はじめに

「収入を増やす」よりもまずは「支出を見直す」 見直せばお金は貯まる

「支出を減らせというけれど、もう減らせない」という声が聞こえてきそうですが、本当でしょうか。

ここからは、支出を見直して、貯められるお金の金額を増やすことを考えていきます。ぜひ実践してみてください。

お金を貯めるには「収入を増やす」か「支出を減らす(節約)」しかありません。でも、いくら収入が増えても、支出も増えてしまっては、お金は貯まりません。よって、支出を把握することが大切なのです。

支出が把握できたら、支出をひとつずつ確認して、無駄がないかをチェックしていきます。

気をつけてほしいのが、やみくもに節約しない(支出を減らさない)ことです。確かに、どんな費用であっても節約できればいいのですが、中には労力のわりに節約効果が小さいものもあります。また、節約はダイエットと似ていて、あまり頑張りすぎても長続きしませんし、そのうち反動がやってくることもあります。

実際、「一生懸命節約しているのに、なかなかお金がたまらない」という人に、どんな節約をしているのかを聞いてみると、「スーパーの特売をチェックしている」「使わない電気は極力消している」といった答えが返ってきます。それでいながら、「せめて旅行だけは贅沢にしたい」「バッグにはこだわりたい」といった具合に、節約の考えがなくなっている様子がうかがえるのです。

「せっかくだから」という口癖の方は特に要注意です。せっかくだから……と、気づけばかなりの額の消費になっていることでしょう。

そこでおすすめしたいのが、優先順位をつけて節約することです。具体的には、「固定費の節約」「無駄遣いの節約」「変動費の節約」の順番で進めていきます。
まずは定期的に決まった金額を支払う固定費から見直すのがポイントです。

固定費は、一度見直せば、その後は何もしなくてもずっと節約効果が得られます。固定費を見直したら、無駄遣い、そして毎月金額が変わる変動費も見直していきます。
見直し