はじめに

固定費の膨張に注意する!

中長期的な家計全体の収支が見える化されれば、車を持ち続けるべきか、手放すかなどの判断がつくと思います。車のローンがある期間に、住宅も子供もとなると、出産で相談者さんの収入が減った場合には、たちまち家計は火の車になりそうです。

仮にローンの支払いが終わっても、ガソリン代や駐車場代、自動車保険など、車関連費用は結構かかります。

どうしても車が必要ということであれば、維持費をかけずに自動車を活用する「カーシェアリング」という選択肢も。レンタカーとカーシェアは、車を借りるという点においては同じですが、システムが大きく異なります。

カーシェアは、サービスによって月額の利用料が必要ですが、基本的にカーシェアの月額料金は、同じ金額が毎回の利用料金から差し引かれるので、月に1回以上利用するなら加入した方がお得です。また、24時間利用できるので利便性も高いですね。さらに、保険代やガソリンの補充も必要ありません。

お金の使い方は、その人の価値観が表れるところでもあるので、一概に言えないところはありますが、固定費の膨張は家計が苦しくなる要因になります。中長期的なマネープランを踏まえて、再度検討してみましょう。

定期的に資産と負債の状況を確認する!

現在、自動車のローンがありますし、今後、住宅を購入する際に住宅ローンを抱える可能性がありますので、家計の健全度を把握するために、毎月の収支だけでなく、「資産」と「負債」まで把握してしておきましょう。

これは、企業でいうところのB/S(貸借対照表)にあたります。毎月の家計が黒字でも、預貯金や車(時価)、株式(時価)などの資産と自動車ローンやキャッシングでの借金、住宅ローンなどの負債を比べて負債の方が断然多いという場合、もし、お給料がストップしてしまうなどのアクシデントが起きると、家計が破綻してしまう可能性があります。

半年に1度、もしくは1年に1度程度でもよいので、家計の貸借対照表を作りましょう。資産、抱えている借金(負債)、そして資産から借金を引いた純資産の額など、全てを明らかにすることで、本当の意味での家計の健全度がわかります。銀行預金に貯金があっても、純資産がプラスになっていなければ、資産があるとはいえません。資産と負債を見ることも、今後のマネープランを考える上で参考になるでしょう。

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