社会人になって初めて手にしたお給料を何に使おうか、楽しみやら不安やらそれぞれ胸のうちがあることでしょう。今回は、筆者が20代前半に知っておきたかった、給料をもらったら最初にすべきことを、お伝えできればと思います。


給料をもらったら、最初にすべき3つのこと

給料をもらったら、最初にすべきことは、「収支の計算を行う」「貯蓄や投資に回す費用を決める」「短期・中期・長期の目標資金をそれぞれに見合った方法で行う」の3つです。

では、それぞれ説明します。

その1:収支の計算を行う

「収支」というと難しく聞こえるかもしれませんが、要は“家計のプラスマイナスをはっきりさせる”ということです。

まず、図のように「収入」と「支出」を、項目ごとに仕分けしましょう。

月ごとの支出以外にも、臨時でかかる冠婚葬祭費や、年に1回の旅行や帰省などの経費も、忘れずに算出しましょう。年間で必要な費用がわかれば、その金額を12で割り、月単位の平均支出額を出します。

その2:貯蓄や投資に回す費用を決める

毎月の手取り給与から、ひと月あたりの支出額を差し引き、余った費用を「増やす、貯める、お金」とします。特段、「○年後に○○万円必要」という目標がなければ、1/3ずつ「短期・中期・長期」と資金を仕分けしましょう。

短期は今から5年間のうちに、急な支出などで費用が必要になる際、いつでも手元に現金化できるようにするためのお金。中期は5年~10年ぐらい後を目標に、まとまった資金を用意するもの。

長期は特に設定が無く、老後の為の資産形成などのためのもの、という様に、資金が必要になるタイミングを、時間軸に分けて3等分します。

その3:短期・中期・長期の目標資金をそれぞれに見合った方法で行う

当然、お金はただ置いていても、増えません。また、今後徐々に物価が上昇した場合、お金そのものの価値は下がっていきます。そのため何かしら「運用」をして、持っているお金を増やす努力をしなければいけません。

しかし、ただ闇雲に投資商品を購入すればよい訳ではありませんので、3つに仕分けしたお金を、それぞれふさわしい金融商品や、制度を活用する必要があります。