「結局、何が言いたいの?」と言わせない上手な伝え方
会話で相手をイラつかせたり、誤解される人にありがちな1つの共通点
職場で上司や同僚と話をしていて「結局、何が言いたいの?」「何をどうしてほしい?」などと言われた経験はありませんか? 自分では順序立てて話しているつもりでも、相手にはうまく伝わらずにイライラさせたり、誤解を招いたり……。そんなザンネンな会話をする人には、ある共通した特徴があるようです。
YouTubeからTikTokまで、再生数が上がる「動画制作の差別化ポイント」
差別化に成功する動画は「耳と鼻」を刺激している
今はもう、小学生が動画を作って配信収入を得ることも珍しくありません。だからこそ、自分が作った動画の再生数を上げるには工夫が必要となり、根本的な企画・構成はもちろん、映像の撮り方や編集技術など、差別化ポイントは多岐にわたります。そこで、テレビ朝日のプロデューサーを経て、「ABEMA」の立ち上げや上智大学でのテレビ制作講師などを務める鎮目博道氏の著書から「動画制作における差別化のポイント」を見てみましょう。※本書は『「動画制作」プロの仕掛け52』の一部を編集・抜粋したものです。
なぜ、儲からない? ヤバい会社に共通する5つの傾向
経営改善の基本は「入るを量りて出ずるを制す」ことから
市場がめまぐるしく変化するなか、ビジネスモデルを見直したり、商品やサービスのテコ入れをして売上を伸ばしているのに、いくら売っても「儲け」が出ない会社があります。いったい、なぜなのでしょう? 公認会計士・税理士の梅田泰宏氏は「厳しいときこそ、正しいコスト(原価)意識を持つことが大切」と説きます。どうやら、経営の原点に立ち返る必要がありそうです。※本稿は『知らないとヤバい「原価」と「黒字」の法』をもとに一部抜粋・再編集しています。
仕事でミスを招く「支離滅裂」な文章の原因と改善法
文章アレルギーに効く方法は?
「文章を書くことがストレスです」「文章を書くことが苦手で……」「文章を書くのに時間がかかります」そんな「文章アレルギー」の人は多いのではないでしょうか? しかし、文章を書けるかどうかは、仕事の成果や周囲の評価に大きく関わります。そんな文章に関する「困った」にやさしく応えてくれるのが、『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』を著書にもつ、山口拓朗さんです。この連載では、これまでライターとして3000件以上の取材・インタビューを経験した中から導き出した、「書くことが嫌い」を「書くことが好き」へと変える、文章作成のコツを教えてもらいます。
「以後気をつけます」と謝る人が余計怒られる納得の理由
1秒でも早くお説教を切り上げようとしていませんか?
どれだけ気をつけていても人間である以上、ミスはつきもの。大切なのはミスをした時の「謝り方」です。2000件以上のクレーム対応を乗り越えてきた、クレーム・コンサルタントの谷厚志さんは、謝罪をきっかけに上司や先輩、顧客から大きな信頼を得ることも可能だといいます。今回は谷さんの新刊『損する言い方 得する言い方』の中から、ビジネスのターニングポイントともいえる謝罪の場面で、相手の怒りをしずめて良好な関係に持ち直す方法を解説します。※本稿は『損する言い方 得する言い方』(谷厚志)を再編集しています
ダメ出しされない文章を書くための3つのキーワード
報告書、提案書、プレゼン資料……なぜ、通らない? どこがダメなの?
「提案書がなかなか通らない」「報告書がわかりにくいと言われる」「資料作成に時間がかかる」……こんな悩みを抱えている人は多いもの。ウェブ会議やオンライン商談が増えても、ビジネスで成果を上げるには「文章力」が必要です。では、どうすればよいのでしょうか。部下の文章を長年添削しつづけた経験を元に「伝わる」「説得力のある」文章を書くノウハウを確立した弁護士・奈良正哉さんにポイントを伺いました。※本稿は「ビジネス文章力の基本」をもとに一部抜粋・再編集しています。
やらないを決めることから始める?“ニューノーマル”の経営者に必要な「意思決定のプロセス」とは?
すばやく行動し、軌道修正が重要
世界的に感染拡大した新型コロナウイルスは経済界にも大きく打撃を与えました。生活やビジネスはコロナ以前に戻ることはできず、“ニューノーマル”と呼ばれる新常態への変化が求められています。そこで、企業経営における意思決定プロセスも、時代に応じて変わっていかざるを得ません。コンサルタントで『オペレーション トランスフォーメーション』の著者である高砂哲男氏は、ニューノーマルを生き抜くためには「アジャイル」な意思決定が必要だと指摘しています。
実業家・渋沢栄一が貫いた「ビジネス」の原理原則
——挫折をものともせず、未来を切り拓いたその原動力とは……
2021年2月から放送予定のNHK大河ドラマ『青天を衝(つ)け』。主人公は「日本資本主義の父」と呼ばれ、2024年度に刷新される1万円札の顔=実業家の渋沢栄一(しぶさわえいいち)です。幕末〜明治という時代の大渦に翻弄されながらも革新的な挑戦を続け、生涯に500社を超える企業を設立。数多の公共事業や民間外交、慈善事業にも尽力しました。挫折をものともせず、未来を切り拓いたその原動力とは……。“伝説の外資トップ”としてビジネスの第一線で長年活躍し、現在は次世代リーダーの育成に力を注ぐ、新 将命(あたらし まさみ)氏の新刊『経営理念の教科書』に1つの答えがありました。※本稿は伊庭正康『経営理念の教科書 勝ち残る会社創りのための最強のツール 』の一部を再編集したものです。
人事労務の実務が捗るExcel関数は?
活用頻度が高い関数をピックアップ
どこの企業でも、人事労務業務を進めるにあたって独自のExcel帳票を作成していると思います。そしてほとんどの場合、過去の帳票をコピーして手入力した部分を削除し、ファイル名を書き換えたものをテンプレートとして使っていることでしょう。しかしそれでは、新しい機能を追加したいときに対応ができません。また「今はこれで動くからいいけど、いざというときのために何でこの関数で望む結果が表示されるのか知っておきたい」と思うこともあるでしょう。そこで「マイクロソフトでWindows開発に13年間従事したのち社労士資格を取得・独立した」という異色の経歴をもつ加藤秀幸さんの著書『人事・労務担当者のためのExcel&Wordマニュアル』(以下、同書)から、人事労務業務において活用頻度が高い関数の使い方をみてみましょう。※本記事は同書の内容を一部編集のうえ抜粋したものです。また、同書ならびに本記事の内容は「Microsoft365(旧称Office365)」をベースに2020年9月時点の情報に準拠して書かれたものであり、適用範囲はMicrosoft365およびOffice2013/2016/2019となっ
「他人と比べすぎる」自己肯定感が低い人のつらい共通点
「比べる」ことは悪いことじゃない
現役看護師であり僧侶でもある玉置妙憂さんは、日々亡くなっていく人々やその人を看取る家族に寄り添う活動をしています。最近では元気な方からも悩み相談を受けるようになり、その多くの悩みに共通しているのは「人と比べてしまうこと」だと言います。今回は「つい比べて落ち込んでしまったときの対処法」についてお聞きしました。※本稿は『心のザワザワがなくなる 比べない習慣』(玉置妙憂)の一部を再編集しています。
「大企業とベンチャーどちらを選ぶべきか」で見落しがちな視点
スペックや環境よりも重視すべきこと
「誰もが知っている大企業で働きたい!」「本当に優秀な人材はベンチャーに行くべきだ」……「大企業とベンチャー企業、どちらを選ぶべきなのか?」は誰もが一度は考えたことある問題でしょう。悩んでもなかなか正解が見つからないこの問題の考え方を『前向きに悩む力』の著者・午堂登紀雄さんに聞いてみました。
「目標未達」が続くとき、チームリーダーがとるべき行動とは?
真面目すぎるリーダーほど要注意!
チームの売上が伸びず今月も目標達成が難しい。メンバーのテンションは下がり、どんよりした雰囲気が職場に蔓延、さらに売上が落ちるという悪循環にハマりそう……。そんなときチームリーダーはどう振舞えばいいのか。チームとメンバーを救うには、どんな行動が求められるのか。「リピート率9割」の営業研修トレーナー、伊庭正康氏に、ピンチを乗り越えるためにリーダーがとるべき行動を聞きました。※本稿は伊庭正康『目標達成するリーダーが絶対やらないチームの動かし方』の一部を再編集したものです。
あなたの老後は大丈夫?深刻化する「認認介護」
——お金・体力・心の限界を超える前に介護保険制度の活用を
——国際アルツハイマー病協会(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」、9月を「世界アルツハイマー月間」と定めて、認知症のさまざまな啓蒙活動を行っています。日本でも、「老老介護」「認認介護」などと呼ばれる高齢者や認知症の人どうしの介護が深刻化するなか、介護保険制度が見直されました。2021年4月からは、認知症の人も家族も安心して暮らせるよう、生活支援や介護予防などの施策が強化されます。※本稿は『〈図解〉2021年度介護保険の改正 早わかりガイド』をもとに再編集しています。
うつを再発させないために、上司や労務担当者はどうフォローすべきか
「復職後再発率ゼロ」の心療内科医に聞く
こころの不調で休職した従業員が職場に復帰するとき、いかに病気を再発させないようにフォローすべきか。職場担当者が果たすべき役割について考えます。(本稿は月刊『企業実務』2020年9月号の記事を転載したものです)うつ病などのこころの病による休職からの職場復帰はなかなかむずかしいとされています。しかし、職域の気分障害治療とリハビリテーションを専門に手掛ける心療内科医療機関のボーボット・メディカル・クリニックでは、これまで2000人近くの患者を診断し、復職後再発率がゼロだという。その経験をもとに、『復職後再発率ゼロの心療内科の先生に「薬に頼らず、うつを治す方法」を聞いてみました』を発刊した同クリニックの亀廣聡院長に、復職支援にあたって企業が押さえておくべきポイントを聞いてみました。
やる気のない部下が生き返る、「話の聞き方」6つのポイント
部下は上司をどう思っている?
『ゼロ秒思考』(ダイヤモンド社)などのベストセラーで知られるコンサルタントの赤羽雄二氏は、独自のコミュニケーション手法「アクティブリスニング」によって、多くの問題を解決してきました。これは、「相手の話を真剣に徹底的に聞き、適切な質問で話を掘り下げることによって、問題の本質を把握し解決に導く」手法で、「ただ聞くこと」「傾聴すること」とはまったく異なる方法です。アクティブリスニングの具体的なやり方については赤羽氏の新著『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』に譲りますが、ここでは、アクティブリスニングが部下とのコミュニケーションにおいてどのような効果があるのか、同書からピックアップします。※以下は同書CHAPTER3「部下のやる気を引き出すアクティブリスニング」の一部を再編集したものです。
話がまとまらない人と「要約上手」の決定的な差
「要約力の高さ」は仕事の成果に直結する
リモート会議やチャット、メール……オンラインでのコミュニケーションが一般的になったいま、必要とされるのは「短い時間で簡潔に伝えるスキル」。ダラダラと要領を得ない話をするのは、相手の時間を奪ってしまうことになり、ビジネスシーンにおいても最も避けたい行為のひとつです。そこで『9割捨てて10倍伝わる要約力』(山口拓朗:著)から、最短・最速のコミュニケーションで仕事の成果を最大化させる「要約力の高い人」になるコツを紹介します。※本稿は『9割捨てて10倍伝わる要約力』を再編集したものです。
逆境をチャンスに変える「雑草」。そのしたたかな生存戦略に学ぶ
強みを活かせる場所を選ぶべき
「雑草」といえば、抜いても抜いても生えてくるし、アスファルトのちょっとしたすき間からでも顔を出したりもする、強くたくましいイメージがあります。「雑草魂」という言葉にも、打たれ強さや、へこたれない心、といった意味が込められています。しかし、植物学者の稲垣栄洋氏によれば、雑草は他の植物との競争にとても弱く、「まともに戦ったのでは勝ち目がないので、競争力を求められない場所を選んで」生えているのだとか。私たちが持つ常識的なイメージとは違った一面があるようです。稲垣氏の著書『雑草という戦略』には、弱者としての合理的な方法によって、競争を避けて確実に子孫を残す、雑草の生き残り戦略が紹介されています。逆境も巧みに利用して繁栄する雑草たちの意外な生態には、私たちの人生やビジネスにも通じるヒントが隠れています。雑草が得意としている特殊な環境は「予測不能な激しい変化が起こる場所」である。もし、私たちが生きている現代が、予測不能な時代なのだとしたら……雑草の戦略が役に立たないはずがない。(『雑草という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか』「はじめに」より)
読書を通じて思考力を高めるには、どう読めばいいのか?
『「記憶力」と「思考力」を高める読書の技術』(木山泰嗣著)より
「本を読むことで頭がよくなる」と昔からいわれますが、それも読み方次第。本の種類にもよりますが、別々の人が同じ本を読んでも・読んだ後に何の知見も感情も残らない・知識として新たな言葉を知る(でも、それだけに留まる)・思考を巡らせ、新たな見解が生まれるなど、結果として残るものはさまざまです。もちろん「単に時間をつぶしたかっただけ」など、読む目的によっては何も残らなくても問題ない場合があります。ですが、もし知見を得たり、あるいは思考を深めたいと思って本を手に取るなら、効果の高い読み方をしたいもの。そのワザの一部を『「記憶力」と「思考力」を高める読書の技術』(木山泰嗣著、以下本書)の内容を引き合いにしつつ、見てみましょう。