はじめに

第2期:中学高校の学費は毎月の家計から捻出するのが理想

中学の入学金など一括払いの費用は、教育費の預貯金から充当し、高校まで6年間の授業料は、毎月の家計から(月払いでないときは、毎月11万円を積立て納付時期に合わせて支払う)捻出していくのが理想です。使わなかった分は大学の受験費用に充てたらいいでしょう。

【第2期:中学・高校の6年間 約830万円】
①毎月の教育費積立 
5万円×12カ月×6年=360万円
②保育園代としていた分から6万円の積立 
6万円×12カ月×6年=432万円
③児童手当 36万円 
13~15歳迄1万円×36カ月=36万円

第3期:大学費用の不足分は3年間で調整する

大学費用の不足分は、3年間で貯めていきます。ジュニアNISAの運用成果によっては、2年位で準備できるかもしれません。お子さん本人の方向性が固まれば、必要金額もより明確になってきます。まずは小学校卒業までに、大学費用の8割を目指して準備を進めていきましょう。

【第3期:大学3年間 約450万円】
①毎月の教育費積立 
5万円×12カ月×3年=240万円
②保育園代としていた分を6万円積立てる
6万円×12カ月×3年=216万円

次に老後資金です。資産を長生きさせるために出来ることは3つ。(1)お金に働いてもらう、(2)収入を増やす、(3)支出を減らすことです。一つずつ解説していきます。

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