はじめに

お金を増やすヒントを知るための、活字メディア、放送メディアの活用法

テレビやラジオのニュースで、どの情報が、どのように扱われたか?新しくニュースとして取り扱われるもの、以前から扱われていたものが、扱いが大きくなったり、小さくなったりもします。現在の注目点なら、トップニュースでしょうし、新たな動きであれば短く伝えられる。新聞であれば、紙面の片隅のベタ記事かもしれないです。その扱いと変化がマーケット参加者の注目点の合意形成がどこに向かっているのかを示しているのです。経済の変化、資金の量とその流れる方向、速さを示唆してくれるのです。これは放送も同様です。

もう一つ、私がよくやることをご紹介したいと思います。

平日の昼間に20分以上、街中で時間を潰すことになったら、ファストフード店でお茶を飲んだり、スマホを触って時間を過ごすよりも、証券会社の支店にふらっと入ってみることをオススメします。そして、腰掛けてください。

まずは大きな株価ボードがあり、日経平均やTOPIXなどのインデックスや主な会社の株価を掲示しています。また、支店には各証券会社が出している投資のためのさまざまなリポートが置かれていて、冊子など無料でもらえるものもあり大変有用です。

時には支店に来ている個人投資家の人たちの動向を見たり、証券マンの様子を見ていると市況の雰囲気を肌で感じたりもできます。

取引がない会社でもふらっと入る。夏は涼しく冬は暖かい。短い時間を過ごすのにオススメです。

また、週末や夕刻で証券会社が閉店したあとの時間なら、書店に入ってみましょう。新刊と経済コーナーを見ているだけで手に取りたくなるものが見つかるはずです。待ち合わせなどにも最適です。少し待たされても決して無駄な時間になりません。

ほかのコーナーにはどんな本が多いのか、多くなったのか。小説や雑誌にも注目してほしいです。普段は手に取らないものにも手を出してみましょう。

こんなことを書くのは、そこから投資のタネ、利益の元をいくつも拾ったことがあるからです。また、もう相当前に書いたのでどれだけ参考になるかわかりませんが、私は日経新聞の読み方に関する本を何冊か出していますので、よければ読んでみてください。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]