生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
生活費は安くなる?TPPが私たちの生活に与える影響を教えて
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。よくニュースでTPPが話題になりますが、TPPは私たちの日常生活にどのような影響があるのでしょうか。豚肉の値段が倍になってしまうのでしょうか。生活費にどんな影響が及んでくるのか、それはいつ頃になるのか、教えてください。食べ盛りの2人を抱えているので気になっています。〈相談者プロフィール〉・女性、40代前半、既婚、子供2人
イオン、3年目の「ブラックフライデー」はどこまで進化した?
セール商品は3~5割引き
年々、参加企業が増えているブラックフライデー。米国では感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日に開催されるセールで、1年で最も売り上げが見込める商戦とされています。流通大手のイオンでは、2016年からこのブラックフライデーに参戦。セール期間中の売上高は、初年度が前年同期に比べて20%増、2年目が同15%増で推移。3年目となる今年は、さらに10%増を目標に掲げています(本州、四国のイオン、イオンスタイル)。どんな目玉企画を用意して、3年連続の拡販に備えているのでしょうか。ブラックフライデーに秘められた、イオンの戦略を深掘りします。
bankの語源:銀行とベンチの間にある共通点
お金のことば48:bankの語源
日本独自のカードゲーム「歌留多(かるた)」。医師が記入する診療録である「カルテ」。そして、手札などを意味する「カード」。これらはそれぞれ別の言語から伝わった外来語なのですが、実はいずれも「同じ語源」を持っています。ちなみに歌留多はポルトガル語のcartaが語源。カルテはドイツ語のKarteが語源。カードは英語のcardが語源。そしてこれらの語源をもっと辿ると、いずれもラテン語のchartaやギリシャ語のchártēsにいきつきます。そして、その意味するところは「1枚のパピルス紙」のことだったのです。一方、銀行を意味するbank(バンク)という英単語にも同じような事情が隠れています。具体的には銀行のbank、長椅子のbench(ベンチ)、宴会のbanquet(バンケット)が、同じ語源を持つ別の言葉なのです。今回は英語bankの語源と、その背景にある銀行史の一場面について紹介することにしましょう。
自動車保険に月1万は高すぎる?見直しで年間数万浮くことも
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。将来、住宅購入をしたいのと、子供の学費を貯めるために貯金を増やしたいです。今は子供が小さく、外に働きに出られないので、夫の収入だけでやりくりしています。支出は固定費が主にかかります。収入を増やすしかないと思ったのですが、投資をするのは怖く、自分が働くために子供を保育園に預けるのは保育料がかかるため、収入のプラスにはならない気がして悩んでいます。もう少し貯金を増やすために、何か見直す点があれば教えてください。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、31歳、既婚、子供1人(4ヵ月)・職業:専業主婦・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:19万円・毎月の支出目安:18万6000円・貯金:100万円・負債(住宅ローンなど):なし【支出内訳】・家賃:5万1000円・光熱費:1万2000円・通信費:1万6500円(携帯・ネット回線)・車ローン:2万4000円・車保険:9800円・ガソリン:1万円・食費:3万円・雑費:1万円・小遣い(
無理して自炊より「外食はランチ」の方が貯まる!?
知らなきゃ損!ラクして得する節約術 その3
「節約はがんばってコツコツするもの」という思い込みを捨て、ラクして得する節約術を紹介していく連載企画、第3回目のテーマは「食費」です。雑誌などでも取り上げられることが多い「食費の節約」みなさんの中でも気になる、ちょうど実践中! という方という方も多いのでは?「食費の節約」を行う上でも大切なのはいかにがんばらずに続けることができるかどうか。ポイントを詳しく紹介していきます。
男性も家事や育児のストレスが増加、いまどき家庭事情とは?
育児時間は増えたが、育児実施率は…
現代の日本はストレス社会と言われており、職場や学校、家庭でストレスを抱える人が増えていると言われます。共働き世帯が増え、家計を担うのも、家事・育児をするのも夫婦で分かち合う時代となり、夫婦のストレスの感じ方はどう変わってきているのでしょうか。男女の家事・育児ストレスについてみてみます。
自動車保険を見直せば固定費の大幅節約に、チェックすべき5つのポイント
効率的に削減するためにも気を付けたいこと
「なかなかお金が貯まらない」というときは、普段何気なく支払っている項目から見直しを行うのが効果的です。特に、自動車を持っている方にとって負担の大きい「自動車保険」は見逃せない支出です。そこで今回は、自動車保険の上手な見直し方のポイントをご紹介いたします。
夫婦で手取り月47万あっても、義母の収入をあてにする家計
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。投資やふるさと納税、格安スマホなど、最近、やるといいと言われている話題のことをやってみたいのに、家計のやりくりがうまくいかないので全部できません。600万円ほどあった貯蓄も、マイホームの頭金と長男の進学費用で消えました。新居では義母が同居することになったので、いくらか援助してもらえるかと思っていたのに、貯蓄がないからと言って、何ももらえませんでした。それは仕方がないと思っています。今は自分もパートをしていますし、義母もアルバイトをして家計にお金を入れてくれています。なんとかうまくやりくりをして、お金を貯めたり、お得な制度を利用したり、安くてよいスマホを使いたいと思っています。家計の状況についてご助言ください。〈相談者プロフィール〉・女性、44歳、既婚(夫:45歳、会社員)、子ども1人(中3)、義母(71歳、アルバイト)・職業:パート・手取り世帯月収:51.6万円(夫:38.5万円、妻:9.1万円、義母:4万円)※義母の収入は年金
都内で暮らす30代独身女性の平均年収や貯蓄額、生活費はいくら?
生活費の一カ月の平均は○万円
30代ともなると、会社では責任ある仕事をまかされ、社会人として充実してくる時期ではないでしょうか。プライベートでは、結婚・出産をする人もいれば、仕事に打ち込む人、転職をしている人もいるかもしれません。30代はライフスタイルの違いが大きくなってきます。そのため家計の状況にも、それぞれの個性があらわれてきます。自分で働いて稼いだお金を、どのように使うかは自由。しかし、お金のことについては自分の価値観も大切ですが、周囲とかけ離れているのも心配だったりしますよね。周りの人はどのくらいの収入で、貯金はいくらしているものなのか、気になることも多いのではないでしょうか。今回は、東京都内で暮らす、30代独身女性の一人暮らしの収入、貯蓄、生活費の平均についてみていきましょう。
対中ODAが終了…ところでODAでよく聞く円借款って何?
お金のことば46:ODAと円借款
2018年10月25日、安倍首相は訪問先の中国において「対中ODAの終了方針」を明らかにしました。ODA とは、おおまかに言えば「ある国が途上国に対して行う援助」のことを指します(詳しくは後ほど)。日本の対中ODAは、日中平和友好条約の発効翌年(1979年)に開始。一般にこの援助は、中国に対する戦後賠償の意味合いがあるとされています。しかし中国の経済成長とともに、その意義が薄れることに。2007年には新規の円借款(えんしゃっかん=これも後ほど)を終了。そしてこのたび、2018年度の新規分を最後に無償資金協力・技術協力も終わることになったのです。日本の総拠出額は3兆6500億円にのぼります。さてこのニュースを見た皆さんの中には、そもそも「ODAや円借款って何?」と思った人も多いのではないでしょうか。「ODAって何の略なの?」とか「円借款って何?」という疑問を抱いている人もいるかもしれません。そこで今回は、ODAや円借款という言葉の意味について掘り下げてみましょう。
ふるさと納税をするときの具体的なやり方解説
初心者のためのふるさと納税
年末が近づき、話題になるのが「ふるさと納税」。ここ数年、お得度もアップし、ふるさと納税を利用する人が増えています。前回、実は簡単「ふるさと納税」、税金が安くなるのはどういう仕組み?を紹介しました。実際、次はどうすればいいのか、具体的な手順を紹介します。
加湿器や空気清浄機の臭い対策は?意外と知らない家電のお手入れ方法
家電スペシャリストに聞く、メンテナンス頻度や掃除のコツ
急激に寒くなってきて、秋から冬への移り変わりを感じる今日この頃。暖房機や加湿器などを使用する日も近そうですが、使用前にお手入れをした方が良いのでしょうか?そもそも、どのくらいの頻度で掃除するのがベストでどこを掃除したら良いのかご存知ですか?そんな疑問を解消すべく、総合家電エンジニアの資格を持ち、ご自身も家電量販店に足繁く通っているという"家電スペシャリスト"の本多宏行さんに「家電のお手入れ方法」について聞いてみました。
50歳女性、手取り月30万「子ども2人の教育費と老後資金に不安」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。毎⽉の家計から貯蓄することができず、ボーナスも年間でかかる学費などでなくなってしまい、貯金を増やすことができません。長男が来年から受験生になり、大学費用も今後大きくかかるので不安です。家計の中で削減できるポイントはありますか。また、自分の老後資金を貯めていくにはiDeCoを利用した方が良いのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、50歳、子ども2人(長男17歳、長女14歳)・職業:会社員・手取り世帯月収:30万円・手取り年間ボーナス:150万円・預貯金:100万円・有価証券(投資信託・株・債権):500万円・学資保険:300万円・退職金の予定なし【支出の内訳(29.5万円)】・住居費:8万円(持ち家・ローン残期間20年)・保険:2万円(収入保障、医療、学資など)・教養費:3万円(学費、習い事)・通信費:2万円(携帯3台・自宅回線)・食費:7万円(外食含む)・水道光熱
企業型確定拠出年金とNISA、どちらを優先して活用すべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在、ある程度まとまった資産がありますが、恥ずかしながら40歳独身のため、取り立ててすぐに必要な支出の予定はありません。年収は650万円ほどです。来年からは、そこに不動産収入が年80万円くらい入る予定です。これは不動産投資を自分で勉強して得るわけではなく、家族との共同事業として、実家敷地内にテナントを入れ、そこから入ってくるものです。現在は月8万円程の貯蓄も含めて、収入の中でやりくりできているので、不動産収入はすべて投資に回そうと考えています。ちなみに住まいは月9万円の賃貸で、数年後、結婚を本格的にあきらめた暁には、一人暮らし向きのコンパクトな中古マンションを購入してもいいのかなと考えています。そこで、そろそろ老後を見据えて、本格的に資産運用を始めたいと思うのですが、本を読むほど選択肢が増え、何に投資すればよいのか判断できないという状態です。特に、企業型確定拠出年金とNISAをどのように活用していくべきかについて迷っています。アド
ただ「書く」だけで、心のモヤモヤを整理する方法
悩みが頭から離れずリラックスできない人のために
職場から自宅に帰っても、やり残した仕事のことが気になってモヤモヤ。休日さえも、色々な悩みが頭から離れず心からリラックスできないという人は少なくありません。大量の雑念に意識を奪われている状態を、心理学では「マインドレス(心を失っている)」といいます。このような状態だと心配事や不安にエネルギーを奪われ、心はストレスに満ちていき、集中力も低下。負のスパイラルにはまり続けることに……。習慣化コンサルタント・古川武士氏は著書『こころが片づく「書く」習慣』の中で、この解決策として「自分の思ったことや感じたことを書き出して頭を整理し、心が『今、ここ』に集中しているマインドフルの状態になるのが現実的な方法」だといいます。なぜ「書く」ことで、集中力と心の安定を同時に手に入れることができるのでしょうか? その理由と効果について、第1章「なぜ書くだけで心が片づくのか?」の中から見てみましょう。
40代共働き主婦「忙しくてお金で解決、貯金ができない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。3年前に海外から帰国し、私の実家の二世帯住宅に親と同居中です。復職してフルタイムになったこともあり、忙しくて、ついついお金で解決してしまいます。そのため、貯金がまったくできません。人前に出る機会も多く、衣料費などもかかってしまいます。また、税額が大きいせいか、子供の医療費も補助がないので、その都度かかります。もともと貯められない生活だと認識しているので、家族全員が積立型の保険に加入しています(子ども:学資保険、夫婦:養老積立)。医療保険も、保証額が高いため保険料が高くなっているのは重々承知ですが、掛け替えて浮いたお金を自分で貯蓄に回せる自信がないので、ずっと続けています。保険以外の方法で、お金を貯めるためのよい方法はありますか。〈相談者プロフィール〉・女性、40歳、既婚(夫:45歳、会社員)、子ども2人(小4、小1)・職業:会社員・居住形態:両親名義の二世帯住宅に同居・手取りの世帯月収:64万円・毎月の支出目安:64万円・貯金:
実は簡単「ふるさと納税」、税金が安くなるのはどういう仕組み?
初心者のためのふるさと納税
たとえば、○○市に2万円寄付をする→もともと自分が納めなければならなかった税金が1万8,000円少なくなる→寄付先から肉や魚、米や酒、果物などの返戻品がもらえる。上手に寄付すれば自分の持ち出しは2,000円だけ。ふるさと納税を簡単に言うとこうなります。ここ数年、使いやすくお得度がアップしたため、ふるさと納税をする人が急増しています。一方、この制度を推し進めていた総務省が、返戻品競争の過熱ぶりに待ったをかけ、返戻品を寄付金額の3割以下にするよう要請したり、見直しをしていない自治体名を公表したり……と改正の動きも出ています。あらためて今回は話題の「ふるさと納税」の基本的な仕組みとやり方、注意点などを取り上げましょう。
30代共働き夫婦、年間収支が黒字なら毎月赤字でも問題なし?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。現在共働きで、年間では少しずつ貯蓄できているのですが、毎月お金が貯まっているという実感がわきません。今後、自分たちの老後資金も作っていかなければならないので、どのぐらいのペースで貯めていけばよいのかわからず、不安です。将来のために、どのぐらい貯めていけばよいでしょうか?〈相談者プロフィール〉・男性、38歳、既婚(妻:39歳、会社員)・職業:会社員・手取り世帯月収:58万円 (夫:40万円、妻:18万円)・手取り年間ボーナス:夫300万円・預貯金:500万円・有価証券(投資信託・株・債権):500万円【支出の内訳(60万円)】・住居費:12万円(残期間20年、残債3,000万円)・保険:1万円・教養費:4万円(ヨガ・英会話)・通信費:1.5万円・食費:11万円(通販や外食が多い)・水道光熱費:1.5万円・日用品:2万円(ペット費用含む)・趣味・娯楽:5万円(山登りが趣味