ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
「大企業とベンチャーどちらを選ぶべきか」で見落しがちな視点
スペックや環境よりも重視すべきこと
「誰もが知っている大企業で働きたい!」「本当に優秀な人材はベンチャーに行くべきだ」……「大企業とベンチャー企業、どちらを選ぶべきなのか?」は誰もが一度は考えたことある問題でしょう。悩んでもなかなか正解が見つからないこの問題の考え方を『前向きに悩む力』の著者・午堂登紀雄さんに聞いてみました。
株価高騰の今、大損しないために自分に言い聞かせたいケインズの名言
すべての銘柄が好調ではない
株式投資で利益を出すには、どのように投資銘柄を選ぶかが重要です。「株価指数」に連動する投資信託を買うという選択肢もありますが、投資をして株価が上がらないとつらいもの。今、米大統領選挙が終わってから株価が大きく上昇していますが、全ての株価が上昇しているというわけでもありません。大きく上昇している銘柄がある一方で、大きく下落している銘柄もあるという状況です。前回お話したように、自分が持っている株だけが上昇しないと悲しくなります。ウォール街での相場格言の一つで、ケインズという経済学者が述べた言葉に、「株式投資は美人投票のようなものだ」というものがあります。この意味と対処法を考えてみます。
リモートワーク離職を防げ!オンラインでのコミュニケーションを変える、3つのポイント
職場内コミュニケーションを再設計する
4月の緊急事態宣言の発令から半年が経過しました。ビデオ会議や社内SNSの活用など、最初は手探りで行っていたリモートワークでの業務に慣れてきたという声を耳にするようになりました。一方で、コロナ禍終息の見通しが立たない中、リモートワークが続くことに不安を感じる声も聞かれています。コミュニケーションが遠隔となったことで、お互いの仕事の状況やナレッジなどの情報共有がされにくくなり、仕事の偏りや抜け漏れが発生しているようです。このような問題を解決し、リモートワークを継続しながら組織の生産性を上げるにはどうしたらよいのでしょうか。企業で既に行われている取り組みを交えて解説します。
トヨタ“水素カー”だけじゃない、注目される日本の水素技術と脱炭素関連銘柄を一挙紹介
菅首相が「温暖化ガス排出量を2050年までに実質ゼロ」明言
日本の菅義偉首相は10月26日の所信表明演説で、温暖化ガス排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を掲げました。目標設定で先行するEUと足並みを揃え、地球温暖化対策に積極的な姿勢を世界にアピールする狙いがあります。2015年12月に採択された「パリ協定」では、産業革命以前からの気温上昇を1.5度以内にする目標があります。実現するには2050年までに世界全体の温暖化ガス排出量を実質ゼロにすることが必要です。EU以外では、CO2最大排出国である中国が2060年までの実質ゼロを目標に掲げるほか、米国ではバイデン大統領候補が温暖化対策に積極的な姿勢を見せており、「脱炭素」への取り組みが世界的に加速しそうです。
「目標未達」が続くとき、チームリーダーがとるべき行動とは?
真面目すぎるリーダーほど要注意!
チームの売上が伸びず今月も目標達成が難しい。メンバーのテンションは下がり、どんよりした雰囲気が職場に蔓延、さらに売上が落ちるという悪循環にハマりそう……。そんなときチームリーダーはどう振舞えばいいのか。チームとメンバーを救うには、どんな行動が求められるのか。「リピート率9割」の営業研修トレーナー、伊庭正康氏に、ピンチを乗り越えるためにリーダーがとるべき行動を聞きました。※本稿は伊庭正康『目標達成するリーダーが絶対やらないチームの動かし方』の一部を再編集したものです。
億越え投資家・エナフンさん「SNS情報に踊らされる人の問題点」
勝ちやすい場所で勝負する
「勝てない」と思った時は、きっと原因があります。前回に引き続き投資のスキルアップにつながるポイントを、投資ブログ「エナフンさんの梨の木」で知られ、独自のバリュー投資法の解説書『エナフン流 VE(バリューエンジニアリング)投資法』(日経BP)を著したエナフンさんこと奥山月仁さんに聞きました。
“100億円分の責任” 古い物件を令和仕様にする「大家としての使命感」
インフラとしての役割
資産100億円の大台に到達した不動産投資家の玉川陽介さん。地域や金融機関との付き合いが深まっていく中で、次はどんな活動を目指すのでしょうか。
人材派遣業界の苦悩、「もう辞めたいんですが…」と言われたら何をしてもだめ?
人材派遣業界のブラックに気をつけろ!
「転職で気をつけろ!業界のブラック」今回は人材派遣業界の苦悩についてお送りします。私は6つの大学でキャリア教育・就職支援の講師をしているのですが、多くの若者から「ブラック企業ってどうやって見つけられますか?」と相談されます。しかし、企業にあるブラックって人(経営者や上司)によって変わるもので、働いてみないと分からないと思いませんか? 働きやすい会社でも、やりがいがある仕事でもブラック要素が潜んでいるのが現実です。業界ごとにある「勘弁してよー」という情報も大切で、それを「業界のブラック」として皆さんにお届けします。
闇雲に“オンライン化”しても、幸せな社会は訪れない理由
オンライン化して欲しいことトップ5
社会のあらゆる場でオンライン化が進められています。仕事シーンにおいては在宅勤務やワーケーションなど、ネット環境を整えて、職場に出勤しない働き方が推奨されるようになりました。オンライン化を前提に、ペーパーレスで業務が回っていく仕組みに変えて行こうとする企業が増え、就職活動ではテレビ電話で面接することも珍しくなくなりつつあります。あらゆるものがオンライン化していく時代。それは、合理的でストレスフリーな世界の到来を予感させます。仕事においては、できる限りの業務をオンライン化した方が、生産性が向上し企業の競争力も高まりそうです。しかしながら、介護や調理、工場での作業、プロスポーツなど、その場にいて直接業務に携わらなければならない、オンライン化が困難な仕事も多々あります。また、これからオンライン環境下で様々な業務経験が蓄積されていく中で、むしろ、敢えてリアルな場で行った方が良い業務があると再発見することもあるかもしれません。
新型コロナワクチンで相場急変?株式市場を賑わす「リターン・リバーサル」を読み解く
国内決算は“二極化”継続
日本企業の7~9月期の決算発表が佳境を迎えています。3月決算を採用する約2,400社のうち10日時点で約1,600社が決算を発表しました。しかし今、株式市場では発表された決算内容とは真逆の動きが見られています。どういうことなのでしょうか?
結婚、出産、育休…部下のキャリア形成支援で、上司が気をつけたい3つのこと
自らの思い込みを捨てよう
2018年に共働き世帯が専業主婦世帯の2倍以上となり、女性の社会進出がますます注目されています。それに伴い、これまでは女性が主戦力となることが多かった家事・育児に関しても、夫婦で分担する家庭が増えてきました。そのような変化を受けてでしょうか、部下のキャリア形成支援について、悩む上司の声をよく耳にするようになりました。そこで今回は、部下のキャリア形成支援において、上司が特に気を付けたい3つのことと、その対応策についてご紹介します。
「好きを仕事に」の落とし穴 転職でミスマッチを減らすコツ
”面白い”仕事は存在しない?
転職時に「今の仕事よりも、他にもっと面白い仕事があるかもと期待している」と期待する人は、多いと思います。しかし、その考え方は妥当なのでしょうか? 「仕事選び」といいますが、そもそも仕事とは何なのでしょうか?前回・前々回に引き続き、ヘッドハンター・転職エージェントとして活躍する末永雄大さんの著書『キャリアロジック 誰でも年収1000万円を超えるための28のルール』から一部抜粋して紹介します。
バリュー株とグロース株って何?株式投資における自分の投資スタイル
自分の得意・不得意を認識しよう
昨年までは日本各地で個人投資家向けの講演があり、参加者と懇親会で投資談義していましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、基本的には対面での講演はなくなってしまいました。しかし、秋ごろからはオンラインセミナーが増え、例年と同じように投資談義に花を咲かせられるようになりました。最近話題に上がったのは、バリュー株投資とグロース株投資について。投資の世界に長くいる人からすれば、度々耳にするテーマでしょう。今回は定番の投資スタイルの話を共有します。
2020年IPO市場が過熱 初値平均2.4倍と高騰する魅力はどこに?
投資家は参加すべきか
2020年の新規上場(IPO)の初値が好調です。2020年は直近、10月30日に東証マザーズへIPOしたRetty(7356)までの62銘柄をみますと、公開価格に対する平均初値上昇率は2.4倍となっています。2010年以降の最高値は2013年の2.2倍ですから、人気の高さがうかがえるでしょう。なぜ、IPOが好調なのでしょうか。
贈り物は難しい 「ありがた迷惑なプレゼント」をもらわない秘訣
餞別に大量のビール券が
以前、「商品券こそ最強のプレゼント」という原稿を書きましたが、やはり商品券は現金と比べれば生々しくはないものの、「モノ」と比べれば生々しさはあります。何しろ送る時に金額が明確に分かるため、繊細な人にとっては抵抗感があるのは事実でしょう。
億超え投資家・エナフン氏「コロナ後を見据える“3D”の銘柄」
将来性のある銘柄を割安で買う
難しい値動きが続く株式市場の今後について、長期投資家はどう見ているのでしょうか。投資ブログ「エナフンさんの梨の木」で知られ、独自のバリュー投資法の解説書『エナフン流 VE(バリューエンジニアリング)投資法』(日経BP)を著したエナフンさんこと奥山月仁さんに話を聞きました。
米大統領選結果混迷、ドル円市場の見通し 注目のバイデン政策は?
米10月雇用統計は大幅改善
筆者は前月の記事で、「私から、読者の皆さんにお伝えしておきたいことは一つだけです。『米国時間11月3日(日本時間4日)に米大統領選の結果は判明しないことはほぼ確実であろう』ということです」と記しました。そして、米10月雇用統計発表時点(米国時間11月6日午前8:30)で、米大統領選の結果は出ていません。ただ、今年の米大統領選の激戦州となったミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州、アリゾナ州、ネバダ州、ジョージア州での開票速報で、ミシガン州とウィスコンシン州、アリゾナ州、ネバダ州で一部報道機関がバイデン候補当確速報を出しています。ペンシルベニア州(期日前投票の開票継続中)でのバイデン氏リードが伝わる中、市場観測は「バイデン氏勝利かな?」程度には傾いていたかもしれません。
資産100億・不動産投資家「17行以上の金融機関と付き合ってわかったこと」
不動産投資家列伝
不動産を買うにあたり、大きな壁となるのが資金調達です。金融機関の融資が受けやすくなる方法について、前回前々回に引き続き、資産100億円投資家の玉川陽介さんに聞きました。