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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
個人投資家こそ知っておきたい「トルコ・リラ急落」の意味
新興国投資で一番留意することは?
各種メディアで報道されている通り、トルコ・リラが急落しました。今回は、現在トルコが見舞われている状況を解説したうえで、新興国投資において一番留意していただきたいと考えていることをご説明します。
SBI北尾氏が発破、「証券大連合」実働フェーズの行方
参加企業は35社から51社に増加
「『会して議せず、議して決せず、決して行わず』となるのが一番いけない。必ず成果を生み出していかないといけない。会員の英知を結集して、迅速に成し遂げ、実用化に向けて動き出すのが大事」今年4月にSBIホールディングス(HD)の北尾吉孝社長が中心となって発足した「証券コンソーシアム」。証券関連業界が一丸となって、業界横断的な研究と共通基盤の構築を目指して、先端技術を活用した新たな金融インフラを検討する目的で設立されました。その第2回全体会が8月22日に開かれ、3つのワーキンググループ(WG)の方向性とスケジュールが示されました。開会のあいさつに立ったSBIHDの北尾社長は、冒頭のようにコメント。参加企業に発破をかけました。参加企業数が当初の35社から51社に拡大し、いよいよ実働フェーズに入った“証券大連合”。今後はどのような動きを模索しているのでしょうか。
巷で話題の「元本“確保型”投資信託」ってどんな商品?
購入前に資料はしっかり読もう
最近、筆者の周りでも興味を持った方が多くいる金融商品があります。アセットマネジメントOneが設定する「ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド2018―07」という投資信託です。約6,000本ある国内の公募投信のうち、為替リスクのない円建てで、投資したお金が目減りしない「元本確保型」は他にはないというのが触れ込み。今回は、この商品の資料を読みながら、投資信託について勉強してみましょう。
カワイイに悶絶、「パンダカフェ」を開いた楽天の仰天戦略
表参道に本日オープン
東京・表参道から渋谷方面に裏へ一本入った、オシャレな飲食店が立ち並ぶ一角に突如として現れたのは、LINEスタンプなどで一度は目にしたことがあるパンダの巨大なオブジェ。店内に入ると、ファンなら思わず悶絶してしまいそうな、パンダに埋め尽くされたカワイイ空間が広がります。ここは、8月22日から期間限定でオープンする「楽天 お買いものパンダCafé」。楽天の公式キャラクター「お買いものパンダ」の世界観にどっぷりと浸ることができる、ストーリー体験型カフェになっています。インターネット上での事業展開が中心の楽天が、なぜこんなカフェを開業したのでしょうか。そして、店内ではどんな商品が取りそろえられているのでしょうか。一足早く体験してきました。
仕事でも使える!「共感する力」を活かすコミュニケーション術
カリスマ広報マンが吉本興業で学んだ大切なこと
他人の気持ちを感じとり、他人と「共感」しあえる部分が見つかった時、いい人間関係ができ、ひいては、いい仕事ができていた。ここでいう「共感」とは、意思の疎通がうまくいき、心や気持ちが通い合い、お互いのことを理解して、相手のことを好きになって、自分のことも好きになってもらうということだ。(本書18ページより)これは元吉本興業のカリスマ広報マンであり、現在はコミュニケーションの専門家として活動している竹中功さんの近著『他人も自分も自然に動きだす 最高の「共感力」』の中の言葉。竹中さんによると、良いコミュニケーションに必要な「相手の信頼や承認欲求」に応えるのが「共感力」だといいます。その力があればヒトが動き、モノごとが動きだすのだとか。第1章「他人も自分も「気持ちよく動く」カギは、共感する力だ!」から、共感力についていくつかのポイントを抜き出してみます。
騰勢一服の「ベトナム株」、いま仕込むなら“どの銘柄”?
現地取材で4社をピックアップ
通常とは逆の、東から西へという異例の進路をたどった台風12号が関西地方を襲った7月29日。筆者は現地取材の目的で、定刻より約6時間遅れたフライトでベトナムに向かいました。このたびのベトナム出張においては、1週間の日程でホーチミンとハノイを訪れ、上場企業や証券会社とミーティングを行ったほか、大規模不動産プロジェクトや、ショッピングモールなどの近代小売店舗を巡り、勃興するベトナム経済の現状を肌で感じてきました。今回は、そんなベトナムの“今”を報告します。
都内シングル女性、50歳を前に将来のマネープランに不安
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。50歳を前にして、パートナーもいないため将来に不安を感じております。地方出身で、東京に一人暮らし。将来実家に帰る予定はありません。以下の2点について悩んでいます。(1)住居問題通勤時間を短縮したいので、もう少し都心に近いところに住み替えたいと思っています。そうなると家賃は上がりますが、時間を買うという意味では、払える範囲であれば上がっても仕方ないと思っています。生涯家賃を考えると、中古マンションを買った方がいいのでしょうか。(2)資産運用現在、預貯金、投資信託などで計3,200万円ほどの資産があります。そのうち、1,600万円は積立定期や普通預金などで、積極的に運用はしていません。投資信託は銀行に勧められたものなどで、トータルではプラスなものの、かなりマイナスになっている商品もあります。これではいけないと、本などで運用方法など勉強しておりますが、なかなか難しく……。資産の配分は、どのようにしたらよいのでしょうか。(女性、48歳、バ
ブログで収入を得るための初心者向けの広告の選び方
Google AdSenseとアフィリエイトの戦略
パソコン1台と月額千円ほどの運営費で始められる「ブログで3万円稼ぐ副業術」。前回の記事では、ブログで稼ぐとはどういうことなのかについて、全体像をコンパクトにお届けしました。今回からは数回に分けて、実践的な内容で解説して行きます。 まずは、Google AdSenseとアフィリエイトについて。専門的な内容になりますが、できる限りわかりやすくお伝えしますので、ブログで月3万円を稼ぎたいと思った方は、ぜひ読んでください。
トルコショックでも過度の円高警戒は不要と見る根拠
「リスクオフ=円買い」ではない?
8月に入り、トルコリラが間違いなく為替市場の主役に躍り出ました。その値動きは暴落という表現が相応しく、8月10日には対米ドルで一時、前日比約2割下落する場面もありました。市場では、今後、他の新興国通貨へ機が波及することを懸念する声も聞かれます。また、トルコと並んで米中貿易摩擦の行方も引き続き懸念材料となっています。この先、リスクオフ環境がどこまで広がるのか、また、円高リスクは高まるのかを考察してみたいと思います。
仕事と資産をダブルで失う可能性も…持ち株会のリスク
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。転職で年収が420万円から640万円に大きくアップしました。今までなかなか貯蓄できない状況でしたが、これを機に老後も考えた資産運用をしたいと思っております。現状は下記の通りです。職業:ITコンサルタント(前職はSE)年収:640万円(基本給592万円、手当48万円)住宅:10万円(賃貸)貯金:350万円個人年金:月13,500円(65歳満期で600万円)医療保険:月2,800円(掛け捨て)新しい会社では「持ち株会」と「確定拠出年金」が利用でき、下記の割合まで運用できると説明を受けています。【持ち株会】月々基本給の10%まで(1口1,000円あたり50円の利息)<【確定拠出年金】月々基本給の6%まで現在は独身ですが、将来的に結婚したいと考えている女性はいます。ただし、子供をつくることは考えていません。資産運用は老後を目的として考えていますが、それまでに住宅を購入するかもしれないので、老後にならないと利用できない資産ばかりではマ
関心が高まっている"教養"を扱った本が1位、今話題のビジネス書
アメリカのベストセラーを翻訳し、幅広い層に人気
7月に最も売れたビジネス書は、『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』となりました。『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』は、歴史上の人物や名作・名著、科学技術の名称など、聞いたことがある・なんとなくは知っているけれどきちんと説明できないような事柄を、1日1つずつ簡潔に紹介した一冊。「歴史」「文学」「芸術」「科学」「音楽」「哲学」「宗教」の7分野あり、各分野が曜日ごとにローテーションされています。
30代男性「頭金500万円を入れて不動産投資を始めたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。金融資産が500万円を超えたため、不動産投資を検討しています。何冊か書籍を読み、東京23区内に絞って投資を検討しております。予算は頭金で500万円程度を投入し、残りは借入を検討してます。他の借入はありません(自宅未保有)。物件価格の目安は1,000万~1,500万円を考えています。以下の点についてご教示願います。 (1)業者の選定方法について(大手がいいのか、専門業者がいいのか)(2)物件を内見する際の注意点(3)昭和56年の耐震基準改正以降の注意点(4)固定資産税などコスト控除後の利回りの目安(5%程度で考えています)(5)20~30平米の物件を検討しています(男性、30代後半、既婚、子どもなし)
天丼の「てんや」がデリバリー店舗を倍増させる事情
28店から年内に50店へ
天丼チェーンの「てんや」がデリバリー対応店舗の増加に拍車をかけています。直営153店のうち、6月末時点の28店から年内に50店まで、ほぼ倍増させる計画です。てんやのデリバリーサービスは、昨年7月に立川南店で実験がスタートしたばかり。それから1年余りの間に、急ピッチの拡大路線に舵を切った格好です。なぜ、デリバリー店舗の増加にここまで力を入れているのでしょうか。そこには、てんやだけにとどまらない、ある事情がありました。
お金と社会はつながっている!小学生のためのお金の教室
ゲームで学べば株の仕組みもグッと身近に
超低金利の時代である今、お金を単に銀行に預けているだけでは資産が増えづらい時代です。将来の年金受給や老後の生活資金などへの不安から、老若男女を問わず資産形成の重要性がいっそう高まっています。その流れはどんどん低年齢化し、今や小学生にも。単なる知識としての勉強ではなく、ゲーム感覚でお金の動きを学ぶ講座が各地で人気を集めています。今回は、東京ミッドタウンで開催された日興アセットマネジメントによる「夏休み親子お金研究室」の様子をのぞいてみました。
トルコよりヤバい?「EU離脱」に揺れるロンドンの今
ブレグジット控える英国現地ルポ
記録的な猛暑に見舞われた今夏の日本。緯度の高い英国も連日グングンと気温が上がり、「霧の都」などと称される首都・ロンドンでも連日、強い日差しが照りつけました。世界最古の地下鉄はサウナのような蒸し暑さ。冷房の設置されていない路線が多いためです。“ロンドナー(ロンドンに住む人の呼称)”には厳しい夏となりましたが、理由は猛暑だけではありません。
猛暑の今こそ厳冬関連株?「シーズン・ストック」の投資法
「麦わら帽子は冬に買え」
8月中旬のこの時期は、機関投資家の多くも夏休みに入るため、株式市場の売買は低調になります。今年は、そのような時期にトルコリラの急落が発生し、日本の株式市場も大きく乱高下しました。米国での利上げが続き、新興国の通貨が売られるなど不透明感が強い状況ですが、このようなときに中期的な視点で銘柄を探す方法の1つとして、「シーズン・ストック」が挙げられます。
景気ウォッチャー調査から「株価買いシグナル」を読む方法
焦点は平成30年7月豪雨の影響
内閣府が月に1度公表する「景気ウォッチャー調査」は日経平均株価とかなり連動しています。景気ウォッチャー調査で「現状判断DI」が1ポイントを上回って上昇すれば、日経平均の買いシグナル点灯。その後、1ポイント以上の低下となると売りシグナルに転換、という売買を公表日終値で行ったとします。現在まで61回シグナルが点灯し、勝率は6割です。旧民主党政権下で勝率が3割と著しく悪化した時期を除くと、7割と高水準です。昨年7月10日の「買い」、今年2月8日の「売り」、7月9日の「買い」を経て、8月8日に再び「売り」シグナルが点灯しました。次の「買い」シグナル点灯の条件を探ります。
「個別株やIPOよりも…」フリーランスのための資産運用
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。今後の資産運用と娘の学資保険についてお聞きしたいです。今年の5月に娘が生まれました。0歳から学資保険に入ったほうが掛け金も安くおすすめと聞いているのですが、今から加入したほうがいいでしょうか。また、貯蓄だけではもったいないと思っており、現在200万円ほどの資金で株式投資を試みています。あまりアクティブに運用を行わずに、IPOに申し込む、たまに株価が大きく下がったときに大型株の売買を試すくらいで、株の利益はほとんどない状態です。しかし、今後のことも考え、資産運用や株式投資の知識をつけていきたいと思っています。また、両親が不動産投資をしているため、そちらにも興味があります。ただ、金額が大きくなってしまうため躊躇しているところです。フリーランスで仕事をしているため、将来の不安などはありますが、今の仕事は好きですし、続けていけるならずっと続けていきたいです。そのためにも資産運用で少しずつ資金を増やせたらいいなと思っています。今から、どのよ