老後

子どもが大学生の頃には年金生活…教育費と老後資金の準備法

FPの家計相談シリーズ

教育資金、老後資金はコツコツ貯める

お子さんの教育資金、ご夫婦の老後資金は、必要になるまでに時間がありますから、コツコツと貯めていきましょう。

長く使わない資金を作るには、積立投資で貯めていくとよいと思うのですが、教育資金については進学のタイミングでどのような進路になるかわかりませんし、ある程度は現金でも貯めておきたいものです。あわせて、つみたてNISAで運用していくと、後のリフォーム資金にすることもできるでしょう。

また、老後資金を考えた時、旦那さんには退職金がないので、しっかりと貯めておく必要がありますよね。年金保険も国民年金だけになるでしょうから、より備えておくことが大切です。自営業の場合、小規模企業共済やiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用して、節税しながら老後資金を積み立てていくのもよいと思います。両方とも、掛け金が全額所得控除になりますので、ただ貯金するだけよりも、所得税、住民税が安くなるというメリットがあります。

小規模企業共済は廃業などで解約する時に、iDeCoでは今のところ60歳になるときにはじめて、お金を受け取ることができます。共済の場合は解約時の状況により掛けたお金よりも少ない金額になる場合もあるので注意が必要ですが、それでも毎年の節税は魅力です。

iDeCoは積み立てたお金を引き出せない期間が長いため不安に思う人もいますが、強制的に老後資金を貯めていると考えて取り組んでいくと、老後資金がある程度できあがると思います。

リフォームは焦らない、まずはお金を貯めること

「リフォームは10年後を目安に」ということですが、時期を定めずに暮らし方が定まるときを目標にしてもよいと思いますよ。2人のつもりでいたのにお子さんが3人になったら部屋の数の問題が起きるでしょうし、夫婦二人になった時のことを考えると部屋数があまり多いと暮らしにくいこともあるかもしれません。

住居の傷み具合にもよる部分がありますが、しばらく大丈夫という見込みであれば、自分たちの暮らし方が定まるまで、お金を貯めて準備しておきましょう。お金を貯めておけば、定年後、年金暮らしになったときにも、住居を建て替えることができるかもしれません。住宅ローンを組まないとリフォームも建て替えもできないと考えるのではなく、ローンを使わなくてもそれらができる準備をしておけばいいのです。

大変なことかもしれませんが、毎月しっかりやりくりし、ボーナスもほぼ貯金できるような暮らし方ですから、きっと貯めていくことができると思いますよ。

ただ、単に貯めるだけではなく、時には自分たちのための旅行費用など気分転換や、やりたいことにお金を使うことも忘れないでくださいね。

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのFPが答える「みんなの家計相談」の過去の記事一覧はこちらから。

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