はじめに

(2)S&P500を日本のETFで買う

日本のETF(上場投資信託)で買うこともできます。

●MAXIS米国株式(S&P500)上場投信【2558】※外国税額控除対象
三菱UFJ国際が運用するETFです。信託報酬は0.0858%

●上場インデックスファンド米国株式(S&P500)【1547】
 日興アセットマネジメントが運用するETF。信託報酬は0.1650%

●iシェアーズS&P500米国株ETF【1655】※外国税額控除対象
 ブラックロックが運用するETF。信託報酬は0.0825%だが期間が限定されており、期間終了後は0.165%

●NEXT FUNDS S&P500指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信【2633】※外国税額控除対象
 野村アセットマネジメントが運用するETF。信託報酬は0.077%〜0.099%で期間により異なる

どのETFも同じくS&P500に連動していますが、信託報酬が異なることや外国税額控除の対象の有無などの違いがあります。米国のETFに比べると信託報酬が高くなりますが、外国税額控除の対象になっている場合は、米国の10%分の税金を引かれなくて済むため現金化する際には有利になります。

(3)S&P500を投資信託で買う

日本の投資信託でもS&P500に連動したものを選べます。現在、純資産額が3,000億円以上集まっているファンドは以下の2つになります。

●eMAXIS Slim 米国株式インデックスファンド(S&P500)
2018年7月に設定されました。信託報酬が0.0968%と非常に安く人気がある

●SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
2019年9月に設定され、信託報酬は0.0938%となりライバルのeMAXIS Slimよりも安い

どちらも人気がありますが、eMAXIS Slimシリーズは多くの証券会社で販売している一方で、SBI VシリーズはSBI証券、マネックス証券など数社の証券会社でしか購入できません。

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