生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
50歳になったら知っておきたい「定年後のお金」のリスク
待ち構えている5つのリスクと落とし穴
この先、人口の減少が急速に進む日本。ひと昔前のように「60歳で定年を迎えたら晴耕雨読でのんびり過ごそう」などと考えられる人は少数派で、大多数の人は定年後も何らかの仕事に就くことを想定せざるをえません。とはいえ、いま50歳前後の人にとっては、どの程度の収入を確保すればいいのか具体的にイメージしにくいため、不安を感じているのが実情でしょう。漠然とした不安でも、放っておくとだんだん大きくなってしまうものです。定年後の備えを考えるのに早すぎることはありません。まずは、近い将来に待ち構えている5つのリスク、落とし穴を知ることからはじめませんか。(本記事は日本実業出版社刊『定年後のトクする働き方・仕事の探し方 2018~2019』の一部を抜粋、編集して掲載しています)
30代共働き夫婦 赤字の原因は「クレジットカード依存」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。クレジットカードの支払いが減りません。共働きで、子ども2人を保育園に預けて仕事をしています。2人合わせると収入は少なくない方だと思いますが、なかなか現金が手元に残りません。キャッシュレスがよいといわれているし、小銭が邪魔にならないので、クレジットカード決済を多く利用します。ポイントもつくし、現金払いよりもお得に買い物ができます。そして、家計がピンチのときほど助かるツールなので、クレジットカードは手放せません。使いすぎて翌月の支払いが大変そうな時は、リボ払いや分割払いなどを利用しています。ただ、給料が入り、クレジットカードの引き落とし、家賃、水道光熱費、通信費、生命保険料、保育料などの引き落とし額を確保すると、口座には12万円しか残りません。そして小遣いを夫婦それぞれに渡すと、生活費としての現金は6.5万円ほどです。生活費が足りなくなるのは、やりくりが下手だからなのでしょうか。それとも、固定費が高すぎるのでしょうか。〈相談者プロフ
たまにはインド風味で「さっぱりクミンキャベツ」の作り方
簡単だけどいつもと違う味
冷蔵庫にあるもので、いつもと違うメニューを簡単に作りませんか。キャベツのコールスローに飽きたら、クミン風味とさっぱり味のキャベツを楽しみましょう。
通販の起源から考える、仲卸業者と「転売屋」の違い
簿記の歴史物語 第29回
ここ10年ほどでしょうか。「転売屋」が問題視されています。転売屋とは、コンサートチケットなどの入手困難な商品を仕入れて、インターネットオークションなどを使って高値で売り捌く人たちのことです。最近ではNintendo Switchの品薄が続いている時期に話題になりました。店頭にはどこにも置いてないのに、ネット上には大量に出品されていたのです。もちろん、定価よりもずっと高い値段で。そもそもコンサートチケットの転売は、「ダフ屋」行為であり違法です。チケットではなくても、中古品を継続的に販売して収益を上げるには古物商として営業許可を取らなければなりません。アイドルやマンガ、アニメの限定商品が発売されるたびに、どこからともなく転売屋が現れてファンの怒りを買います。転売屋は、情報化の時代が生んだ影と言っていいでしょう。Yahoo!オークションやメルカリ、Amazonマーケットプレイスなど、個人が簡単にインターネット上で商品を売買できるようになったからこそ、転売屋はここまで大きな存在になりました。それこそ、商品の標準的な価格に影響を与えるほどの存在になってしまったのです。Twitterや2ちゃんねる
半額以下になることも!薬代を節約できる5つのコツ
意外とかさむ薬代を抑える方法
以前と同じ薬を処方してもらったけど、今回はなぜか支払額が数百円増えた。そんな経験はありませんか?実は、薬局で購入する薬代を抑える方法があります。そのコツを5つにわけてお伝えします。
わさび醤油でさっぱり「まぐろステーキアボカドサラダ丼」
まぐろはレアでお好みの野菜を添えて
まぐろのさく、お刺身もいいけど、たまには両面さっと焼いてレアステーキに。アボカドとお好みの野菜をのせて、お好みのご飯でサラダ丼はいかがでしょうか。わさび醬油ベースのドレッシングたれでさっぱりといただけますよ。
クレカの支払い忘れで審査が通らない…信用情報の確認方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。クレジットカードの支払いを10年前ぐらいに1度忘れたことがあり、最近引越しをする際に家賃保証会社の審査が通りませんでした。不動産会社は、上記の件が原因ではないかと言っています。クレジットカードの記録は消えないのでしょうか。また消す方法があれば教えて下さい。(男性、30代前半、未婚)
拡大するシェア経済、安くしたい年収300万層とこだわり1千万層
市場規模は約5000億、シェア志向が強いのは?
シェアリングエコノミー(シェア経済)が拡大しています。7月に内閣府は、初めてシェア経済の市場規模の試算結果を公表しました。2016年の市場規模は全体で4,700~5,250億円程度、内訳はフリマアプリなどの「モノ」のシェアが3,000億円程度で最も多く、民泊などの「スペース」のシェアが1,400~1,800億円、家事代行などの「スキル」のシェアが150~250億円ということです。なお、この推計では、個人間のやりとりに注目したために、主に企業が提供するカーシェアリングサービスなどは含まれていないそうです。シェア経済は日本の名目GDPの548兆円と比べると、0.1%程度ですので、現時点では日本経済全体に与える影響は大きくないよう。とはいえ、皆さんにとってシェアリングサービスは、どんどん身近になっているのではないでしょうか。ここで、ニッセイ基礎研究所が実施した生活者1万人を対象に調査に基づいて、どんな消費者がシェアリングサービスを使いたいという意向が強いのか、その特徴を見ていきたいと思います。
オーガニックなのに1000円台、イオンPB化粧品の実力
プロも絶賛の「オイル美容法」とは?
「お話を聞いて納得です、ちゃんと理にかなった作り方をされている。すばらしい商品ができあがってきました」こう語るのは、ナチュラルコスメメイクアップアーティストの小松和子さん。自身でも多数のオーガニックコスメをプロデュースする、まさにナチュラルコスメの第一人者です。そのプロが冒頭の賛辞を贈ったのが、流通大手イオンの手掛けるプライベートブランド「トップバリュ」が8月21日から売り出す化粧品ブランド、「トップバリュ グリーンアイオーガニック geo organics(ジーオ オーガニクス)」です。プロをもうならせたトップバリュのオーガニックコスメとは、一体どのようなものなのでしょうか。
夫婦の共通口座はいくつ必要?お金を貯めるための口座管理
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。現在、夫婦で別々に普通預金、定期預金を複数所有しています。その中には、ほぼ使用せずにそのままにしている口座もあります。今後、節約をしていくためには、口座はひとつにまとめて、その口座に2人で貯金していった方が良いでしょうか。また、その場合には日々使う口座と貯蓄口座は分けた方がいいのでしょうか。お金が貯まる口座管理のアイデアがあれば教えてください。(30代 既婚 男性)
配偶者控除改正で150万円の壁 パートできる金額は?
150万の壁以外に改正されたことは…
2018年(平成30年)から配偶者(特別)控除制度が変わりました。簡単に言えば、配偶者(特別)控除満額38万円を受けることができる人の、対象配偶者の給与収入の上限が「103万円」から「150万円」に変更になりました。パートで働いている人からすれば、「去年より多く働いても税金がかからなくなって良かった」と勘違いしている方も多いのではないでしょうか。この改正は、基本的なことを知っていないと、理解しづらい点が多くあります。今回は、税金の基本的なことから配偶者控除の改正点までを説明します。※分かりやすくするために、夫は正社員(給与収入のみ)、妻はパート社員(給与収入のみ)として解説します。
これもお金?地域通貨が変える人と街との関係性
藤野の小さなパン屋さんが教えてくれたこと
神奈川県相模原市緑区の藤野地区にある、予約だけで売り切れてしまう人気のパン屋さん「ス・マートパン」。前半では、それまでまったく別の仕事をしていた移住者のオーナー・池辺澄さんが、「ス・マートパン」を立ち上げるまでのストーリーを紹介しました。お店を立ち上げる後押しをしてくれたもののひとつに、澄さんの夫・潤一さんが立ち上げた藤野地域通貨「よろづ屋」の存在があったといいます。何がふつうのお金とちがうのでしょうか? 「よろづ屋」の仕組みを解説しつつ、円とは異なる「地域通貨」の役割に迫ります。
子供の骨折増加。骨が弱くなっている?その原因は
子供の骨の強さも二極化?オーバーユースと運動不足
ひと昔前まで、骨折のリスクと言えば、高齢者特有のものだと考えられてきたように思います。子供の場合は、男児や運動中の骨折が多いことから、活発な証拠、といった印象すらあったように思います。ところが、最近では、ちょっとしたことで子供が骨折するようになった、という話を聞きます。実際、どのぐらい子供の骨折は増えているのでしょうか。原因として、どういったことが考えられるのでしょうか。
小さなパン屋で3種類もの「地域通貨」が使える理由
移住者の「おすそ分け」が「小商い」に成長するまで
神奈川県相模原市緑区の藤野地区のとあるパン屋さんでは、3種類の地域通貨が使えます。なぜ、わざわざ管理する手間をかけてまで地域通貨を採用しているのでしょうか。小さなパン屋から見えてきた、貨幣や電子マネーや仮想通貨とは違う、「お金のかたち」とは?
会社が企業型確定拠出年金を導入、どうしたらよい?
失敗しない運用商品を選ぶポイントとは…
「勤務先の会社が企業型確定拠出年金を導入することになったので、運用商品をどう選べばいいのでしょうか?」とご相談をいただくことがあります。そこで今回は、運用商品の選び方について考えていきたいと思います。
夫が単身赴任で食費が2倍に… 赤字の原因は妻にある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。夫の単身赴任が始まってから、家計が赤字になりました。単身赴任手当が出て、一緒に暮らしている時よりも収入は増えているのですが、生活場所が2ヵ所に分かれ、夫が外食中心の暮らしになってしまったこともあり、食費が2倍近くかかっています。2ヵ所で重複してかかる費用が膨らんでいるように感じます。生活に必要な支出でもあるので、互いになかなか減らせずにいますが、支出を抑えるコツはあるのでしょうか。また、週末ごとに夫が家族に会いに帰ってくるので、その費用がかさんでいるように感じるのですが、夫は帰ってくることを楽しみにしているようで、控えてほしいとは言えません。単身赴任の期間が終われば解決するのかなとも思うのですが、子どもの教育費も貯めていかなくてはいけないと思い、貯蓄しにくい状態でも少しは蓄えを増やしたいと思っています。それが無理でも、せめて赤字の状態を抜け出したいです。どのようにやりくりをしてくと良いでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、3
簿記と脳の仕組み
簿記の歴史物語 第28回
歴史の謎の一つは、複式簿記の基本的なルールがほとんど変わらなかったことです。この連載をお読みの方なら、複式簿記の基本的な仕組みがルネサンスの頃の北イタリアで完成したことをご存知でしょう。そして19世紀、産業革命とともに現代的な会計学が完成しました。そして現代に至るまでの約500年間にわたり、簿記の基礎――勘定科目を借方と貸方に分けて記載し、貸借を一致させる――は、変わりませんでした。簿記を「商売のための道具」だと考えると、これは驚異的なことです。たとえば「移動のための道具」と比べてみれば、違いは明白です。最初は徒歩だったものが、やがて馬やラクダに騎乗するようになり、馬車や牛車が誕生し、鉄道が生まれ、自転車や自動車が生まれ、飛行機が飛び回るようになった――。歴史が進むごとに、その道具は大きく姿を変えています。一方、複式簿記は違います。たしかに誕生時に比べれば大きく発展し、より正確で精緻なものになりました。が、基礎となるルールは現在でもルネサンスの頃と同じです。それどころか、西洋式の複式簿記を知らないはずの日本でも、独自発生的に複式簿記に似た記帳方法が生まれていました。いったい、なぜでしょ
その遺言書待った!作成から始まる親子の仁義なき戦い
夏の相続特集~第3話~
大事なことだけれど、どうしても敬遠しがちな“相続”の話。これまで、「名義預金」と「事業承継」について見てきました。最終回の第3話は「遺言書」のお話です。数年前の終活ブーム以降、書く人が徐々に増えている遺言書。しかしその内容によっては、遺族間の争いの元になることもあるようです……。