集める、ロマンチックなイルミネーションイベントが数多く催されます。その中に今年、新たな目玉イベントが加わります。品川区にある大井競馬場で10月から開催される「TOKYO MEGA ILLUMINATION(トーキョー・メガ・イルミネーション)」です。使用される電球は約800万球と関東最大規模。これだけの規模のイルミネーションイベントを競馬場で開催するのは世界初だといいます。見どころはどこなのでしょうか。そして、このイベントを開催する狙いはどこにあるのでしょうか。
お金を置く場所で年間数万円がお得に!賢い資産形成のススメ
税制優遇制度の拡大も追い風に
資産運用に興味はあるけど、お給料は銀行の預金口座に入れたまま……という人に伝えたいことがあります。実は、資産を置く場所によって年利0.1%の定期預金が年間数万円の利息を生み出す効果があるとしたらどうでしょう。その方法を知りたいと思うのではないでしょうか?今回は、そんなお得な資産形成を可能にするアセット・ロケーションという考え方についてお話ししたいと思います。
個人投資家こそ留意すべき「トルコショック」本当の危うさ
嵐は過ぎ去ったのか
世界中を揺るがせた「トルコショック」。金融市場はひとまず落ち着きを取り戻した感がありますが、危機再燃の火種は依然としてくすぶり続けているように思います。日本ではトルコの高金利に着目し、同国の通貨であるトルコリラ建ての投資信託や仕組み債など、さまざまな金融商品が販売されています。外国為替証拠金(FX)取引でもトルコリラ・円が人気の通貨ペアの1つ。それだけに、同国経済やトルコリラの行方に気を揉む投資家が少なくないかもしれません。
金下落は米ドル過熱のサイン?実は新興国物に妙味かも
今回の金価格下落の意味は?
金が下落しています。指標となるロンドン貴金属市場協会(LBMA)の金価格は、年明けから1トロイオンス1,300ドルを上回っていましたが、5月半ばからじりじり下がり始め、8月半ばのトルコリラ安加速の際に1,200ドルを割り込みました。金は代表的な安全資産であり、「有事の金」としてリスクオフ局面に買われやすい傾向にあります。トルコリラ安は市場にショックを与える「有事」でしたが、金価格は下落しました。どうしてでしょうか。
貯金のまえに準備「生活防衛資金」は手取り月収の何ヵ月分?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。今年結婚をしました。結婚式などの支出があり、2人の貯金はほとんどない状態です。これから貯蓄目標を立てて、しっかりと貯めていきたいと思っています。また、5年後くらいまでに仕事で独立することを考えているので、その資金も貯めたいです。どのくらいのペースで貯めていけば良いでしょうか?〈相談者プロフィール〉・男性、36歳、既婚(妻:37歳・会社員)、子どもなし・職業:会社員・手取り月収:50万円 夫:30万円 妻:20万円・年間ボーナス(手取り):夫20万円×2回・預貯金:独身時代の貯蓄がそれぞれ50万円程・起業資金:150万円くらい貯めたい【家計の内訳(約38万円)】・住宅費:12万円・水道光熱費:1.5万円・生命保険:1.2万円・食費:6万円・通信費:0.8万円・健康・医療費:1.5万円(主にジム代)・趣味・娯楽費:2万円(ヨガとゴルフ)・衣服・美容費:2万円(別に年間で1
「トルコ・ショック」が実は“絶好の買い場”だったワケ
「危機」にならない「ショック」とは?
ちょうどお盆休みが始まろうという頃、株式市場は激震に見舞われました。米国のトランプ政権が表明したトルコに対する制裁関税方針でトルコリラが2割も急落した「トルコ・ショック」です。動揺は瞬く間に世界の株式市場に広がり、日本株も急落しました。日経平均株価は25日、75日、200日の移動平均線をすべて下に抜け、下値メドが見えない状況になりました。まさに相場は悲観ムード一色でした。無理もありません。リーマンショックから10年、トルコ・ショックは新たな金融危機の引き金になりかねない、という論調まで市場の一部でささやかれていたのですから……。
ついに副業解禁時代が到来、副業にあたる仕事とは?
副業をはじめよう
「副業解禁」という言葉をテレビのニュースや新聞報道で見かけたという方は多いと思います。もしかすると、あなたの勤め先の会社では、すでに副業が解禁されているかもしれません。そこで今回のシリーズでは、副業をこれから始めたいという方や、すでに副業を始めていて知識をしっかりつけておきたいという方に向けて、「副業とは何か」「副業する場合の税務面での注意点」についてお話していきたいと思います。
QRコード決済に“大本命”参戦、「アマゾンペイ」の衝撃
メリットは導入ハードルの低さ
「われわれにとっては“現金”が一番の競合。(決済サービスを扱う)他の事業者とお会いする際には、一緒にキャッシュレスを進めていこうと話をしています」8月28日に都内で開かれた記者向けの説明会で、競合事業者について聞かれたアマゾンジャパンAmazon Pay事業本部の井野川拓也本部長は、笑顔でこう答えました。EC(ネット通販)大手のアマゾンは、提供する決済サービス「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で実店舗でのスマートフォン決済を開始すると発表しました。政府もキャッシュレス化を推し進める中、国内ではさまざまな決済事業者が乱立しています。満を持して登場したアマゾンの店舗決済サービスは、混戦市場にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
東証マザーズ市場が冴えない2つの理由
市場特性から反転要因を読み解く
東証マザーズ市場が冴えない動きとなっています。東証マザーズ市場に上場している全ての銘柄を対象とした株価指数、東証マザーズ指数の年初からの値動きを見ると、日経平均株価が▲2.4%であるのに対し、▲23%と大きく下落しています。この乖離はどこからきているのでしょうか。今回は東証マザーズ市場について掘り下げてみたいと思います。
今、グローバル株式市場で魅力的なのはどこ?
ファンダメンタルズの強さで比較
2018年も3分の2を経過し、年末まで残り3分の1となりました。この先の株式相場が上下どちらに向かうのかは、依然として不透明な状況です。最近の世界の株式市場では、特定の株価材料に対して同一方向に動く相関性が高まっていると判断されます。そのため、共通の悪材料に対しては、国際分散投資がうまく機能しないケースもあるかもしれません。このような相場環境で、相対的に魅力的な株式市場はどこなのでしょうか。グローバル市場のファンダメンタルズから確認していきます。
なぜ6割の妻たちは夫の早い帰宅を歓迎しないのか?
妻が突きつける、夫への宿題とは
過労死という日本語は、今やkaroshiと書けばそのまま英語として通用するほど世界で認知されているそうです。過労だけでなくパワハラまで加わり、自ら命を絶たなければならないほどに追い込まれてしまうという痛ましいニュースも報じられました。働き過ぎは、悪い意味で日本人の働き方の特徴となってしまっています。そんな背景もあって、労働時間の削減は政府が進める働き方改革の中でも一番の目玉です。だから、労働時間の削減はすべての日本人に歓迎されている…はずです。
ついに登場、「パラ五輪を楽しむための研修」の中身とは?
伸び悩む大会関心度に“喝”
「あー、そっち行ったー」「おーっと、取れなーい」床に座り込んだ男女12人が、ネットを挟んで向かい合います。その間を飛び交うバレーボール。コートの中には、オリンピックにも出場経験があるVリーグのパナソニック・パンサーズ所属の清水邦広選手や福澤達哉選手の姿もあります。彼らが汗を流していたのは、2020年の東京パラリンピックでも実施競技として採用された、シッティングバレーボール。8月22日に開かれた、リクルートマネジメントソリューションズ(RMS)による「パラバディ研修 記者発表会」での一幕です。パラ五輪への興味関心と観戦意向を高めるという触れ込みの、パラバディ研修。RMSがこの研修サービスを始める狙いとは、何なのでしょうか。気になる研修の中身とともに取材しました。
販売世界一“最強シードル”が今、日本に上陸する事情
1年後の一大商機にキックオフ
世界No.1シードルが日本市場に本格参戦です。キリンビールは、オランダのビール大手ハイネケンが手掛けるシードル「ストロングボウ」を9月4日から国内販売することを発表しました。しかし、キリンはすでに自社製造のシードル「ハードシードル」を国内展開しています。このタイミングでストロングボウの国内販売を手掛ける理由は何なのでしょうか。そこには、1年後に控える“あのイベント”の存在があるようです。
世界の100種が飲み放題、イオン「ワインフェス」の胸算用
背景には“あの条約”の締結?
取りそろえられるのは、世界のワインおよそ100種類。国内最大級のワインイベント「ワールド ワインフェス 2018」が11月、東京・秋葉原で開催されます。主催するのは、流通大手のイオン。なぜこのタイミングで、ここまで気合いの入ったワインイベントを開催するのでしょうか。8月23日に行われたイベントの概要発表会で、その狙いに迫りました。
「文章を読むAI」は投資判断をどのように下しているか
業績修正の予兆をどうつかむ?
今回は私の連載で取り上げる、AI(人工知能)に関するお話の第3弾になります。これまでの2回(4月7日、7月7日)は、投資手法に用いられるAIについて、大まかなお話をしてきました。読者の皆さんの多くはAIの専門家ではないですから、AIの数学的な構造やアルゴリズムを知る必要はありません。しかし、世間でAIへの期待が妙に高まる中、これから私たちの生活にどんどん使われていくものです。現実に今のAIの技術でどんなことができるのか、どのようなことが得意かは、知っておく必要があります。そうでないと世の中の流行に踊らされて、AIを過信して失敗してしまうかもしれません。今回はAIの中で、最近注目される「文章を読むAI」の投資手法への応用のお話をします。このお話を通じて、AIの長所だけでなく、注意点も合わせて知っておいてもらいたいと思います。