ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
東京五輪の前に景気後退の可能性も……株は今が売り時?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。株式投資を複数の証券会社でやっておりますが、ずっと特定口座を利用しており、確定申告をしておりませんでした。昨年ある株を売却したところ、特定口座年間取引報告書では10万円程度の損が発生しております。ほかの証券会社は源泉徴収で税金を支払っており、確定申告をすれば税金が戻ってくると聞きました。また、今年はご存知の通り株価が急騰していますので、いくつか売却して利益確定させたほうがよいかと考えています。そこで、ご質問です。 (1)そもそも今年の株価動向を考えると、まだ持ち続けるべきなのでしょうか? 正直言ってこのまま株価が上がり続けるとは思えませんが、迷っています。(2)複数の証券会社の損益通算を行うために確定申告する際、取引のあるすべての証券会社を申告しないといけないのでしょうか? それとも損した分を取り戻せるだけ申告すれば問題ないのでしょうか?(50代前半 既婚・子供1人 男性)
妻が投資を“毛嫌い” 理解してもらうための秘策は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。質問が2つあります。ひとつは、20代の妻が投資に関して無関心、いや、むしろ、毛嫌いしていることです。資産は少しずつですが、確実に増えているのですが、妻は「いつどうなるかわからないことにお金を使うなんて。今、確実な現金があるんだから、そんなことしなくたっていいじゃない!」といった具合です。私が「老後のため」「余裕ある生活を送るため」などと必要性を説いたところで、まったく理解してくれません。わかってもらえるような方法はあるでしょうか?もうひとつは、投資法の変更についてです。今まで株式投資を中心に行っていましたが、自身の年齢も考え、そろそろ不動産投資に切り替えようかと考えています。区分所有のマンションから始めようと思っています。資金として、現在の株式1,000万円をすべてを頭金にするのか。それとも株式を半分残して500万円程度の頭金にするのか。あるいは、ほかによい案があればアドバイスをお願いします。また、現在は自宅マンションの住宅ロー
グーグル・ウォルマート提携で「vsアマゾン」に新展開
拡がる“声で買い物”市場の勝者は?
以前、このコラムでアマゾン・ドット・コムがアメリカの食品スーパー大手・ホールフーズを傘下に収めたことについて書きました(全米の小売店が震えた、アマゾン食品スーパー買収の裏側)。アメリカでは“アマゾン・エフェクト”といって、アマゾンが成長することによって多くの小売業の業績が下がるというメカニズムが起こっています。既存の小売業と比べると圧倒的に生産性に優れ、消費者からも支持されているアマゾンと競争するためにはどうすればよいのか? 先日、グーグルとウォルマートが手を握るという報道がありました。これは、そのひとつの解になるのかもしれません。
30代の資産形成「老後への心配」が招く“悲劇”にご用心
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。現在、ネット証券で投資信託の積立を行っています。30代ですが我々の世代は年金があてにならないので、自分でも積立をしたほうがよいと考えており、ドルコスト平均法で毎月4万円の定額積立を老後まで続けるつもりです。確定拠出年金のように「定年まで絶対引き出さない!」という意気込みです。積立を始めた少し後に、NISAの制度ができました。NISAは期間や金額に上限があるため、長期の積立投資では使えないように思ったのですが、実際はどうなのでしょうか? よい使い方はありますか? 投資信託ではなく、NISAや確定拠出年金に切り替えたほうが有利でしょうか。詳しく教えてください。【収入・支出の状況】自分の年収が650万円(額面)、妻が300万円です【今後の収入・支出の状況】子供がほしいと思っているため、派遣社員の妻の収入が一時的になくなる可能性があります【資産の状況】積み立ててきた投資信託が200万円ほど【現在の負債】なし(家は賃貸)【加入している保険
「株価は毎日見なくていい」“好き”から始める投資生活
ゆったり楽しむ気持ちが継続のカギ
「よし、株式投資をはじめてみよう」と、まず本を手に取る方も少なくないと思います。しかし、書店に並ぶ投資本を眺めていると、“年1億円を稼ぐ”“資金を15倍にした”など仰々しいタイトルのものが多く目につきます。もちろん出版する側からすると、アピールしなければ売れないのでどうしても大げさにならざるを得ないのでしょうが、その宣伝文句を見ていると「私も投資をするなら、資産を何倍にも増やさなければいけないのでは」というような思いに駆られてしまいます。
投資歴15年、人気ブロガーの投資を長く続ける秘訣
損失への心構え、続けやすい投資法
「投資家」というと経済の知識に長け、お金の感覚に鋭いイメージ。しかし、今は順当に資産を築いている投資家も、最初から手練れだったわけではない。彼らはどんなきっかけで投資に関心を持ち、どうやって現在のスタイルを確立したのか? また現在、いかに投資と向き合っているのか?そこで今回は、著名なインデックス投資ブロガーにインタビュー。「ビギナー時代」の話から現在の投資スタイル、その考え方などを聞いてみた。今回お話を聞いたのは、会社員投資ブロガー『吊られた男』さん。趣味はフットサルと家族との山登り
「少し欲が出てきた」あなたに贈る“投資3年目”の心得
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。投資信託についておうかがいします。「自分の小遣いの範囲で」と思い、3年ほど前にはじめて投資信託を買いました。はじめは100万円台からでしたが、安全だとわかったので現在は280万円ほどになっています。定期預金にしていても増えないので、ほかの預金も投資信託に充てようかと思っています。自分なりに考えて今は6種類ほどの投資信託を買っていますが、買い増しするにあたって、あまり種類を増やさないほうがよいのでしょうか? 現在買っているものは、毎月の分配があり、配当が高いという点だけでは選んでいないつもりです。安全性の高いものや、人気順位の高いもの、落ち着いているものなどを買っています。ある程度、配当金もあるので多少欲も出てきています。大切なお金ですので、動かせるお金に限って買ってるつもりです。ちなみに私も主人も働いていて、毎月生活できるだけの収入はあります。種類をあまり増やさないほうがよいのか。また、買い戻しをするタイミングについても教えてく
人生100年時代、早期退職のためにはいくら貯めれば安心?
今後、必要になるのは高度な仕事スキル
7月、8月は、夏休みにお盆休みにと仕事から離れてのんびりできる時期ですね。のんびりした日々を過ごしていると、「早く仕事を辞めて、あとは好きなことをして日々過ごすのもいいなぁ」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。とはいえ、現実は少子高齢化が進み、お給料も右肩上がりにはならない時代。本当に早く仕事を辞めることができるのでしょうか?
20代からはじめる「確定拠出年金」運用の基本の“き”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。今年から社会人になりました。投資の手始めとして、確定拠出年金を選択しました。3時間程度の説明を受けたものの、うまく運用する方法について正直あまり理解できていません。業務も忙しく、今後、運用まで気が回らないと思います。効率のよい運用の仕方、毎年確認すべきポイント、気をつけたほうがよいニュースなどがありましたら教えてください。せっかく貰えるお給料ですので、より利益を得られる運用をしていきたいと思っています。現在の月収は30万円、少しずつ収入が上がっていく見込みです。負債はありません。(20代前半 独身 男性)
SBI証券が少額取引の手数料を“ゼロ”にする意味とは?
証券会社の知られざる戦い
オンライン証券会社の最大手である「SBI証券」が一日あたり10万円以下の国内株式の売買手数料をゼロにすると発表しました。これまでも手数料はさほど高いわけではなく、税込103円だったのですが、それを無料にするというのです。この戦略の裏にはオンライン証券会社にとっての「次の市場」が見え隠れしています。詳しく解説してみましょう。
不動産投資の年間赤字が100万円に…保有か売却か悩む
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在、投資用のマンションを7軒所有しています。しかし、毎年100万円程度の赤字が出ています。現在の資産、収支状況を踏まえて、今後のライフプランをどのようにすればよいのか最近悩んでいます。アドバイスをいただけますでしょうか?(50代後半 既婚・子供2人 男性)
マネックス松本会長「投資は世界に自分の分身を置くこと」
投資のメリットは利益だけじゃない
ネット証券の先駆けとして業界を切り拓き、グローバルなオンライン金融機関グループとなったマネックス証券。会長を務める松本大(おおき)氏は、伝説のディーラーでもあり、30歳の時にゴールドマン・サックスで当時の最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)にも就任。その約5年後にマネックス証券を起業しました。そして、その松本氏のもとで“修行”し、その後、マネーフォワードを起業した辻庸介。師弟関係にあった二人には、一流企業で活躍し将来を嘱望されながらも、30代でリスクを恐れず起業の道を選択したという共通点もあります。若い世代からは「将来が不安でお金の問題にしっかり向き合うことが怖い」という声が聞こえてくることも多い現代。これからの時代、私たちはお金とどう向き合っていくべきなのかを教えてもらいました。
30歳年収900万円、資産の6割が「ドル」これって危険?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。30歳、現在の年収は900万円程度です。年収に対して資産が少ないと感じており、節約と資産形成を進めています。今回、ご相談したいのは資産の大部分を占める払い済み保険についてです。これまでドル建てで積み立てしてきた養老保険の支払いを先日、払い済み保険に変更し、そのままにしている状況です。今後の円安を見越し、円に替えるよりもこのままドルで保持するほうがよさそうですが、全体から見るとドルの割合が大きいように感じます。このまま解約せずにドルで運用しておくほうがよいのでしょうか? また今後、毎月積み立てる貯蓄はどのような資産に振り分ければよいでしょうか? アドバイスをよろしくお願いします。現在の資産:600万円(現金50万円、国内株200万円、ドル建て保険350万円)(30歳 独身 男性)
Uberが進まない国でひそかに拡がる“ライドシェア”の今
物流版配車サービスの可能性を探る
今、世界で急速に拡大し、タクシーの仕事を奪っているライドシェア。Uberがその最大手ですが、日本ではその進出が規制されています。営業許可のない自家用車に人を乗せて希望の場所に連れて行く行為は日本では“白タク”と呼ばれ禁止されています。Uberはそれと同じだという理由で日本市場では浸透できないのです。「そのため日本ではライドシェアのビジネスチャンスはない」とばかり思っていたら、意外なところからライドシェアの拡大が起き、日本にもその普及が始まっていることがわかりました。それが物流版のライドシェアです。どんな企業がなにを始めているのか、状況をまとめてみましょう。
「週休3日制」企業続々 収入や業務量はどう変わる?
賃金カットでも「取得したい!」の声
週休3日制を導入する企業が増えているそうです。全体で5.8%、実に10年前の倍になっているのだとか。しかし、その一方、従業員にとっては「雇用形態や収入などの待遇が下がるのでは?」「業務量が変わらなかったときのしわ寄せはどうなる?」など週休3日制への不安がつきまとい、“休みが増えた”と手放しでは喜べない事情も……。こうした従業員の不安を解消するために、各社さまざまな方法で週休3日制を導入しています。生命保険会社で初めて週休3日制を導入した企業では、どのような工夫をしたのか話を聞いてみました。
「小さな差が将来の“格差”に」NISA活用はこれが基本
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。NISAの口座開設を検討しています。証券会社・銀行・ネット型・店舗型……と、さまざまな選択肢がありますが、どのように選べばいいのでしょうか? 株式に投資する予定はありません。株式以外の金融商品を運用する前提で非課税のメリットを受けやすい賢い運用法を教えてください。また、その場合はどのような会社に口座を開設するのがよいのかアドバイスいただけると幸いです。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
「言った・言わない」で揉めないための“伝え方”の教科書
伝えた“つもり”で失敗しないために
あなたは「読み手型」or「聞き手型」?「コミュニケーションをとることが苦手」「ちゃんと伝えたはずなのに、言った言わないでモメることがある」という悩みをもつ人に、質問です。あなたは「読み手型(=読んで理解する人)」でしょうか? それとも「聞き手型(=聞いて理解する人)」でしょうか?何かを確認するとき、文字を読むほうが理解しやすいなら、あなたは「読み手型」、聞いた方が理解しやすいのなら、あなたは「聞き手型」です。(『「その話、聞いてないよ」と言われない伝え方』117ページより)大企業でコンサルタント・マネージャーやアナリストを務め、現在は武蔵野大学でビジネス・コミュニケーションを教える金子敦子さんは、著書『「その話、聞いてないよ」と言われない伝え方』にこう記しています。私たちは生まれてから、毎日のように言葉のシャワーをあび、口頭のコミュニケーション(聞く・話す)を習得します。また、小学校にあがる前後に文章によるコミュニケーション(読み・書き)も行なうようになり、口頭と文章の両方のコミュニケーション手段を使うことができるようになります。といっても、その両方に秀でている人は少なく、誰もが得意不
仕事にも直結!? 知らないと困るオトナの接待マナー
その食べ方「NG」かもしれません
厳かな料亭や高級レストランなど、普段はあまり行き慣れない場所が指定されることも多いビジネス会食。そんな接待の場でどのように振る舞えば相手に好印象を与えられるのか気になるという社会人の方は多いのではないでしょうか?“食事マナー”というと堅苦しい印象も受けますが、もしかするとその場でのあなたの言動が仕事の成果を左右する可能性も――。そこで今回は、ビジネス会食やお酒をともなう宴席での振る舞い方のポイントや、意外と知られていない食事マナーについて、カリスママナー講師・西出ひろ子さんに教えていただきました。