はじめに
運用利回りが2%だったらどうなるか?
現在は主に株式を対象とした投資信託やETFで運用されていますので、長期的に4%くらいの利回りを想定することは妥当だと思いますが、より保守的に半分の2%だった場合について計算してみると次のようになります。
資産総額は運用利回り4%だった場合の6,750万円と比べると、2,000万円近く少ない約4,863万円となります。
しかし、現在の生活水準を維持され、68歳時点でこのくらいの資産状況であれば、お金の面で大きな不安を感じられる可能性は低いのではないでしょうか。
現役引退後のマイホームは何を買うべきか?
現役引退後に購入されるマイホームについて、マンションか、平屋の一軒家なのか、また新築ではなく建売の一軒家もしくは中古マンションにするかというお話ですが、これについては現時点で決める必要はないでしょう。
今から30年近く先の話ですので、65歳時点での状況によって適切な住居が変わってくると思います。鍵一つで外出できるマンションのほうが住みやすいと感じられるかもしれませんし、一軒家に住みたいと考えられるかもしれません。
また、実際に購入を検討される時期の不動産市況によっても選択肢は変わってくると思います。マンションが割高に見えたり、中古が値上がりしていたり、とその時の市況によって判断が変わってくると思いますので、決断を急ぐ必要はありません。