生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
これもお金?地域通貨が変える人と街との関係性
藤野の小さなパン屋さんが教えてくれたこと
神奈川県相模原市緑区の藤野地区にある、予約だけで売り切れてしまう人気のパン屋さん「ス・マートパン」。前半では、それまでまったく別の仕事をしていた移住者のオーナー・池辺澄さんが、「ス・マートパン」を立ち上げるまでのストーリーを紹介しました。お店を立ち上げる後押しをしてくれたもののひとつに、澄さんの夫・潤一さんが立ち上げた藤野地域通貨「よろづ屋」の存在があったといいます。何がふつうのお金とちがうのでしょうか? 「よろづ屋」の仕組みを解説しつつ、円とは異なる「地域通貨」の役割に迫ります。
子供の骨折増加。骨が弱くなっている?その原因は
子供の骨の強さも二極化?オーバーユースと運動不足
ひと昔前まで、骨折のリスクと言えば、高齢者特有のものだと考えられてきたように思います。子供の場合は、男児や運動中の骨折が多いことから、活発な証拠、といった印象すらあったように思います。ところが、最近では、ちょっとしたことで子供が骨折するようになった、という話を聞きます。実際、どのぐらい子供の骨折は増えているのでしょうか。原因として、どういったことが考えられるのでしょうか。
小さなパン屋で3種類もの「地域通貨」が使える理由
移住者の「おすそ分け」が「小商い」に成長するまで
神奈川県相模原市緑区の藤野地区のとあるパン屋さんでは、3種類の地域通貨が使えます。なぜ、わざわざ管理する手間をかけてまで地域通貨を採用しているのでしょうか。小さなパン屋から見えてきた、貨幣や電子マネーや仮想通貨とは違う、「お金のかたち」とは?
会社が企業型確定拠出年金を導入、どうしたらよい?
失敗しない運用商品を選ぶポイントとは…
「勤務先の会社が企業型確定拠出年金を導入することになったので、運用商品をどう選べばいいのでしょうか?」とご相談をいただくことがあります。そこで今回は、運用商品の選び方について考えていきたいと思います。
夫が単身赴任で食費が2倍に… 赤字の原因は妻にある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。夫の単身赴任が始まってから、家計が赤字になりました。単身赴任手当が出て、一緒に暮らしている時よりも収入は増えているのですが、生活場所が2ヵ所に分かれ、夫が外食中心の暮らしになってしまったこともあり、食費が2倍近くかかっています。2ヵ所で重複してかかる費用が膨らんでいるように感じます。生活に必要な支出でもあるので、互いになかなか減らせずにいますが、支出を抑えるコツはあるのでしょうか。また、週末ごとに夫が家族に会いに帰ってくるので、その費用がかさんでいるように感じるのですが、夫は帰ってくることを楽しみにしているようで、控えてほしいとは言えません。単身赴任の期間が終われば解決するのかなとも思うのですが、子どもの教育費も貯めていかなくてはいけないと思い、貯蓄しにくい状態でも少しは蓄えを増やしたいと思っています。それが無理でも、せめて赤字の状態を抜け出したいです。どのようにやりくりをしてくと良いでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、3
簿記と脳の仕組み
簿記の歴史物語 第28回
歴史の謎の一つは、複式簿記の基本的なルールがほとんど変わらなかったことです。この連載をお読みの方なら、複式簿記の基本的な仕組みがルネサンスの頃の北イタリアで完成したことをご存知でしょう。そして19世紀、産業革命とともに現代的な会計学が完成しました。そして現代に至るまでの約500年間にわたり、簿記の基礎――勘定科目を借方と貸方に分けて記載し、貸借を一致させる――は、変わりませんでした。簿記を「商売のための道具」だと考えると、これは驚異的なことです。たとえば「移動のための道具」と比べてみれば、違いは明白です。最初は徒歩だったものが、やがて馬やラクダに騎乗するようになり、馬車や牛車が誕生し、鉄道が生まれ、自転車や自動車が生まれ、飛行機が飛び回るようになった――。歴史が進むごとに、その道具は大きく姿を変えています。一方、複式簿記は違います。たしかに誕生時に比べれば大きく発展し、より正確で精緻なものになりました。が、基礎となるルールは現在でもルネサンスの頃と同じです。それどころか、西洋式の複式簿記を知らないはずの日本でも、独自発生的に複式簿記に似た記帳方法が生まれていました。いったい、なぜでしょ
その遺言書待った!作成から始まる親子の仁義なき戦い
夏の相続特集~第3話~
大事なことだけれど、どうしても敬遠しがちな“相続”の話。これまで、「名義預金」と「事業承継」について見てきました。最終回の第3話は「遺言書」のお話です。数年前の終活ブーム以降、書く人が徐々に増えている遺言書。しかしその内容によっては、遺族間の争いの元になることもあるようです……。
節電しながらエアコンの効きをよくするコツとは?
簡単な工夫で効果抜群の使い方
今年は、各地で最高気温の記録を塗り替えているほどの猛暑です。そんな中、SNSでよく見かけるのが「エアコンが効かない、全然涼しくならない」という声。外の暑さにエアコンのパワーが追い付いていないようです。涼しくならないからと、設定温度を下げ、強風にしてを繰り返していると、エアコンの電気代をどんどん使ってしまうことに……。そこで今回は、今あるエアコンでより涼しくなるように、また節電になる使い方を紹介します。
もらっても困らない!冷凍庫に眠っている「保冷剤」の有効活用
冷却以外での有効活用のしかた
ケーキをはじめとする要冷蔵食品に「保冷剤」がついてきますね。毎回つけてもらうことになって、気が付けば冷凍庫にたくさんの保冷剤が溜まっている…。なんてことはありませんか?そんなときは封を開けて二次利用してみましょう。
跡継ぎがいない…事業承継に悩む企業のウルトラCとは?
夏の相続特集~第2話~
実家に帰る方も多いであろうお盆の時期に、ぜひとも考えておきたい相続に関する問題。名義預金についてまとめた第1回目に続いて、第2回目は「事業承継」に関するお話です。日本の会社のうち、99%を占める中小企業。実家が商売をしている方も少なくないと思います。では、その代表者に万が一のことがあったら、会社はどうなるのでしょうか。
ガッツリ系が大人気!品川駅発、お弁当売り上げランキング
上位は2トップは上野駅と同じアノお弁当
前回の手土産に引き続き、品川駅のお弁当ランキングを紹介します。出張でも品川駅を利用する人たちには、どんなお弁当が人気なのでしょうか。対象商品の売り上げ集計期間 2017年6月~2018年5月 「株式会社JR東日本リテールネット調べ」
本当にあった、経済的理由によるレア改元3選
お金のことば35:律令制度と元号
2019年(平成31年)4月30日、約30年にわたる「平成」の歴史が終わります。同日、今上天皇が退位され、その翌日「改元」が実施されるのです。ところで改元には、いまでこそ一世一元(いっせいいちげん=天皇一代に年号を一つだけ用いること)という決まりがあります。しかし長い歴史を振り返ると、改元には実にさまざまな「理由」が存在していました。そのパターンは主に4つ。まず天皇の交代を理由とする「代始改元」(だいはじめかいげん)、吉事を理由とする「祥瑞改元」(しょうずいかいげん)、凶事を理由とする「災異改元」(さいいかいげん)、暦のうえで凶事が起こるとされる区切りの年(甲子・戊辰・辛酉の年、これを三革と総称する)を理由とする「革年改元」(かくねんかいげん)というパターンが存在していたのです。このうち祥瑞改元は、初期の元号で登場するパターン。朝廷にキジが献上されたので改元した(白雉=はくち、650年~654年)とか、縁起の良い雲を発見したので改元した(慶雲=けいうん、704年~708年)とか、天皇が泉に入って健康になったので改元した(養老=ようろう、717年~724年)など、さまざまな吉事が存在しま
お金を貯めたいけど…美容や洋服代でリボ払い残高40万
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。衣服や化粧品を買う際にクレジットカードで支払い、リボ払いを使っています。お金を貯めたいのですが、カードの支払いが大変で毎月赤字です。なんとか家計を黒字にしてカードの残債を減らしたいのですが、どうすればよいでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、26歳、未婚・職業:契約社員・手取り月収:20万円、ボーナスなし・預貯金:なし・クレジットカードの残債:約40万円【家計の内訳】・住宅費:6万円・生命保険:2万円・食費:3万円・通信費:1万円・クレジットカード返済:1~2万円・その他生活費:7万円
定番商品が根強い人気!品川駅お土産ランキング
帰省から出張まで利用の品川駅で人気の商品とは?
上野駅に引き続き、品川駅のランキングを紹介します。まずは、手土産からご紹介しましょう。品川駅は、帰省や旅行だけでなく、出張での利用客が多いのが特徴です。そのためでしょうか、手土産1位はあの「定番商品」がランクインしました。対象商品の売り上げ集計期間 2017年6月~2018年5月 「株式会社JR東日本リテールネット調べ」
共働きで別財布、夫婦間で不満を残さないための家計管理術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。子どもを産んで時短勤務になってから、まったくお金が貯まりません。財布は夫とは別にしています。それぞれが負担している項目は以下の通りです。夫の収入から、いくら貯蓄ができているのかは分かりません。<妻の負担>・食費・日用品・子どもに関する費用(病院代など)・生命保険(妻)・病院代(妻の持病)<夫の負担>・住宅ローン・その他生活費・子どもの保育園代・生命保険(夫)出費の多い月は、貯金を崩してやりくりしています。子どもの学資保険は、加入時に先払いで少し納めたので、今まで支払いが生じていなかったのですが、もうすぐ支払いが始まりますし、これからどんどん子どもにお金がかかるので漠然とした不安があります。住宅ローンを借りたばかりなので、借り換えのメリットも薄く、支出を見直すにも、保険を見直すくらいしかないのではと頭が痛いです。まだまだ子どもが小さいので、あと10年近くは時短勤務になると思います。主人の収入がアップする見込みは今のところありません
26歳男性 月収20万「趣味に大金をつぎ込み貯金ができない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。毎月の生活費や趣味にかかるお金をほとんどクレジットカードで支払っています。カードの引き落とし額が思ったよりも高くなっていて、お金が貯まりません。どうするべきか教えてください。〈相談者プロフィール〉・男性、26歳、未婚・手取り月収:20万円・預貯金:なし・クレジットカード残高:約70万円【家計の内訳】・住宅費:5万円・生命保険:未加入・通信費:1万円(携帯代+自宅回線)・食費:4万円・水道光熱費:0.7万円・日用品:0.7万円・衣服・美容:0.8万円・健康・医療:1万円(ジム代)・その他生活費:2万円・趣味・娯楽:年間50~100万・クレジット引き落とし:月5~8万円
災害時、会社から「出勤命令」されたら従う必要はあるの?
地震や自然災害に備え知っておきたい法律の話
お盆前の台風、激しい豪雨による水害や都市部を襲った地震。平成最後の夏、自然災害が続いています。今年6月には、大阪北部を震源とする「震度6弱」の地震が発生。強い揺れは、住民に大きな影響を与えました。時間が通勤ラッシュと重なったこともあり、電車に閉じ込められる、車が動かなくなるなどして、会社にたどり着けなくなる人も多かったようです。交通機関が混乱している状況下では当然出勤は難しく、途中帰宅や自宅待機は致し方ないこと。ところが大阪地震の際には「上司からなにがなんでも出勤しろと言われた。」「出勤できないとメールしたら『気をつけて出社してね』と返ってきた。」など、出勤を促された人も多かったようです。地震など、自然災害で出勤が難しい場合自宅待機は当然だと思われますが、それを無視する形で会社に来るよう促す行為は違法にならないのでしょうか?パロス法律事務所の櫻町直樹弁護士に見解をお伺いしました。
オフィス周りが超進化!働き方改革が生んだ最新トレンド
キーワードは「機能性+スマート」
これまでも時代とともにさまざまな進化を遂げてきた、オフィス周りの各種アイテム。しかし、ここ最近の進化度合いは目を見張るものがあります。現在ヒットしているオフィス関連アイテムに共通する特徴があるとすれば、機能性とスマートさを兼ね備えている点。最新のトレンドアイテムにはどんなものがあるのか、ご紹介していきます。