はじめに

その2:キャッシュレス決済を活用する

キャッシュレス決済には、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー、スマホ決済があります。どれも、現金決済で得られない特典があります。それは「ポイント還元」です。また、現金決済と異なり非接触で決済できるものが多く、感染症対策にもなります。

クレジットカード利用で、購入金額の1%とポイントがついたりしますが、1回のポイント還元は大した金額ではなくでも、積み重ねれば大きな金額になります。買い物をするならキャッシュレス決済の方がお得です。

現在、国からのポイント還元策として「マイナポイント」が実施中です。マイナポイントは、マイナンバーカードを取得した人がマイナポイントを予約することでもらえるポイントです。指定したキャッシュレス決済でチャージまたは買い物をすると、その金額の25%分(上限5000円分)のマイナポイントが受け取れる、というものです。

上限5,000円分ということは、2万円分のチャージや買い物までマイナポイントが受け取れます。マイナポイントは、マイナポイント事業に登録しているキャッシュレス決済サービスのポイントとして受け取ります。たとえばPayPayなら「PayPayボーナス」、nanacoなら「nanacoポイント」として受け取ることができます。

このマイナポイントですが、実は2021年3月に終了予定でしたが、9月まで延長することとなりました。総務省によれば、現在の申込者数は1,000万人程度とのことですが、5,000万人までは利用可能の制度ですので、まだマイナポイント を受け取っていない方は急ぎましょう。

ただし、キャッシュレス決済には注意点があります。それは、お得だからとお金を使いすぎては意味がないということ。キャッシュレス貧乏になりかねないからです。よって、利用した金額の管理はしっかり行いましょう。「何に」「いくら」使ったのかを把握し、予算管理するのが大切です。クレジットカードであれば利用明細、スマホ決済であれば購入履歴で確認ができます。

また、多くのキャッシュレス決済サービスを使用すると家計管理が大変なので、クレジットカードは2枚、電子マネーは1つ、スマホ決済は2つと、5つに収めるのが目安です。もしそれよりも多く利用しているという人は、2021年はサービスを絞ることから始めましょう。

その3:ポイント投資を利用する

Tポイント、dポイント、楽天ポイント、Pontaポイントのいわゆる「4大共通ポイント」をはじめとして、今やさまざまなポイントを投資に利用することができます。ポイント会社と証券会社などがタッグを組んで、ポイント投資のサービスを続々と展開しています。

ポイント投資は、株や投資信託といった金融商品にポイントを利用して投資できるサービスです。通常の投資と同じく、買った商品が値上がりすれば利益が出ますし、逆に値下がりすれば損失が出ますが、ポイント投資の元手は基本的には買い物などで手に入れたポイントですから、仮に値下がりしても手持ちの現金や銀行預金などが減ることはありません。よって、初心者の方でも投資資金がない方でも取り組みやすい投資だといえます。

ポイント投資には、大きくわけて「現金購入型」と「ポイント連動型」の2種類があります。現金購入型は、選んだ株や投資信託を、ポイントを現金に換えて実際に購入し、利益を現金で受け取れるものです。元手がポイントというだけで、あとは本格的な投資です。実際に金融商品を購入することになりますので、証券会社等への口座開設が必要ですが、その分本格的な投資ができます。購入した金融商品を売って引き出せば、現金で受け取ることができます。

対するポイント連動型は、選んだ株や投資信託などの値動きに合わせてポイントが連動して、増減する仕組みになっています。実際に商品を買うわけではないので、証券会社等の口座開設も不要。利益もポイントで受け取ります。金融商品が値上がりしてから引き出すと、より多くのポイントがもらえます。