ファミリー
結婚にまつわる費用や出産に利用できる公的補助制度や子育てにかかる費用など、役立つ制度を紹介。
結婚するなら「早婚」と「晩婚」、経済的にはどっちがお得?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。税制上は、結婚していたり子どもがいたりする方が控除等のメリットが多いと思いますので、どうせ結婚して子どもを育てるのであれば、早く結婚した方が得だと思います。私は両親が25歳の時の子どもなのですが、25歳で結婚して子どもを育てるのと、40歳で結婚して子どもを育てるのとでは、経済的にどのくらい差が出るものでしょうか。(35歳 独身 男性)
「結婚はお金で買えるのか」をデータで検証してみた
若い女性の理想の相手の条件とは?
ある50代女性から、こんなご相談を受けました。「20代半ばの息子が彼女にフラれて落ち込んでいます。やっぱり女性はお金なんだ、っていうんですよ」。詳しくお話をうかがってみると、フラれてお金持ちの彼氏に乗り換えられた、という話ではありませんでした。学生時代からお付き合いしていた2人が就職し、彼女は正社員として勤務する一方、彼のほうは詳細を省きますが、離職して職探しなど、どうやら仕事が定まらない様子。「(恋愛は)やっぱりお金なんだ」という根拠は客観的に見いだしにくい状況ですが、フラれた時点での稼ぎだけを比べるならば、彼女のほうが稼いでいたのかもしれません。しかし、それをもって「やっぱりお金」というのは違和感があるように思います。この「女性はやっぱりお金、それは本当に?」という違和感に関して、興味深いデータがありますので紹介したいと思います。
不妊治療のやめ時はいつなのか?深刻度増す「お金の問題」
治療との両立に悩み、仕事を辞めた人は2割
不妊治療のために仕事を辞めざるを得ず、その結果、収入が減る。一方で、治療技術が向上した分、オプション費用などが増え、治療費は高騰――。こうした状況下で、不妊治療のお金の問題に悩まされる人が増えているといいます。不妊に悩む人を支援するNPO法人・Fine理事長の松本亜樹子さんに現状を伺いました。
不妊治療の種類と費用
同じような治療でも病院によって費用に違い
日本では、不妊治療の中でも体外受精などの高度な治療を行う人が増加中です。2015年に日本で行われた体外受精は42万4151件。赤ちゃんの約20人に1人に当たる5万1001人が体外受精で生まれ、治療件数も治療による出生数も過去最多となりました(日本産科婦人科学会の2017年9月の発表より)。一方で不妊治療は、保険適用外の治療が多く、関わる費用は一般的に高額と考えられています。実際、どのような治療があり、それぞれどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
子供名義の株取引で増税!我が家の税金を減らす方法
正しい節税で増税分を取り戻そう
子供名義の証券口座で教育資金を運用する際に気を付けるポイントとは?前回子供名義の株取引で親の税金がUPする?意外な落とし穴に引き続き、子供名義の株取引で親の税金が増えてしまったときにどうしたらいいのか?一例として筆者が税金を減らすために行ったことについてお話しします。
子供名義の株取引で親の税金がUPする?意外な落とし穴
子供の証券口座を開設する際の注意点
子供が誕生すると、様々な場面でお祝い金をいただく機会が増えます。お祝い金を有効に活用するためにも、子供のための証券口座を開設したいと考える親御さんも多いことでしょう。しかし、株式投資の利益によって、親の支払う税金がUPすることがあるので注意が必要です。筆者による苦い経験を元に、子供名義の証券口座を開設する際に注意すべきポイントをお話しします。
成功しているインド人家庭に共通する子どもの教育法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。私には2人の子どもがいます。小学生と幼稚園生です。自分はさんざん浪費をしてきて、決して賢いお金の使い方をしてこなかったのですが、反面子どもたちにはお金に苦労する人生を送ってほしくないと思っています。小さい頃に教えることで、将来に役立つお金の教育方法というものはありますか。できれば賢いお金との付き合い方を習慣付けてほしいのです。お金との接し方を教えるのは難しく、あまり欲しいものを与えないようにしても大人になって反動が生じそうで、かといって奔放に欲しいものを与えるのも逆効果な気がします。思いつくのは、お小遣いを年俸制にして計画的なお金の使い方を身につけさせるというくらいです。よいアイデアがあれば、教えていただけますでしょうか。(男性、30代、既婚、子ども2人)
ジューン・ブライドは本当に多い?晩婚化で増えるジミ婚
ブライダル市場の現状と結婚の障壁
「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」という欧米の言い伝えであるジューン・ブライド。日本でも1960年代頃からウェディング業界やホテル業界から広がり始めたようです。でも、ジューン・ブライドは日本では梅雨の時期。実際のところ、6月に結婚は多いのでしょうか?また、未婚化や晩婚化が進行していますが、結婚の障壁は何なのかについて考えてみました。
毎月高額な保育料を払ってでも、妻は仕事を続けるべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。今年、長男が生まれ、8月から無認可保育園への入園が決まっています。保育料は月6万円と高額なので、来年は保育料の安い認可保育園への転園を希望しています。ニュースで幼児教育無償化の話なども聞くのですが、子どもが小学校に上がるまで、実際にはどのくらいの教育費がかかるのか知りたいです。また、来年認可保育園に入園できればよいのですが、入園できなかった場合、毎月高額な保育料を払い続けてでも仕事を続けていくべきか、悩んでいます……。〈相談者プロフィール〉・女性、28歳、既婚(夫:29歳・会社員)、子ども1人(0歳)・職業:会社員(育児休業中)・手取りの月収:50万円(夫30万円、妻20万円)・ボーナス年額:100万円(夫のみ)・預貯金:200万円・毎月の貯蓄:5万円 ・ボーナスからの貯蓄:約30万円【家計の内訳(45万円)】・住宅費:13万円(賃貸)・保険料:2万円・食費:8万円・
籍を入れない「事実婚」、税制面で有利不利はある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。これからパートナーと一緒に暮らしていこうと決めたのですが、法的には籍を入れない「事実婚」としてやっていこうと考えています。2人で生きていくにあたって、税金や年金において有利または不利になるようなことはありますか(2人ともフルで働いていますが、いずれは子どもがほしいと思っています)。また、先の話ですが、相続では、どのような影響があるのでしょうか。簡単で構いませんので、ちゃんと考えていくべきポイントを教えていただけると、とても助かります。よろしくお願いします。(女性、30代、独身)
「まずは手間をかけずに長期投資」フリーランスの資産運用
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今後の資産運用と娘の学資保険についてお聞きしたいです。今年の5月に娘が生まれました。0歳から学資保険に入ったほうが掛け金も安くおすすめと聞いているのですが、今から加入したほうがいいでしょうか。また、貯蓄だけではもったいないと思っており、現在200万円ほどの資金で株式投資を試みています。あまりアクティブに運用を行わずに、IPOに申し込む、たまに株価が大きく下がったときに大型株の売買を試すくらいで、株の利益はほとんどない状態です。しかし、今後のことも考え、資産運用の知識や株式投資の知識をつけていきたいと思っています。また、両親が不動産投資をしているため、そちらにも興味があります。ただ、金額が大きくなってしまうため、躊躇しているところです。フリーランスで仕事をしているため、将来の不安などはありますが、今の仕事は好きですし、続けていけるならずっと続けていきたいです。そのためにも資産運用で少しずつ資金を増やせたらいいなと思っています。今か
精子の質の見極めとこれからの不妊治療
顕微授精で開ける穴は意外と大きい
前回の「精子の質」の保証が甘い、現状の不妊治療では、「精子学」の第一人者で不妊治療を専門とする黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長の黒田優佳子医師に、今の不妊治療の問題点やリスクについて伺いました。今回は、その改善策として現在黒田さんが実施している正常な精子の選別法について、また不妊治療の今後の展望などについてお話をお聞きします。
“2人の門出”結婚セレモニー金額をめぐる誤解と現実
データで見る「ジューン・ブライド」
2015年に実施された国の大規模調査(国立社会保障・人口問題研究所:出生動向基本調査)によると、結婚したい未婚男女のうち「もし1年以内に結婚するとしたら、何が一番障害になるか」という質問に、男女とも約4割が「結婚資金」と回答しています。あくまでも1年以内に結婚する場合の一番の障害であり、「結婚のための住居」は別の回答選択肢としてあるため、「結婚資金」には住居資金は含まれていないといえます。ちなみに、男女とも約2割は「結婚のための住居」と回答しています。住居を含まない1年以内の結婚のための障害となる「結婚資金」というと、やはり結婚式や新婚旅行の費用でしょうか。この回答結果からそう考える人も少なくないと思います。そこで、そもそも結婚したい未婚男女の4割もが「すぐに結婚するとしたら一番の障害だ」と思っている「結婚資金」について、リアル・データで検証してみたいと思います。一体、2人の門出のセレモニー金額はいくらなのでしょうか。
「精子の質」の保証が甘い、現状の不妊治療
「精子が悪いから顕微授精」が危険なワケ
不妊というと、「卵子の老化」など女性側の問題ばかりが注目されがちです。しかし実際は、不妊の約半数に男性側の「精子の問題」が関わっています。世界でも数少ない「精子学」の第一人者、黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長の黒田優佳子医師に、これまでほとんど語られてこなかった男性側の不妊と「精子の質」の問題、またそれに伴う現在の不妊治療の問題点やリスクに関してお話を伺いました。
家族連れが利用しやすいお得な宿の選び方
保養所を使うという選択肢
ゴールデンウィークも終わり、夏休みの家族旅行はどこに行こうかと考えてる家族も多いのではないでしょうか。夫婦二人のときは気楽に行けた旅行も、小さな子供がいる場合は行き先や宿泊先選びにも慎重になったり、子供料金がかかる場合は旅行予算が厳しくなったりと、旅のスタイルも変わってくるのではないでしょうか。少しでも安く楽しめる家族旅行のために、お得な宿の選び方をご紹介したいと思います。
世帯年収1100万、子供を私立中学に入れたいけど学費が心配…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。現在、子供1人につき18歳満期の400万円の学資保険に入っています。上の子は公立中学、公立高校、できれば国公立大学と思っていますが、下の子は中学から私学に行き、大学までエスカレーターでと考えています。現在の夫の年収は550万円、私の年収は560万円です。貯蓄は600万円。毎月10万円を給与天引き貯金をしています。しかしながら、毎月5万円ほどの赤字となってしまい、ボーナスで補填しています。今後、下の子の中学、高校の私学の学費を出せるか心配です。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、42歳、既婚(夫:49歳・会社員)、子供2人(小6・小5)・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯月収:45万円(天引き貯金を引いた額)・毎月の支出目安:50万円【支出の内訳】・住居費11万円(うちローン7万円、管理費、修繕積立金、駐車場代)・保険7万円 (学資保険、個人年金保険含む)・食費8万円・車費2万円(
教育費を投資して失敗、今ならその100万円どう運用するか?
リアルなしくじり体験から学ぶ資産運用の原則
株式市況の盛り上がりを見て投資スタンスが強気になってしまうことはありませんか?今回は20年前のITブーム相場で私自身が失敗した経験から、守って欲しい資産運用の原則と教育費を貯めるのに犯してはいけないNGポイントをお伝えします。
教育費に不安、それでも3人目を望むなら「脱・専業主婦」を
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。子ども2人の学資保険を200万円で掛けています。月0.5万円、ボーナス時1万円で貯めていますが、大学まで行かせられるのか不安です。また夫婦共に、もう1人子どもが欲しいのですが、望んでもいいのか、諦めるほうがいいのか迷っています。主人の年齢のこともあり、悩んでいます。アドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、31歳、既婚(夫:42歳)、子ども2人(2歳・0歳)・職業:専業主婦・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:37~39万円・毎月の支出目安:約28万円(うち貯金8万円)