はじめに

Bコミこと坂本慎太郎です。株式評論家としてラジオや証券会社の講演、個人投資家向けの教育コンテンツなどの活動をしています。前回は物件購入の話をさせていただきました。今回は運営面で悩むポイントや購入した物件が時を経てどうなったかをお話ししたいと思います。


サブリースか自主管理か

入居者からの対応や家賃の収取業務を自分でやるかどうかも選択しなければなりません。私は入居者がいてもいなくても一定の額を契約者に払ってくれるサブリース制度を利用しましました。サブリースすることで家賃の10%をマージンとして取られます。また、家賃の収集代行というものがあり、家賃の5%程度で家賃管理業務を行ってくれます。

不動産投資本を読むと「サブリースは利回りが下がるので自主管理をすること」と書かれていますが、不動産投資初心者がすべて自分でやることは厳しいと思います。忙しい人もいるでしょうし、物件が遠方の人もいるでしょう。家賃の支払いが滞った入居者に電話するのも億劫ですし、精神的なストレスもかかります。サブリースは解約して集金代行に移行することや、自主管理も選択できますし、利回りが取れている物件を購入できれば最初の選択としてサブリースの利用を検討しても良いと思います。

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