はじめに

知っておきたい、保険のかけすぎを防ぐ方法

大きな保障は不要?! 公的保障とのバランスも考えて

保障は小さいよりも大きいに越したことはありません。でも、保障が大きいほど保険料は高くなります。

そこで知っておきたいのが、公的医療保険の保障です。

公的医療保険には「高額療養費制度」があって、年齢や所得状況等により、ひと月(1日から月末まで)当たりの「自己負担限度額」が定められています。一般的な収入の場合、自己負担限度額は1ヶ月当たりおよそ9万円前後になっており、これを超えてかかった医療費は払い戻しが受けられます。

CHECK::高額療養費制度の自己負担限度額に合わせて保障額を決めると保険料を抑えることができますよ。

ある程度の年齢になったら検討したい介護保険

40歳になると公的介護保険に加入するようになります。そろそろ老後や介護保障のことを考える時期ということです。

しかし、少子高齢化に伴い、公的介護制度も今後ますます財政が厳しくなることが予想されます。介護のお金が心配なら、自分自身で民間保険会社の「介護保険」への加入を検討するという方法もあります。

老後に備えるなら個人年金保険

平均寿命の長い女性にとっては、長く続くであろう老後生活も心配のひとつ。ずっとシングルを貫くか、結婚するかは分からないにしても、老後生活資金の準備が必要なのは皆同じです。「老後」に備えるための保険として個人年金保険に加入するという方法もあります。

保険に加入するときには「何のために入るのか」という目的意識が大切です。そのときどきのライフスタイルに合わせて、自分のため、家族のために必要な保障を考えていくようにしましょう。

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