はじめに
年金通知書に記載されている内容
年金振込通知書には次の内容が記載されています。
・振込先
・年金支払額
・介護保険料
・国民健康保険料または後期高齢者医療保険料
・所得税額と復興特別所得税の合計額
・個人住民税額
・控除後振込額
それでは、一つずつチェックしていきましょう。
■年金振込通知書
■振込先
年金が振り込まれる金融機関名や支店名が書かれています。
年金を受取ることができる時期には、終活の一環として金融機関の口座を解約して整理する方も出てきます。年金の振込先を変更したいときには、「年金受給者受取機関変更届」を年金事務所などに提出します。
受取金融機関の変更には、1ヵ月ほどかかるので、変更が完了するまでは今までの年金受取口座を解約しないように注意しましょう。変更届は年金事務所でもらえるほか、日本年金機構のサイトからも入手可能です。
■年金支払額
1回あたりの年金支給額が記載されています。この金額は税金や健康保険料、介護保険料が差し引かれる前の金額になっています。
「参考:前回支払額」が「0円」になっている場合には、年金の金額が支給停止されているなどで、前回の定期支払月に支払いがなかった場合です。また「*」の場合には、今回支払いのある年金が、新たに年金を請求されたことによる初めての支払いであることを記載しています。