はじめに

優遇金利(最大金利)を受けるための条件とは?

各銀行には、定期預金の金利が段階的にいくつか用意されています。
預け入れ方法に無理が生じなければ、出来るだけ金利の効果を最大限に受けれられるよう、各銀行の条件を確認しておくと良いでしょう。

例えば、下記のような条件が最大金利条件に設定されていることが多いです。

・口座の設定が インターネット限定
・預け入れる期間が、5年以上
・その銀行に、給与振込口座が設定されている
・その銀行に、年金受給口座が設定されている
・その銀行で、住宅ローンを組んでいる
・定期預金の預入金額が、300万~500万以上ある

これから住宅ローンを組むために銀行を探している場合、選択条件に考えてみる事も有効かも知れませんし、すでに住宅ローンの借り入れをしている銀行がある場合は、その銀行の定期預金に預け入れた時の優遇金利を再確認してみるのも大事です。

定期預金は「ボーナス用貯蓄口座」にオススメ

上記の「金利の効果」や「優遇金利の条件」を参考にした場合、どのような使い方が適しているのでしょうか。毎月コツコツと貯めていくための口座、としても活用できますが、どちらかと言えば、「ボーナスを預け入れる口座」として活用することを考えてみることをオススメします。

考えられるメリットは大きく3つです。

・「金利の効果」を受けるためには、「ある程度まとまった金額」の方が、効果が大きい
・日常的に出し入れするためのお金とは違う、時間的なゆとりのあるお金が適している
・生活口座と切り離すことで、「使いにくくする」 = 「寝かせておきやすい」

中でも、「使うための口座」と「貯めるための口座」を、分かりやすく色分けすることで、自然に貯めていく力を育てていくことは、大事なポイントと言えます。

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