値上げラッシュの生活防衛に効く−−8月に権利取得できる株主優待銘柄3選
今こそ価値ある優待内容を解説
インフレで食料品などの値上げのニュースが毎日のように報道されている中、生活防衛に役立つ株主優待の象徴といえばイオン(8267)です。数多くのメディアで株主優待が紹介されているのでご存じの方も多いと思いますが、改めてイオンの株主優待内容を確認すると「何これ? 知らなかった!」となるサービスもいくつもあります。しっかりと攻略することで、何倍もお得になったりしますので、既に保有している方も、これから検討する方も参考にしていただければ幸いです。
経済の変化を織り込んでいくマーケット−−動かす3つの要素とは?
投資の教科書(3)
投資の売り時・買い時を判断するためには、マーケットがいつ動くかを見極めることが重要になります。そこで、経済評論家・佐藤治彦( @SatoHaruhiko )氏の著書『素人はボロ儲けを狙うのはおやめなさい 安心・安全・確実な投資の教科書』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集してマーケットを動かす3つの要素について解説します。
広がるメリハリ消費での投資のヒント、狙い目は「ラグジュアリー」
馬渕磨理子が注目する業界は?
物価高騰を受けて、消費行動にも変化が見られます。自分が大切にしていることにはお金をかけ、それ以外の出費はできるだけ抑える、「メリハリ消費」というお金の使い方に注目が集まっています。企業も「あえて高価な商品」を相次いで発表しています。その狙いはズバリ「つぎ込む時は、とことんつぎ込む」という消費者心理です。ここに株式市場でも注目の動きがあります。
「PER」や「PBR」を理由に株式売買をしてはいけない理由
投資の教科書(2)
「資産形成」について話題になることが増え、将来に備え投資の準備を始める人も増えています。そこで、経済評論家・佐藤治彦( @SatoHaruhiko )氏の著書『素人はボロ儲けを狙うのはおやめなさい 安心・安全・確実な投資の教科書』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集して投資において売り時・買い時の考え方を解説します。
投資の神様・バフェットが株価を判断する基準−−2022年にシェブロンやHPを買いつけた背景とは
過去の発言から投資のヒントを探る
前回は「株の格言」から投資に対するヒントなどを紹介させて頂きました。今回は、「投資の神様」とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏の発言や投資スタイル、また、そこから考える投資のヒントを紹介したいと思います。
日本で1億円以上の金融資産を持つ人の割合は?「億り人」を目指すために必要なこと
投資の教科書(1)
「老後2000万円問題」を機に、老後資金を用意できるか不安に感じる人が増えました。そこで、経済評論家・佐藤治彦( @SatoHaruhiko )氏の著書『素人はボロ儲けを狙うのはおやめなさい 安心・安全・確実な投資の教科書』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集してお金が増えない理由について解説します。
日本のハイテク株にも影響を及ぼす「GAFAM」の決算発表まとめ
加速するインフレの影響はあったのか?
2022年7月25日週は、IT企業の雄である「GAFAM」の決算が発表となりました。私たちの生活やビジネスで必要不可欠となっている製品やサービスを数多く開発している巨大 IT企業の5社をGoogle、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの頭文字を取ってGAFAMといいます。米国株の上昇を支えてきたGAFAMの決算は、投資家マインドを左右し、日本のハイテク株にも影響を及ぼすと考えられます。今回は改めてGAFAMの企業としての優位性と、今週発表された決算について、まとめてお伝えします。まず7月26日(火)に発表された、MicrosoftとGoogleについてです。
2022年上半期の上がった銘柄・下がった銘柄。上昇率1位の東京電力と2位三菱重工の共通点とは?
米金利の動向がキーポイント
本当になんとしつこいウイルスなのでしょうか。一時は激減していた新型コロナウイルスの感染者数が足元で激増しており、7月21日の感染者数は18万人超と過去最多を更新してしまいました。今の所行動制限などは行われていませんが、もし行われることになれば小売業等の業績の重荷となりそうです。感染者数が増えている一方で、日本株は堅調に推移しています。日経平均は7月13日から22日まで7日続伸して期間中の上げ幅は1,600円近くに達しています。もはや市場では新型コロナウイルスの感染者数はあまり材料視されず、米国の金融施策や世界的なインフレ進行の方に注目が集まっているようです。
市場に張り付く必要はない?現代でも廃れない「相場の格言」から学ぶ
投資との向き合い方
今回は【相場の格言】から、今後の相場に対しての見方や、ヒントなどを探っていこうと思います。株式相場の格言には、今から約300年前の江戸時代に行われていた米(コメ)相場の時代から言い伝えられてきたものが多く存在します。投資の心得や戒めなどが短い言葉でまとまっています。現代の株式相場でも参考になり、相場に対する心構えや投資家心理について現代でも廃れることなく用いられています。
世界的な株価調整局面でも日本株が底堅い要因、このまま追い風は続くのか?
相対的に日経平均が強い理由
2022年もあっという間に下半期の相場入りとなりました。今年の上半期は昨年までの上昇相場とは打って変わって下落基調となり、難しさを感じる投資家の方も少なくないのではないでしょうか。世界的な株価の調整に伴い、日経平均も下落を余儀なくされています。しかし、4月以降は相対的に日本株の強さが目立つ展開にもなっています。今回は主要な株価指数を比較しつつ、日本株が底堅い要因について紐解いていきたいと思います。
株主優待をお得にゲットできる方法とは?金融アナリストも保有した優待銘柄3選
優待を得るための注意点も解説
個人投資家に絶大な人気を誇っている株主優待。優待目当てで投資を始めた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はどのタイミングで持っていれば株主優待を得られるのか、またお得にゲットできる方法を紹介します。
FIRE目指すなら知っておきたい、FIRE後の税金はどうなる?税理士が解説
退職日によって最後の給与が大きく変わる理由
経済的に自立して、仕事に縛られずに早期退職を実現する「FIRE」を目指す人が増えています。「仕事もせずに生活できるのか〜、ええなぁ〜」ですって? なんて……嘆かわしい!毎度、楽しく税の解説をしております、お笑い芸人で本物の税理士、税理士りーなです。いま話題のFIREですが、投資やお金の知識なしでは、叶えられるワケがありません。それでは実際に、FIREを実現するにはどうすれば良いか—税理士の観点から解説します。
選挙後の日本経済の行方は?防衛関連の銘柄が抱える課題と注目する2つのテーマ
海外投資家は今後どう動くのか
7月8日(金)、史上最長の通算8年8カ月もの期間、首相をされた安倍晋三元首相が銃撃され、お亡くなりになりました。この場をお借りしてご冥福をお祈りします。
日本は花王1社のみ−−25年間連続増配の“配当貴族”とは?米国の配当貴族への投資の仕方
ETFとは違うETNの注意点も
配当貴族という言葉をご相談ですか? 配当貴族とは、長期にわたり毎年配当を増やしている企業を指します。米国ではS&P500の構成銘柄のうち、25年間連続で増配を続けている銘柄を集めて算出した「S&P500配当貴族指数」というのが有名です。連続増配をしているということは、株主還元をしっかりと行う経営方針をとっている、といえます。加えて25年以上続けて配当を増やせていると言う事は、リーマンショックや、チャイナショック、コロナショックなどでも配当を増やし続ける力があったと言うことで、安定した利益を得られるビジネスモデルを持ち、財務もしっかりしているなどの条件を兼ね備えている企業といえます。そのような企業で構成される配当貴族指数は、暴落の際でも戻りが早い傾向にあるので、投資家にとって覚えておく価値があるでしょう。
止まらない円安、物価高、金利上昇の不安…個人でできる資産運用の対策は
円安だから外貨をもつはNG?
本稿を執筆している2022年7月11日に1ドル137円を突破しました。約24年ぶりの円安ドル高水準です。為替レートは、2021年9月後半から、原油をはじめとする原材料高騰、ウクライナ侵攻、ドル金利上昇による日米金利差拡大など様々な要因により、急激に円安に進んできました。なかでも大きい要因は日本と米国の金利差拡大です。米国が金利を上げる一方で、日本は金利を上げないでいると、ドル金利と円金利の差が大きくなります。すると、投資家は「円で運用よりも高金利がもらえるドルで運用した方が有利なので、ドルが欲しい」と考えます。1ドル137円が適正かどうかはさておき、日米の金利差から考えれば、円安ドル高が今後も続くとみて良さそうです。今回は、円安、物価高、金利上昇の中で、個人でできる資産運用の対策を考えていましょう。
主要材料は日本が世界シェア30%!太陽光発電に注目が集まる背景とは
2035年の市場規模予想は21年の22.6倍
東京都心は6月25日(土)から9日間、連続して猛暑日が続きました。これは1875年の統計開始以降、猛暑日の連続記録を更新し、最長記録になりました。高温のみならず、湿度も高く、体にこたえる暑さでした。7月4日(月)以降は幾分暑さが和らぎましたが、今後も30℃を超える予想が続いており、電力需給逼迫注意報への警戒が高まります。そうした中で、いま太陽光に注目が集まっています。
いま米国高利回りETFに注目すべき理由と代表的な3銘柄を紹介ーー利回り4%超えも
ETF選びで見るべきポイント
インフレ加速、金融引き締め、ウクライナ危機、景気後退懸念、コロナという先行き不安の中で、どう投資先を選ぶべきか頭を悩ませている方もいらっしゃると思います。そんななか、比較的高い利回りの収入を狙いたい=インカムゲインを得られる投資対象を検討するなら、株式を持っているだけで高い利益が得られる「高配当株」が候補に挙がることでしょう。しかし、個別銘柄を選ぶのはハードルが高い、決算など見るべきものも多い、銘柄によっては投資資金が足りない……と躊躇するのであれば、高配当株に分散投資できる上場投資信託(ETF)から始めてみてはいかがでしょうか?
年収300万円以下だと円安で家計は年5.8万円の負担増−−製造業にメリットがある、というのは本当なのか?
円安による日本経済への影響を解説
急速に進む「円安」をめぐって、日本経済にとって円安が「良いのか」「悪いのか」の議論が絶えません。さまざまな議論をめぐり、「結局、円安ってどうなの?」と“混乱”している方が多いでしょう。この混乱こそが、金融を難しく感じさせる要因の1つだと思います。そこで、今回は円安の悪い側面、良い側面をそれぞれきっちり解説していきます。