ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
不動産の価格交渉を有利に進める「とっておきのカード」とは
580万円の物件を80万円値引いた方法
不動産投資には価格交渉がつきものです。物件を買う際、壮絶な値切りの駆け引きが行われることもあるようです。不動産投資家の束田光陽さんも、数々の価格交渉を経験してきた人物。過去2回にわたり、実際にあった物件Aの価格交渉エピソードを聞いてきました。今回の記事は、その完結編です。
“春一番”は株式市場にどんな風を吹かせるのか
行動経済学で説明できる“2つの傾向“
2月3日の立春を過ぎると、暖かい日も少しづつ増えて来ます。まだ北風で寒い日もありますが、関東地方では近日中に“春一番”が吹くとの天気予報も聞かれています。毎年、春一番が吹くと、本格的な春の訪れが感じられるようになります。気候と株価の間に強い結びつきがあることはご存じでしょうか。近年、注目されている「行動経済学」がそのゆえんです。2017年にシカゴ大学の行動経済学の権威、リチャード・セイラー教授がノーベル経済学賞を受賞したことで、さらに大きな注目を浴びています。平たく言うと、人間の行動はその時の気分に左右されます。ですので、株式を買ったりする投資も気分の影響を受けてしまうということです。以前の連載「梅雨の雨量と株価の間に存在した“かなり繊細な関係”」で紹介しましたが、「晴れの日の株価は高く、曇りの日の株価は安い」という実証結果が日本ファイナンス学会で発表されました。“天気が良い時は、人々の気持ちが前向きになるため、楽天的な姿勢で投資しがちになり、買い先行になる”ことが理由とされています。では、“春一番”と株価の関係にはどのようなものがあるのでしょうか。
世帯年収900万円以上で急上昇?働く主婦の何割が世帯年収に満足しているか
働く既婚女性600人に調査
仕事と家庭を両立させる“働く主婦層”の方は、仕事で得られる対価のリアルと、家庭・生活面での大変さの両方を知っています。現実的かつ柔軟であり、たとえば自分の家庭の世帯年収に対しても冷静に判断する人が多いように思います。ただし、これはあくまでも表面上のイメージ。実際は働く主婦個々に、自分の家庭の世帯年収に対する思いは異なり、また年代や子どもの数などによっても満足度が微妙に変わってくるようにも思います。これまで、あまり語られることがなかった、働く主婦層にとっての「世帯年収への満足度」に関して興味深い調査結果が発表されました。調査を行ったのは、主婦に特化した人材サービスしゅふJOB』の調査機関・しゅふJOB総研。ここでは、その調査結果から働く主婦の方々が、日々「お金」に関してどのような思いを抱いて過ごしているかを推測していきたいと思います。
「トップ5%」社員のメールをAI分析、返信は何分・何文字以内が目安?
コンパクトでありながら、冷たくない
企業の働き方改革支援を事業としているクロスリバーは、ビジネスパーソン1万8000人を定点カメラ・ICレコーダー・GPSで調査、AI分析した結果、人事評価で「トップ5%」の評価を獲得していた社員には、再現性の高いルールがあることを発見しました。元日本マイクロソフト業務執行役員、現在はクロスリバーの代表取締役社長CEOである越川慎司氏の著書『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から抜粋して紹介します。
LGやテスラも注目 コロナ感染急拡大に苦しむインドネシア ニッケルへの期待高まる
世界最大の埋蔵量
1月26日、IMF(世界通貨基金)が世界経済見通しを発表しました。原則3か月に1回の周期でIMFが発表している世界および国別の成長率見通しで、世界全体の2021年の成長率見通しは、前回予測の5.2%から5.5%へ上方修正されています。現時点では、コロナ禍が収束する気配はなく、国別にみても、すべての国が回復しているわけではありませんが、世界全体でみれば、徐々に安定を取り戻し始めている段階といえます。今回は、感染者拡大と景気低迷に苦しんでいるインドネシアを中心に、今の状況と今後の注目点などについて考えてみたいと思います。
年金は最大84%増やせるが…「繰下げ受給」5つの落とし穴と回避法
繰下げするなら、受給待機は“おいしい”状態?
2020年の年金改正では、繰上げだけでなく繰下げのしくみについても見直しがありました。繰下げ、つまり「年金を受け取る時期を遅らせること」により「受け取り額が増加する」というのはメリットがあるものの、落とし穴もあります。本記事では、年金繰下げのポイントと、繰下げたときの落とし穴、そしてその回避法を教えます。
秋ごろがピーク?2021年相場想定を上方修正するワケと高値メド
最大リスクは米金利上昇
年明け以降、世界の株式相場は堅調な推移を辿っています。1月最終週こそ大きく調整する場面が見られたものの、相場の地合いは依然強いと判断されます。1月に発足した米バイデン新政権下で実行される大規模な経済対策への期待がリスクオンの原動力になっていると見られますが、その好影響は日経平均株価を30年ぶりの28,000円台に押し上げるところにまで及んでいます。年内の株式相場は、強めの上方バイアスを織り込むことが必要になりそうです。その理由を説明します。
フランス人夫には理解できない?日本家庭の教育支出がフランスの4倍にも上るワケ
教育は無償であるべきか
ある日、フランスのエリート養成学校であるグランゼコール出身の夫を持つ日本人妻の友人が、嘆きながら私に打ち明けたことがありました。「パリの日本人幼稚園の授業料を、夫が理解しない。夫は『自分はフランスで最高の教育をタダで受けてきた。折り紙や塗り絵のために、なぜ高額な授業料を払うのか』と」なぜフランス家庭における教育費の負担は、低く抑えられているのでしょうか。その理由を紐解いてみます。
20代同棲カップル「収入も貯蓄は少ないし、未婚。それでも家は買える?」
みんなの住宅相談:第3回
30万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターのアドバイザーが、住まいの悩みに答えるシリーズ。最近よくいただくご相談内容をご紹介しながら、お悩み解決につながるポイントを解説します。
老後に月25万円用意するには?投資を始める前に知っておきたい3つのこと
イベントレポート
2020年11月16日から5日間、“これからの自分のためにお金をレベルアップさせる1週間”をテーマに、オンラインイベント「マネーフォワード Week」が開催されました。本記事では、11月17日に開催された日興アセットマネジメント講演「投資信託のはじめかた―オトナの七・五・三―」の内容を一部抜粋・編集してご紹介します。日興アセットマネジメント株式会社マーケティング部長の今福啓之氏と、同社マーケティング部副部長の小林望美氏が、長期の資産形成のために投資信託をどのように活用すべきか、お話します。
日本でも本格的に検討開始するカーボンプライシング、押さえておくべきポイントは?
菅首相が施政方針演説で方針表明
1月18日、菅首相は初の施政方針演説を行いました。演説では、新型コロナウイルス感染拡大の早期収束に向けた方針が示されたほか、幅広い政策分野における政府の姿勢が明示されました。また、脱炭素化に関する指針についても言及がなされ、2035年までに全ての新車販売を電動車に転換させる政府の方針が明らかとなったほか、カーボンプライシングに取り組む姿勢が示されました。今回はこのカーボンプライシングのポイントを整理します。
定年後の三大不安「お金・健康・生きがい」の解消法は?後悔しない定年後の備え
3大リスクはつながっている
定年後の皆さんは、どんな生活をされているのでしょうか?老後の不安についてさまざまなアンケートが行われています。必ずトップにくるのは「お金」です。2番目には「健康」です。アンケートの結果では、「介護」「認知症」という項目になっていることもあります。次に、実際に定年を迎えた人が直面する問題として、「生きがい」「孤独」を口にする人が多いのです。この定年後の「お金」「健康」「生きがい」の3つを三大不安と呼ぶことにします。この3つは、大きなリスクと言えます。しかし、この3つのリスクは、それぞれ個別なものではなく、じつはすべてリンクしています。ですから、もし1つに問題が起こると3つともうまく行かなくなってしまうことがあります。逆に、1つが解決すると3つとも解決することもあるのです。今回は、定年後の三大不安の解消法を考えて行きましょう。
金融緩和縮小による株式市場の混乱は起きないと断言する理由
2013年と状況は異なる
今週、米国の主要な株価指数であるS&P500は再び最高値を更新しました。けん引役はハイテク株です。ハイテク株の比率が高いナスダック総合は25日まで5日続伸し、4日連続で過去最高値を更新しました。
パート主婦大家が教える“借金ナシ”でもできる「ローコスト不動産投資」
廉価かつ高利回り物件を探しあてたアイデア
2012年より不動産投資をスタートして、戸建て13戸(内、1戸売却)、その他、区分マンション3戸(内、2戸売却)、団地3戸(内、1戸売却)、アパート1棟4戸を所有するパート主婦大家なっちーこと、舛添菜穂子さん。少額で購入できる築古物件を購入して、DIYも取り入れてローコストでリフォームする投資術は融資が使いにくい今、初心者投資家から人気を集めています。前回、前々回にひき続き、これから不動産投資をしたい人に向けて、失敗を回避するためのアドバイスを聞きました。
GAFAの時代は終わり? 2020年代、日本企業がコンテンツビジネス分野で躍進しそうなワケ
音楽、映像、書籍分野で注目の企業は
インターネットは一般社会に浸透し始めてから20年超にかけて進化してきました。前半の10年間が第一段階の「情報のデジタル化(デジタイゼーション:DX1(注1))」、後半の10年間が第二段階の「プロセスのデジタル化(デジタライゼーション:DX2(注2))」としてGAFA(注3)を中心としたプラットフォーム主導で進められてきたと考えられます。今後は第三段階の「産業構造のデジタル化(デジタルトランスフォーメーション、DX3(注4))」という新次元のデジタル化が業界や分野毎に始まることになります。その中で、大きく変化、成長するとみられるコンテンツビジネスについて紹介します。
現金を貯めておくことが資産形成?どんな「資産」を積み上げていけば良いのか
資産形成のやり方について考える【前編】
「人生100年時代。資産形成は大切です」と言われますが、問題はどのような「資産」を積み上げていけば良いのかということです。なかには現金を貯めておくことが資産形成と思っている人もいるでしょう。それは正しいのでしょうか。ちょっと考えてみたいと思います。
年金を60歳からもらうのはトク?知らないと損する“繰上げ”デメリット5つ
年金はケガや病気の「保障」もしている
2020年に年金の改正がありました。この改正では、厚生年金に加入できる人を増やすしくみの改正などがありましたが、一番関心が高いのは、年金の繰上げと繰下げのしくみの見直しでしょう。本記事では、年金改正の繰上げのポイントと、実際に繰上げしたときのデメリットについてお伝えします。
副業に活路、外資マーケターが売上9割減の老舗和菓子屋に挑む理由
新しいキャリアの築き方
「コロナ禍で様々な企業が苦境に立たされています。これからは、会社の看板に頼らず自分の力で生きていく力を身に付けなければと思いました」松岡留美さんは、大手外資系消費財メーカーに勤務するEC(電子商取引)マーケティングのスペシャリストです。現在は誰もが知るナショナルブランド製品のECプランナーとして活躍しています。そんな松岡さんは今、副業として石川県輪島市にある老舗和菓子屋で働いています。