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FXで認められている経費とは?損失が出ても確定申告を
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在、実家住まいで、給料から所得税が引かれてません。確定申告は国民健康保険だけで、毎年収入はゼロで出しています。しかし、FXをやっているので、そちらで確定申告しようと思っています。なにか気をつけた方がいいことがあれば教えてください。また、FXは青色申告で確定申告できるのでしょうか。その場合のメリットとデメリットを教えてください。(20代後半 独身 男性)
採用イベント大盛況、「スポーツビジネス」就職の現実
激務のイメージは本当か
5月25日。東京・飯田橋のイベントホールは平日の昼間にもかかわらず、大勢の来場者でごった返していました。企業別のブースとプレゼンテーションのステージに分けられた会場レイアウトは、ごく一般的な就職・転職イベントと同様です。しかし、プロスポーツのユニフォームやスポーツ選手の等身大パネルが飾られるなど、一般的な採用イベントより華やかな雰囲気が漂っていました。この日、開催されたのは、プロ野球のパ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング(PLM)が中心となって企画した「パ・リーグ キャリアフォーラム」というイベント。スポーツビジネス業界への転職を考える人向けの中途採用イベントです。憧れの競技・選手と身近な職場で働けるという魅力の一方で、環境や待遇はハードなイメージが付きまとうスポーツビジネス業界。実際のところはどうなのでしょうか。
ダメだと思われている銘柄から“お宝株”を探すには?
「ハードオフ」の投資妙味
「ダメと思われている銘柄から宝物を探す」。けっこう楽しい投資手法です。私には過去25年間、日本株ファンドマネージャーをやってきた経験がありますが、一貫してとってきた運用手法が、それです。株式投資の代表的スタイルは、2つあります。1つはグロース(成長株)投資、もう1つはバリュー(割安株)投資です。私の運用手法は後者ということになります。読者の皆さんは、どちらのスタイルに近いですか。
梅雨の雨量と株価の間に存在した“かなり繊細な関係”
カラ梅雨だったら株価はどうなる?
東京でもそろそろ梅雨入りが気になる時期です。気象庁の集計では関東甲信越の梅雨入りは平年で6月8日ごろですが、今年は少し早まるのでは、という予想も見られます。そこで今回は、梅雨時の雨の量と株価との意外な関係をご紹介します。
金融市場を揺るがす「南欧政治リスク」の実情
欧州危機は再来するのか
ここにきてイタリアなど南欧の政治リスクがにわかに注目を集め、ユーロの下押し圧力やリスク回避の円高材料となる場面がみられています。これまでの経緯と今後のポイントについて考えてみたいと思います。
日本の運送料から考える「米長期金利」の先行き
一見無関係な2つの事象を読み解く
先日、ニュースを読んでいて目についた記事が2つあります。1つは先日発表された日本の消費者物価指数についてです。大手宅配業者の値上げの影響で、運送料が上昇し続けているというもの。もう1つは最近の米国金利の上昇についてです。一見、何の関係性もない2つの記事ですが、実は見方によっては米国金利の行方を予想するために重要なヒントを与えてくれるのです。
フリーランスになる前に押さえたい青色申告のイロハ
フリーランスのための確定申告の基本
「よし!フリーランスとして働くぞ」そう思って会社を辞め、独立したのはいいけれど、フリーランスになると会社員時代には必要なかった手続きがたくさん出てきます。そのうちの一つが、「確定申告」。フリーランスとしてお金を稼いでいくなら、税金の理解、特に確定申告について理解することはとても重要です。しかし、「税金のことって、なんとなく面倒でよくわからない」と苦手意識を持っている人が多いようです。税法学者でさえも、「税法は複雑怪奇である」と言っているほどですから、皆さんが税金に苦手意識を持ってしまうのは当然といえば当然かもしれません。ここでは、新たにフリーランスになった方に向けて、確定申告についてのお話を、できる限り“やさしく、わかりやすく”お伝えしていきたいと思います。4回シリーズのすべてを読み終えたら、「これで確定申告についてはバッチリだ!」と思っていただけることを目指します。なお、会社を設立したという方については、対象外としておりますのでご了承ください。
日大アメフト問題に見る、「危機管理広報」失敗の本質
“他山の石”とするには?
連日、日本大学アメリカンフットボール部の問題がテレビで報道されています。世間一般のとらえ方としては、直接の加害者である宮川泰介選手の会見が賞賛を集めたのに対し、前監督・前コーチや大学側の対応は不誠実そのもの、といったところでしょうか。7万人以上の在校生がいる日本一のマンモス大学が、大学組織が危機に瀕した際の対処の方法をまるでわかっていなかったことを露呈してしまいました。日大には「危機管理学部」という学部がある、ということも何とも皮肉な話です。日大はどう行動すべきだったのか。企業に危機管理広報のアドバイスをしているコンサルタントの話を基に考えてみます。
地方選挙で国政与党が圧勝、「インド株」の投資妙味は?
「モディノミクス」は盤石か
マレーシアの電撃的な政権交代があった5月。その裏で、インドでは今年最も注目されるイベントの1つ、カルナータカ州議会選挙が実施されました。日本人にとっては、カルナータカ州という地名よりもバンガロールという地名のほうが馴染みがあるかもしれません。インド南部の同州は、ハイテク産業が盛んな「インドのシリコンバレー」、バンガロールを州都に構えるインド主要州の1つです。ただ国政において、カルナータカ州はいち地方にすぎません。そんな地方の州議会選挙が世界的に注目された理由はなぜでしょうか。カルナータカ州議会選挙を通して、インドの現状を見ていきましょう。
上昇続いた「原油価格」、これから先の適正水準は?
一時、3年半ぶりの高値に
世界的な指標となっているWTI原油価格は2017年6月の1バレル=40ドル台前半から、ほぼ一貫して上昇基調を歩み、5月上旬には70ドルを超えました。私たちの身の周りでも、ガソリン価格が顕著な上昇を見せるなど、原油高を実感する場面が増えてきているように思います。ここまで原油相場を押し上げてきた原動力とは、いったい何だったのでしょうか。また、この先の原油相場はどのような展開を見せるのでしょうか。原油価格上昇の背景を整理するとともに、今後の原油価格の見通しについて考えてみます。
インテルも開発を急ぐ「人工知能チップ」って何?
“ITの巨人”に忍び寄る脅威
半導体大手の米インテルが5月23日、新しいプロセッサーを2019年に市場投入すると発表しました。この商品、実は“業界の巨人”が起死回生を狙って発売する商品です。というのも、インテルはある成長分野で後れを取っているのです。それが人工知能(AI)チップです。盤石と思われた同社は何につまずいているのでしょうか。解説してみたいと思います。
米金利上昇は日本株にプラスか?マイナスか?
約7年ぶりの水準にざわつく市場
米国で長期金利の上昇が続いています。3月16日には一時3.1%を超えるなど、約6年10ヵ月ぶりの高い水準に上昇しました。トランプ政権が昨年 12 月に成立させた減税規模は、10 年間で 1.5兆ドルにも及ぶ大規模なものだったほか、1.5 兆ドルのインフラ投資計画も打ち出されており、国債増発懸念から金利が上昇しているのです。この米金利上昇は、今後のマーケットにどのような影響を与える可能性があるのでしょうか。
「ブロックチェーン・ウィーク」に見る仮想通貨の今後
昨年はイベント前後で価格が急騰
5月14日から16日にかけて、仮想通貨の情報サイト「CoinDesk」が運営する年次イベントがニューヨークで開催されました。「ブロックチェーン・ウィーク」とも呼ばれ、全体では昨年の2倍強の8,500人もの投資家や個人が参加しました。勢いづいたCoinDesk は、さらに9月にシンガポールでも初めてのフォーラムを開催すると発表しました。同イベントでは、金融当局者の講演や、技術系の若手実力者と金融関係者によるデジタル決済の将来に関する討論など、143のセッションが行われました。開催場所のニューヨークヒルトンホテルの周辺では、高級車のランボルギーニがプロモーションとして車を走らせたことも話題になりました。
イオン株主総会に潜入取材、どんな質問が飛び出た?
岡田社長が語った変革への誓い
「グループを大きく変えながら、基本理念は変えず、新しい時代の流通を実現できるような企業群になっていきたい。ご支援をよろしくお願いします」――。イオンの岡田元也社長が自らの発言をこう締めくくると、一部の株主から拍手が沸き起こりました。5月23日午前10時から千葉市の幕張メッセで開かれた、イオンの株主総会。昨年よりも200人ほど多い、約1,900人の株主が出席しました。1時間30分強に及んだ今年の株主総会。多くの時間が割かれたのは、岡田社長による経営方針の説明と、それらを受けた株主との質疑応答でした。一体どんなやり取りが繰り広げられたのでしょうか。
開花する「異端」技術、実用化段階を迎えた遺伝子治療
有望な日本企業は存在する?
遺伝子治療がいよいよ実用化の段階を迎えています。これは従来の医薬品の代わりに、治療用の遺伝子を使う技術です。製薬業界で長らく「異端」扱いされてきましたが、昨年、米国で承認が相次ぎ、大きな話題となりました。最近は欧米大手製薬会社による遺伝子療ベンチャーの大型買収も目立ちます。7~8年前まで遺伝子治療が低迷していたことを考えると、隔世の感があります。従来の医薬品では考えられないような治療成績を示したことが背景にあり、今後、本格的な普及と市場の拡大が見込まれます。はたして、日本にもこの分野で活躍が期待できる企業が存在するのでしょうか。
1ドル=111円台、具現化しつつある麻生財務相の発言
日米金利差は節目の3%を突破
5月に入り、ドル円相場は一時1ドル=111円台まで円安ドル高が進んでいます。この動きは円ではなく、ドル主導といってよいでしょう。つまり、ドル全面高という環境下で他の通貨同様、円が売られたという解釈が腑に落ちます。では、ドルが買われた理由ですが、単純に“金利差”と見るべきでしょう。3月29日、麻生太郎財務相は国会の答弁で、「これまでの歴史を見ると、米国との金利差が3%に達すると、必ずドル高円安に振れる。例外は1つもない」との見解を示しました。そうした状況が具現化しつつあるようです。
iDeCoよりもまず企業型確定拠出年金を利用した方がいい理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。将来に向けて、最近話題の「つみたてNISA」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」を始めようと思います。というのも、老後資金や子どもの教育費、マイホーム資金を貯めるのに、複利の効果を利用して増やすのが一番良いのではないかと思ったからです。この2つは運用益も非課税でとてもお得だと思います。ただ、利用するのは初めてなので少し不安があります。メリット、デメリット、商品選びなどを含め、どのように活用していくとよいのか教えてください。ちなみに、会社に企業型確定拠出年金制度がありますが、選択制ということでしたので自分は利用していません。〈相談者プロフィール〉・男性、36歳、既婚(妻:35歳・専業主婦)、子ども2人・手取りの世帯年収:約465万円・貯蓄:180万円
暑い日に冷たく栄養補給、「缶入り冷製スープ」に商機あり
市場規模は2年で5倍に
5月も半ばを過ぎ、最高気温が25度を超える「夏日」が増えてきました。暑い日が続くと、どうしても食欲は落ちてしまいがち。そんな時に重宝するのが、冷やしてスッと飲める冷製スープです。毎年、猛暑に関するニュースが増えるにつれて、冷製スープの市場規模も右肩上がり。中でも成長著しいのが、缶入りタイプの商品です。そして、今年この分野でこれまで以上に力を注ごうとしているのが、ポッカサッポロ フード&ビバレッジです。どんな戦略で市場を拡大しようとしているのでしょうか。