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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
日本政府が「QRコード決済」の規格統一に乗り出すワケ
キャッシュレス時代が到来するか
経済産業省がQRコードを使った決済の規格統一に乗り出す――。そんな一部報道がありました。とはいっても、ピンとこない読者の方が多いのではないでしょうか。しかし、このニュースは数年後にはとても重要なニュースだったと誰もが思うようになるでしょう。その意味するところを解説します。
為替市場を覆う「新興国売り」は一体どこまで続くのか
通貨安の国の実情とは?
最近の世界市場における資金の推移を見ると、おおむね「先進国買い、新興国売り」の傾向が強まっています。特に、通貨の面でその傾向が際立っています。こうした局面は、いつまで続くのでしょうか。通貨安傾向の強まっている国を中心に、それぞれの状況を確認しておきたいと思います。
「もっと投資にお金を割きたい」が家計にもたらす相乗効果
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。mirai talkの無料セミナーで、「消費:浪費:投資」の割合は「70%:5%:25%」が理想的という話があり、なるほどと思いました。今は毎月3万円貯金しているだけですが、今後は投資(自己投資も含め)にもっとお金を割きたいと思っています。投資に回せるお金をどうやって作ったらいいのか、また、初心者にもおすすめの投資を教えてください。〈相談者プロフィール〉・男性、29歳、独身・職業:会社員・手取りの月収:30万円・ボーナス:会社の業績によるため変動・預貯金:50万円【家計の内訳】・毎月の貯蓄:3万円・住宅費:12万円・食費:6万円・交際費:3万円・衣服・美容費:2万円・その他生活費:4万円・保険:未加入
ブロックチェーンをフルーツに?奇想天外計画の狙い
使い道は仮想通貨だけじゃない
「ブロックチェーン」と聞くと、ビットコインなどの仮想通貨を連想する人は多いのではないでしょうか。仮想通貨の信頼性を担保しているとされるのが、この新技術です。そんなブロックチェーンを、フルーツに取り入れようという取り組みが出てきています。いったい誰が何のために動いているのでしょうか。
「貯蓄ゼロ」世帯が増える中での投資の考え方
世論調査から考える資産運用とは
日本銀行が事務局を務める金融広報中央委員会のアンケートによると、「金融資産をもっていない」世帯、いわゆる「貯蓄ゼロ」世帯が増えています。貯蓄ゼロ世帯が増えているものの、老後の生活について「心配である」と回答した世帯は8割程度と高水準で推移しており、老後の生活に不安を感じていないわけではないようです。しかしながら、「現在生活設計を立てていないし、今後も立てるつもりはない」との回答がじわりと増加しています。老後に不安があり、資金を積み立てる必要を感じながらも、切迫感に乏しく、金融資産の保有につながる行動には至っていないと考えられます。
「放送は副業」呼ばわり、TBSが直面する株主総会の難題
大株主が保有株の現物配当を要求
6月は3月期決算企業の株主総会が開催される月です。以前に比べれば開催日は分散傾向にあるとはいえ、それでも最終週は多数の会社の総会が集中しています。その中で世間の耳目を集めているのが、6月28日に株主総会を開催する、民放大手のTBSホールディングスです。実は同社、英国籍のファンド、アセット・バリュー・インベスターズ(AVI)から株主提案を受けているのです。TBSは一体どんな要求を突き付けられているのでしょうか。そして、なぜ今回のような事態が起きたのでしょうか。
15年で資産形成、マイナス金利を活用した不動産投資のコツ
イベントレポート
2018年5月19日に開催されたイベント「不動産投資1DAYスクール2018」。本イベントでは、不動産投資とは何かからはじまり、不動産投資のメリット・デメリット、不動産投資を始める方が増えている理由、さらには買っても良い物件とダメな物件の違いなど、幅広く学べるさまざまなセミナーが開催されました。その中から本記事では、「15年で資産形成。マイナス金利を最大活用した効率的な不動産投資のコツ」と題したセミナーをピックアップ。J.P.RETURNS株式会社取締役 室田雄飛氏が解説した「不動産を持つ時の疑問点」や「マンション経営のメリット・目的」についてご紹介します。
明解解説!イタリアがここまでグダグダになった根本理由
なぜ突然の政権交代が起きたのか
ロシアで行われるFIFAワールドカップ。視聴者数では五輪をしのぐ、4年に1度の世界最大のスポーツイベント開催がいよいよ目前に迫りました。世界のサッカーファンにとって残念なのは、過去4度の優勝を誇る強豪国イタリアの予選敗退。本選のピッチで「アズーリ」が躍動する姿を見られなくなることなど、よもや考えもしなかったサポーターも決して少なくないでしょう。一方、金融市場では、イタリアをめぐるもう1つの「想定外」の出来事が、世界の投資家の肝を冷やしました。
輸出関連株が“円高でもあまり売られなかった”理由
株価のベースはやはり「業績」?
株価は為替レートの影響を受けることがよくあります。その中でも輸出関連銘柄は、円安になると買われ、円高になると売られやすいと言われています。そして為替レートが動くたびに、為替感応度の高銘柄が話題になります。5月も前半に円安が進みましたが、後半は円高となり、日経平均株価も下がりました。通常であれば、輸出関連銘柄が一番売られるパターンのはずですが、業種別インデックスを見ると日経平均と同じぐらいの下落率に留まっています。どういうことでしょうか。
実際のところ何するの?青色申告に欠かせない帳簿の作成
フリーランスのための確定申告の基本
前回の「フリーランスになる前に押さえたい青色申告のイロハ」ではフリーランスとして働くなら、青色申告をした方が圧倒的に有利だというお話をしました。青色申告をすると有利な特典を受けることができますが、その代わりに日々の取引を所定の帳簿に記帳し、その記帳に基づいて1年間に生じた所得を計算し、正しい申告をすることが求められます。そこで今回は「青色申告をするぞ!」と決めたフリーランスの方に向けて、「帳簿」や「記帳」についてのお話をしたいと思います。
イタリア政局混乱に見る「市場のストーリー」の脈略のなさ
個人投資家はどう向き合うべき?
5月末、南欧発のリスクオフ(回避)の波がマーケットを揺らしました。欧州の株式市場やユーロが売られたのはもちろん、米国のNYダウ平均も一時500ドルを超える急落となりました。むろん、動揺は日本にも及び、大幅な株安・円高となりました。一体なぜ、金融市場はそこまで揺さぶられたのでしょうか。そして、個人投資家はどう対処すべきだったのでしょうか。検証してみたいと思います。
投資初心者はまずはマネー本から FPおすすめの4選
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。投資をこれから始めたいと考えていますが、どういった情報をどのように集めればいいのかわかりません。投資をする上で、普段から注目しておいた方がいいことがあれば教えてください。〈相談者プロフィール〉・男性、25歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:18万円
相場軟調局面での「中小型株投資」はアリか、ナシか
“変動幅大きく危険”は本当?
先週は日経平均株価が大きく下げました。市場が過度に悲観的になる不安定な局面では、企業の本来的価値に対して株価が過小評価され、割安に放置される場面が多いといわれています。相場変動の大きい局面では、流動性の低い中小型株は株価のボラティリティー(株価変動)が大きく危険だとの見方もあります。しかしこれまで、中小型株は市場環境のさまざまの場面を乗り越え、大型株を上回るパフォーマンスを上げてきました。今回は、中小型株投資の有効性について考えてみましょう。
ファンダメンタルズ相場を打ち砕く“次の投機材料”は何か
米5月雇用統計で投機筋は一掃
前回の筆者記事で、マーケット関連の各種報道のトーンが変わり始めたようだとお話しましたが、世界貿易戦争勃発の可能性を指摘していた円高論者たちは1ドル=111円台というル円の回復を受けて一掃されました。引き続き、米国の保護貿易姿勢やドナルド・トランプ大統領の発言に対する懸念は残っているものの、米国の経済指標が非常に好調であることから、市場の目は米国のファンダメンタルズと利上げに移ってきていると思われます。この先に“波乱の芽”は潜んでいるのでしょうか。そして、それが顕在化するとすれば、Xデーはいつなのでしょうか。
ベンチャー気質で年0.40%金利を実現、SBJ銀行の本気
時間外でも土日でも、提携ATM手数料0円
「低金利で定期預金に魅力を感じない」「ATMで引き出す際の手数料が勿体ない」――そのような不満をお持ちの方は多いのではないでしょうか。しかし、ATM手数料0円、好金利かつ100万円以下の低額定期預金など、魅力的な商品でそれらの不満を解消しようとしている銀行があります。それが、SBJ銀行です。具体的にどのような商品を提供しているのか、SBJ銀行の松浦邦彦氏と李栄哲氏、大山夏実氏に話を伺いました。ボーナスを賢く運用したい方や、2行目の銀行口座開設を検討している方は必見です。
カルビーの名物経営者はなぜ「RIZAP」に移籍したのか
プロ経営者・松本晃氏はどんな人?
面白い人事発表が飛び込んできました。日本で指折りの「プロ経営者」と言われている松本晃氏が、ダイエットで有名なRIZAPグループのCOO(最高執行責任者)に就任するというのです。ジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人社長からカルビーに転身して9年、今年の3月に退任した後の去就が注目されていました。松本氏はRIZAPで何をしようというのでしょうか。
扶養内で働くか、正社員で働くか。決め手は何?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫が2年後に60歳で定年になります。延長はしないと言います。子供2人のうち1人は独立しましたが、もう1人は留学中で、あと6年間は教育費が見通せない状態です。夫婦2人暮らしなので以前より時間に余裕があります。現在は地元の中小企業にパートとして働いていますが、今からでも会社を辞めて正社員の道を探すべきでしょうか。仕事は専門職なので需要はあると思うのですが、扶養から外れると年間50万円ほどの補助がなくなります。そうすると、せめて年収200万円以上稼がないと、慣れたパートを辞めて新しい仕事をする意味はありませんよね。住宅ローンは完済済みです。他に借金等はありません。私としては正直今の生活リズムを崩したくないので、夫に頑張って欲しいと思っているのですが……。〈相談者プロフィール〉・女性、55歳、既婚(夫:会社員)、子供2人・職業:パート・アルバイト・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:40万円・毎月の支出目安:20万円
「仮想通貨投資をやりたい」初心者はいくらから始めればいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。昨年流行っていた仮想通貨への投資を、遅ればせながら始めてみたいと思っています。かなり儲けている人がいて、“億り人”も多く出たということですから、とても期待しています。自分もたくさん儲けられるようになりたいです。ただ、投資は初心者で、本当に仮想通貨を始めても大丈夫なのだろうかという不安も少しあります。仮想通貨に投資をしていく場合、何をどう勉強していけばよいでしょうか。また、お金に困らないように仮想通貨への投資額の目安などがあれば教えてください。〈相談者プロフィール〉・36歳、独身・手取りの世帯月収:28.6万円・毎月の貯金額:4万円・貯蓄総額:170万円