はじめに

ビットコインの価格が昨年11月の高値から暴落し、現在においても下落基調が続いています。高値掴みをしてしまった人は含み損を抱えながら「やっぱりビットコインに投資するのはリスクが大きい」などと思っているかもしれません。あるいは既に投げ売りをしてしまった人もいることでしょう。ビットコインは他のアセットと比べても値動きが激しいため、この暴落を初めて経験した時には投資経験が豊富な人でも冷静さを失ってしまうかもしれません。


短期の値動きに振り回されない投資手法は?

このようなビットコインの値動きに振り回されない投資手法としては積立投資が挙げられます。積立投資とはたとえばビットコインを毎月決まった日に、一定額ずつ購入していく投資手法です。毎月の購入額が決まっているため、直近価格に関係なく取引することができ、下落基調であっても月々の購入量が増えることで心理的な負担も軽減されます。

また、積立投資では一回あたりの購入額が少額であっても、中長期的に積立を続けることで安定した利益を得られる可能性が高まります。投資するアセットが将来的に成長していくことが前提となりますが、ビットコインの場合には暗号資産市場がまだまだ発展途上であるため、今後も市場の拡大とともに価格が伸びていくことが期待されています。

では最低でもどの程度の期間、ビットコインの積立を継続すれば良いのでしょうか。一つの目安としてビットコインの半減期スパンにあたる4年間が考えられます。半減期とはビットコインのマイニングによる新規発行量がおよそ4年に1度半減する仕組みです。これによってビットコインの市場供給量が減るために価格も上昇していくことが期待されています。

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