はじめに
将来の住居購入、子育て費用のために一部運用を取り入れる
支出削減の目標は、毎月の収入の範囲内に支出が収まること。支出にメリハリがつき、ご家族の暮らしにとって必要な支出、そうではない支出の区分けも明確になってくるでしょう。それができればお金が貯まるようになります。
今の貯金額は毎月の収入の7.5か月ほどあります。生活防衛資金がある程度準備できている状況ですから、支出が収入内に収まるようになれば、そのあとは住宅の頭金のため、教育資金のために貯めていきましょう。
貯めるには、貯金もよいですが、つみたてNISA、iDeCoといった積立投資も有効です。教育費、住宅の頭金と分けて貯めるよりも、「蓄え」としてまとめて貯める、もしくは運用していくほうが効率よく貯まります。これから生まれるお子さんの教育資金は、18年後くらいにできていればよいですから、一部は長期運用で作ることを考えてもよいでしょう。
ただ、運用だけでは教育費が必要な時に売却しにくい状況になることもあり得るので、貯金も併用することが大切。住宅の頭金についても同様です。
いくら貯められるかなどは今後の家計改善の状況にもよりますが、やり方次第では教育資金も、住宅の頭金も作ることができるでしょう。まずは不要な支出の削減から取り組み、貯まる家計作りを頑張ってみてください。
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