はじめに

収支を整理し出産時にもらえるお金を把握する

次に、プロフィールから収支を整理してみましょう。

世帯の手取り月収40万円の記述より、夫16万円(育休中は20万円)、妻24万円(育休中は別途記載)とし、妻の年収は約400万円(給与30万円)と考えます。

会社員として働く相談者様は、出産育児一時金と出産手当金(産休)、育児休業給付金(育休)を受け取れます。出産育児一時金は、健康保険から子ども1人につき42万円が支給され、産前42日・産後56日の産休中に受け取れる出産手当金は約65万円、産後休業が終わった翌日から子どもが1歳の誕生日を迎える前日までの育児休業給付金は約182万円と試算できます(2人目の出産時も同じ金額を受け取れるものとします)。

仕事復帰後の支出は、基本生活費(食費・水道光熱費・通信費・車両費・お小遣い)を11万円とし、住居費や保育料・その他費用などが19万3,000円で合計30万3,000円となります。毎月の貯蓄は、つみたてNISAに3万3,000円、iDeCo2万3,000円、貯金4万円の合計9万6,000円と考えます。貯蓄バランスはいいと思います。

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