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関心が高まっている"教養"を扱った本が1位、今話題のビジネス書
アメリカのベストセラーを翻訳し、幅広い層に人気
7月に最も売れたビジネス書は、『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』となりました。『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』は、歴史上の人物や名作・名著、科学技術の名称など、聞いたことがある・なんとなくは知っているけれどきちんと説明できないような事柄を、1日1つずつ簡潔に紹介した一冊。「歴史」「文学」「芸術」「科学」「音楽」「哲学」「宗教」の7分野あり、各分野が曜日ごとにローテーションされています。
30代男性「頭金500万円を入れて不動産投資を始めたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。金融資産が500万円を超えたため、不動産投資を検討しています。何冊か書籍を読み、東京23区内に絞って投資を検討しております。予算は頭金で500万円程度を投入し、残りは借入を検討してます。他の借入はありません(自宅未保有)。物件価格の目安は1,000万~1,500万円を考えています。以下の点についてご教示願います。 (1)業者の選定方法について(大手がいいのか、専門業者がいいのか)(2)物件を内見する際の注意点(3)昭和56年の耐震基準改正以降の注意点(4)固定資産税などコスト控除後の利回りの目安(5%程度で考えています)(5)20~30平米の物件を検討しています(男性、30代後半、既婚、子どもなし)
天丼の「てんや」がデリバリー店舗を倍増させる事情
28店から年内に50店へ
天丼チェーンの「てんや」がデリバリー対応店舗の増加に拍車をかけています。直営153店のうち、6月末時点の28店から年内に50店まで、ほぼ倍増させる計画です。てんやのデリバリーサービスは、昨年7月に立川南店で実験がスタートしたばかり。それから1年余りの間に、急ピッチの拡大路線に舵を切った格好です。なぜ、デリバリー店舗の増加にここまで力を入れているのでしょうか。そこには、てんやだけにとどまらない、ある事情がありました。
お金と社会はつながっている!小学生のためのお金の教室
ゲームで学べば株の仕組みもグッと身近に
超低金利の時代である今、お金を単に銀行に預けているだけでは資産が増えづらい時代です。将来の年金受給や老後の生活資金などへの不安から、老若男女を問わず資産形成の重要性がいっそう高まっています。その流れはどんどん低年齢化し、今や小学生にも。単なる知識としての勉強ではなく、ゲーム感覚でお金の動きを学ぶ講座が各地で人気を集めています。今回は、東京ミッドタウンで開催された日興アセットマネジメントによる「夏休み親子お金研究室」の様子をのぞいてみました。
トルコよりヤバい?「EU離脱」に揺れるロンドンの今
ブレグジット控える英国現地ルポ
記録的な猛暑に見舞われた今夏の日本。緯度の高い英国も連日グングンと気温が上がり、「霧の都」などと称される首都・ロンドンでも連日、強い日差しが照りつけました。世界最古の地下鉄はサウナのような蒸し暑さ。冷房の設置されていない路線が多いためです。“ロンドナー(ロンドンに住む人の呼称)”には厳しい夏となりましたが、理由は猛暑だけではありません。
猛暑の今こそ厳冬関連株?「シーズン・ストック」の投資法
「麦わら帽子は冬に買え」
8月中旬のこの時期は、機関投資家の多くも夏休みに入るため、株式市場の売買は低調になります。今年は、そのような時期にトルコリラの急落が発生し、日本の株式市場も大きく乱高下しました。米国での利上げが続き、新興国の通貨が売られるなど不透明感が強い状況ですが、このようなときに中期的な視点で銘柄を探す方法の1つとして、「シーズン・ストック」が挙げられます。
景気ウォッチャー調査から「株価買いシグナル」を読む方法
焦点は平成30年7月豪雨の影響
内閣府が月に1度公表する「景気ウォッチャー調査」は日経平均株価とかなり連動しています。景気ウォッチャー調査で「現状判断DI」が1ポイントを上回って上昇すれば、日経平均の買いシグナル点灯。その後、1ポイント以上の低下となると売りシグナルに転換、という売買を公表日終値で行ったとします。現在まで61回シグナルが点灯し、勝率は6割です。旧民主党政権下で勝率が3割と著しく悪化した時期を除くと、7割と高水準です。昨年7月10日の「買い」、今年2月8日の「売り」、7月9日の「買い」を経て、8月8日に再び「売り」シグナルが点灯しました。次の「買い」シグナル点灯の条件を探ります。
「個別株やIPOよりも…」フリーランスのための資産運用
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。今後の資産運用と娘の学資保険についてお聞きしたいです。今年の5月に娘が生まれました。0歳から学資保険に入ったほうが掛け金も安くおすすめと聞いているのですが、今から加入したほうがいいでしょうか。また、貯蓄だけではもったいないと思っており、現在200万円ほどの資金で株式投資を試みています。あまりアクティブに運用を行わずに、IPOに申し込む、たまに株価が大きく下がったときに大型株の売買を試すくらいで、株の利益はほとんどない状態です。しかし、今後のことも考え、資産運用や株式投資の知識をつけていきたいと思っています。また、両親が不動産投資をしているため、そちらにも興味があります。ただ、金額が大きくなってしまうため躊躇しているところです。フリーランスで仕事をしているため、将来の不安などはありますが、今の仕事は好きですし、続けていけるならずっと続けていきたいです。そのためにも資産運用で少しずつ資金を増やせたらいいなと思っています。今から、どのよ
トクホ2.0って何? にごり緑茶「綾鷹」新戦略の勝算
“トクホ=マズい”はもう古い
「コカ・コーラシステムにとって、下半期最大の重要新製品のご紹介をさせていただきます」。8月10日に開かれた日本コカ・コーラの緑茶飲料・新製品発表会の冒頭、同社の広報担当者はこう力を込めました。急須でいれたような“にごり”を特徴とする、緑茶ブランド「綾鷹」。今年で発売11年目を迎えるロングセラー商品ですが、2008年からの10年間で販売数量は30倍以上、緑茶市場でのシェアは22ポイント以上拡大したといいます。そんな綾鷹が新たに挑戦するジャンルは、特定保健用食品(トクホ)。会社を挙げて拡販に取り組むというこの商品で、日本コカ・コーラは何を狙っているのでしょうか。
レゴランド、海外との比較で提案したい「ジャパン」の戦略
なぜ名古屋は値段相応でなかったのか?
レゴランド・ジャパン(名古屋市港区)が大幅値下げを断行して、夏休み商戦に臨んでいます。昨年4月の開業当初から「料金が高い」という客の声が多く、散発的な割引キャンペーンを打ってきましたが、2年目の夏にしてついに基本料金の引き下げとなった格好です。レゴはブロックを中心とした玩具メーカーとして世界的なブランド。レゴランドは運営会社こそ違いますが、日本を含め世界8カ国で展開されています。そんな中で「ジャパン」はなぜ苦戦しているのでしょうか。愛知県に住む私の知り合いで、レゴランド・ジャパンの開業1年ほど前にマレーシアのレゴランドを体験した家族がいます。もちろん、地元の名古屋にレゴランドが来ることは心待ちにしていて、オープンするとすぐさま足を運んでいました。ところが、その期待は半分、失望に変わってしまったようです。その違いを詳しく聞くと、「ジャパン」に足らなかったもの、そして今後、欠かせない戦略が見えてくる気がしました。
平成最後の夏に平成生まれの企業について考えてみた
新元号前に平成企業をチェック
今年も残すところ4カ月余りとなりました。夏が終われば来年のスケジュールも気になってくることかと思われます。来年は5月に新元号への移行という一大イベントがありますので、それに前後して平成の株式相場を振り返るレポートが出てくる可能性もあります。いささか気が早いですが、平成生まれの企業について考えてみます。
赤字スタートでも泰然自若、RIZAP社長“強気”のワケ
通期計画達成はコミットできる?
本業の儲けを示す営業利益は37億円の赤字――。プライベートジム「RIZAP」などを運営するRIZAPグループの2018年度は、第1四半期(4~6月期)に大きなビハインドを背負った形でのスタートとなりました。しかし、会社側は営業利益ベースで前期比69.2%増の230億円という通期計画を据え置いたまま。瀬戸健社長は「損失を惜しまずに、どんどん投資していく」と、強気の姿勢を崩していません。瀬戸社長とRIZAPの自信の裏には、何があるのでしょうか。8月13日に開かれた第1四半期の決算説明会でのやり取りから、探ってみたいと思います。
見るべきは「値上げ力」、物価停滞期の注目企業とは?
値上げできる企業、できない企業
食品や外食などでの値上げが目につく反面、スーパーでは値下げの動きが広がっているようです。日本経済新聞によると、足元で6割超の品目が1年前より値下がりし、値下げされた品目の割合は約4年ぶりの大きさになったとのことです。人件費や原材料価格の上昇を背景にメーカーなどが値上げを打ち出したものの、消費者の節約意識は高く、その板挟みとなったスーパーは集客のために結局、値下げをせざるをえなかったというのが実情ではないでしょうか。実際、アンケート調査によると(明治安田生命による4月調査)、節約を意識している人は全体の8割にも上っており、モノやサービスの価格動向に敏感になっていることがわかります。しかし、その中でも順調に値上げをしている企業もあります。値上げを実現させるには、一体何が必要なのでしょうか?
妻がパートに出ようと思ったら… 扶養内で働く際の注意点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。貯金をしたいのですが、なかなか貯められません。働きに出ようと思っているのですが、下の子が3歳なので、来年私立幼稚園に入れてパートに出ようか、それとも保育料の比較的安い2年保育の公立幼稚園まで待とうか悩んでいます。近くの私立幼稚園は認可外なので、幼児教育・保育の無償化が実施されても、無償化の対象にならないのではないかと思っています。また、幼稚園のうちは子どもが体調を崩しやすいと聞き、働くことができるのかも不安です。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:営業職)、子ども3人・職業:専業主婦・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:36万円・毎月の支出目安:36万円・総資産:200万円
金融庁が仮想通貨業者の「検査とりまとめ」を公表した意味
ターゲットは新規登録申請業者?
金融庁が8月10日に公表した「仮想通貨交換業者等の検査・モニタリング 中間とりまとめ」。同庁が2月以降、みなし業者16社、登録業者7社に対して実施してきた立ち入り検査において把握した実態や問題点を取りまとめたものです。ただ、その内容は本サイトで何度も報じてきた既出の内容がほとんど。金融庁が今、このタイミングで中間とりまとめを公表した狙いは、どこにあるのでしょうか。
明日発表「GDP」が金融市場に与える影響を先読みする
持ち直しが期待できるのか?
8月10日には、重要な統計であるわが国の4~6月期の国内総生産(GDP)が内閣府から発表される予定です。今回は、経済を把握するうえで私が重要と考えること、GDP統計の意味、そして8月10日に発表されるGDPが市場に与える影響について、お話しできればと考えます。
日銀の政策目標は「物価」だけのままでいいのか
「デフレ=景気が悪い」は本当?
7月31日の金融政策決定会合で日本銀行がどのような話をするのか、非常に強い関心が寄せられていました。日銀は「前年比で2%の物価上昇」を政策目標として掲げています。しかし、同日に公表された「経済・物価情勢の展望(2018年7月)」において、2020年度の物価見通しは同1.6%の上昇となっており、4月時点での見通しよりも下方修正されています。目標達成まで少なくともあと3年は緩和を続ける必要があるわけですが、本当に物価を政策目標とすることが正しいのでしょうか。身の回りの例も見ながら、考えていきましょう。
投資信託始めた後のリバランス、iDeCoやつみたてNISAの場合は?
みんなのお悩みQ&Aでポイント解説
前回の「投資信託を始めて…その後って放置のままでいいの?」では、投資信託(投信)を買った後の見直し、リバランスについて詳しく紹介しました。とはいえ、実際にやってみようと思うと、どうしたらいいのだろうと心配になることもあるかもしれません。そこで今回は、Q&Aの形式で、リバランスに際してよくありがちな質問に対してお答えしていきます。もちろん、一人ひとり、資産や環境などの状況が異なります。ここで紹介する回答が当てはまらないこともあるかもしれませんが、考え方のひとつとしてとらえていただければと思います。