はじめに

住居費の削減は見直し効果大!

家計の理想の住居費の割合は、手取り金額の20〜25%です。首都圏は家賃の相場が高いので、30%程度までは許容できますが、それ以上になると確実に生活を圧迫します。

もし、家賃の割合が高すぎる場合は、更新のタイミングで家賃を下げてもらえないか、交渉をしてみてもいいかもしれません。大家さんも次の借り手を探すのが大変ですから、支払いに滞りがなく、信頼がある場合、交渉に応じてもらえる可能性もあります。

一方で、安い部屋への引っ越しも検討しましょう。新居の敷金や礼金、引っ越し費用などはかかりますが、たとえば30万円かかっても、毎月の家賃が1万円削減できれば2年半ほどで回収でき、年12万円多く貯められるようになります。

最近では都心を中心に「3畳ワンルーム」やシェアハウスなども増えています。家賃を抑える手段は昔と比べて多いといえます。

筆者自身も男4人で都内に1軒屋(駅徒歩5分)を借りてシェアハウスをしていたことがありますが、毎月の家賃は月5万円とかなり安く済ませることができました。

住宅ローン返済中の方は、借換えを検討しましょう。借換えとは、新しくより金利の低い住宅ローンを組んで、現在の住宅ローンを一括で返済することです。こうすることで、金利が安くできます。

借換えでメリットが出る条件は「ローンの残り返済期間が10年以上」「ローン残高が1000万円以上」「現在の金利と借換え後の金利差が0.3%以上」の3つをクリアした場合です。諸費用(登記費用や保険料など、住宅購入代金以外の費用)が安い金融機関が増えているため、金利差0.3%程度でも積極的に検討しましょう。

固定費はこの他に、車のローン、習い事、水道光熱費、スマホやインターネットの通信費、生命保険料、新聞購読料、クレジットカードの年会費などがあります。

固定費は、まとまった金額を減らせる可能性が高い費用です。そのうえ、一度見直してしまえば、その後は節約効果が持続しますし、我慢も不要です。がんばって日々の食費を100円減らすよりもはるかに効果的です。