2022年の税制改正の要望発表で「生命保険」に関する注目のポイントは?
税制改正が決まるまで
毎年、12月が近づくにつれて、来年度の税制の改正に注目が集まります。先日、各省庁からの「税制改正」の要望が発表されました。あまり聞き馴染みのないものから、私たちの生活に身近なものまで、数々の要望が出される「税制改正の要望」のなかで、今回は、生命保険料に関する項目を解説していきます。※注意 現時点ではあくまで各省庁からの「要望」であり、全てが「税制大綱」に含まれ、改正されることが決まっているわけではありません。
資格取得は税金の返金対象?「特定支出控除」の中身
会社員の資格取得の補助や認められる経費ってどんなモノ?
日本では、新型肺炎ウィルスの新規感染者数が減少傾向にあり、少しずつ経済活動が活発化してきました。それでも感染拡大を警戒しながら、今なお在宅勤務(テレワ-ク)を続ける企業は多くあります。テレワ-クで、通勤に使う時間が節約され、以前に比べて家で過ごす時間が増えました。時間を有効活用するため、スキルアップの資格取得の勉強を始めた人も多いようです。資格取得のために自腹で行う支出は、税金のキャッシュバック対象となる場合があると知っていますか? 今回は、会社員の味方になり得る「特定支出控除」について、解説をしていきます。
今年の「年末調整」で気をつけたい変更点は?2020年のおさらいと今後考えておきたいこと
年末調整で気をつけたいポイント
今年も年末調整の時期がやってきました。給与所得者、いわゆる会社員は、一年の中で、「税金」について考えるタイミングはそれほど多くないかも知れませんが、この時期は、普段の生活よりも税金が身近に感じる季節ではないでしょうか。今年の年末調整ではどのようなポイントに気を付けておけば良いか、解説します。
成人=18歳に引き下がると、税金の世界はどう変わる?
お金の制度の変更点
来年(2022年)4月1日より、成人年齢が現行の20歳から18歳に引き下げられます。この決定の背景には、「18歳以降の若者への自己決定権の尊重」、「諸外国との足並みを揃える」など、さまざまな理由がありますが、実際に成人年齢が引き下がることで、私たちの社会生活にも大きな変化が伴うでしょう。「成人20歳⇒18歳」となることで、税金の制度ではどのような部分に気をつければよいのでしょうか。ポイントを解説していきます。
放置している預金口座は大丈夫?起こりうるデメリットと「休眠口座」のお金の行方
うっかりしてると損をする?
昔、口座を作って預金をしたまま、放置している口座はありませんか? 2016年12月9日 「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」が交付され、2018年1月1日より施行されている、この法律。なぜ、この法律が作られ、私たちの生活にどのように関わっているのか。具体的に解説をしていきます。 ■休眠預金とは何か?■休眠預金は、どのくらいある?■休眠預金のお金はどこにいくのか?■どうやって休眠預金に指定される?■休眠預金に指定されたらどうなる?■休眠預金のデメリット
マイナンバーカードを作るメリットは?取得の仕方や、現状で使える活用方法を解説
いよいよ本格展開!
国の施策である「キャッシュレス決済」の普及促進に伴って、大々的に進められた「マイナポイント事業」。2021年4月末までのマイナンバーカード申請申し込み(ポイント申請は2021年9月末まで)で終了しました。まだマイナンバーカードを作ってない人は、ポイント還元の終了で作るメリットがなくなった、と思っていませんか?いま本格的な行政サービスの展開が、いよいよ始まってきたところです。現在時点で、マイナンバーカードを作成すると得られるメリットを整理して解説していきます。
今年は転職のタイミング?退職金の税金が変わります
「退職金控除の税制改正」
2020年以降、コロナが社会に与えた影響は計り知れず、今も私たちはその渦中にいます。厚生労働省の調査で、2020年は「離職者」の数が「採用人数」の割合を9年ぶりに上回ったことが分かりました。残念ながらコロナ禍によって、働きづらくなっている環境もあります。このような社会の大きな変化に伴い、私たち国民の生活スタイルや働き方も変わるにつれ、「税金」の制度も時代に合わせて整備が進みます。今回は、来年(2022年)以降、「退職金」を受け取る場合の控除額に対する大きな変化を解説していきます。
初めての相続対策。相続税、生前贈与、遺書…キホンを知って早めの準備を
「争族」にならないように
誰しも、やがては土に還るのが運命だと分かってはいても、近しい家族を失った時の悲しみは、立ち直るまでに相当の時間を要するものです。そんな心模様とは裏腹に、「相続」に必要な各種手続きや「相続税」を納める期限は、思いの他すぐにやってきてしまうのが現実です。そんな負担を少しでも軽減させるため、「終活」という言葉が今では一般的になってきました。2018年7月、およそ40年ぶりに相続に関する法律が大きく改正されました。多くは2019年7月から施行されてます。相続に関する法律は非常に複雑で、自分に当てはまるのがどんなパターンなのか、調べるだけでも一苦労です。「相続」と聞いただけで敬遠されそうな対策のうち、多くの人に関係するであろう主要な項目から、まずは何から始めれば良いか?のポイントを解説していきます。
2021年「年金制度」の改正で、私たちの未来はどう変わる?パートの社会保険や年金の受け取りなどの変更点
どうして改正が行われるのか
長引くコロナ禍の影響により、私たちを取り巻く環境は、日々変化しています。在宅勤務(テレワーク)の拡大、雇用調整助成金の延長、コロナ対策による財政支出の先行き……。そういった社会情勢が反映され、法改正は行われていきます。2019年に金融庁が発表した「年金2,000万問題」は、セカンドライフの資金を考える時、今でも大事なキーワードの一つとなっていますが、今年(2021年)5月に成立した「年金制度改正法」は、これからの私たちにどのような影響があり、どのような選択肢が生まれたのか、改めて解説をしていきましょう。
「ふるさと納税」ポータルサイトはどんな違いがある?掲載数や決済方法などを比較
各社のメリット・デメリットも
総務省が発表した「ふるさと納税に関する現況調査結果」によると令和2年度の利用者数は400万人を突破しました。「ワンストップ特例制度」が導入された2015年以降、急速に利用者が増えている「ふるさと納税」。利用者の増加に合わせポータルサイトの数も増え、どのサイトを利用すればよいのか迷う人も多いのではないでしょうか。そこで、いくつかの有名サイトごとの特徴を解説していきます。
ネット銀行の定期預金はどれくらいお得?金利の効果を普通預金と比較
定期預金も金融商品の一つと考えてみよう
超低金利時代のメリットとして、例えば住宅ローンを低い金利で借り入れることが出来ることが挙げられます。一方で、銀行に預け入れたお金がなかなか増えない、というデメリットも存在します。そのため、お金を増やすための方法として、iDeCoやNISAといった投資運用制度が整備されてしばらく経ちますが、なかなか「投資・運用」に対して、踏み切れない方も少なくありません。そのような場合、運用商品に比べれば利率は下がるかも知れませんが、元本が割れるリスクが無く、また普通預金よりも金利の高い、「定期預金」を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。今回は、ネット銀行における最新の「定期預金の金利」について、解説をしていきます。
住宅ローン減税、医療費控除、教育費…毎月の「お金のカレンダー」チェックで賢く節税対策
10月〜3月のスケジュール(後編)
税金に関する年間スケジュールを把握しておくことで、節税対策を取りながら手持ち資金の変化にも対応しやすくなります。前回は主要トピックスの年間スケジュールと共に、特に上期4月~9月にフォーカスをして解説をしました。今回は、下期10月~3月に気を付けたいことをメインに、主要な税金以外のトピックスも含めて解説をしていきます。
「お金の年間スケジュール」税金の支払い漏れがないように!住民税や社会保険料、固定資産税…を要チェック
会社員必見!4月から9月のスケジュール【前編】
新年度が始まりましたが、今もコロナ禍で以前の生活を取り戻すにはしばらく時間がかかりそうです。昨年からコロナによって変わった税制、給付金の条件はありますが、一方で常に変わらない“普遍的なルール”も存在します。今回は、会社員の「給与所得者」に関係する、お金と税金の年間スケジュールを確認し、先にチェックしておくべきことを解説していきます。
究極のコスト削減術、東京で「年収100万円」生活は可能?
生活コストを徹底的に見直してみよう
私たちが生活をしていく中で、「衣・食・住」は欠かせないものです。家賃や税金、食費や携帯代、衣料品や水道光熱費など、毎月の給料から様々な生活コストを支払って、私たちの暮らしは成り立っています。その上、車が欲しくなったり、旅行を趣味にしたり、豊かな老後の生活を望んだり……。そんな夢を叶えるために、私たちは「貯金」をします。その貯金の効率を上げるため、毎月の生活コストをもっと下げたい、と考えたことはありませんか。そして、その限界値は一体どの辺りにあるでしょうか?
セブン、ローソン、ファミマ…コンビニ3社のお得な支払い方を比較!コンビニ支払い気づけば年間30万円?
キャッシュレス還元をお得に使いこなす方法
日常的な買い物や公共料金の支払い、お金を下ろしたり荷物を送ったり受け取ったり…。今や私たちの生活に無くてはならないコンビニエンスストア。コロナ禍においても、変わることなくサービスを提供してくれる頼もしい存在です。そんなコンビニでは、ほとんど全ての店舗で「キャッシュレスサービス」に対応しています。今回は、毎日の利用時にちょっとしたお得を積み重ねると、どのくらいの効果が得られるのか。今おすすめのキャッシュレスサービスの情報と共に、解説をしていきます。
FIRE(経済的自立早期リタイア)術を目指すために、まずやるべきことは投資ではない
大ヒット書籍から学ぶ
前回は、「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」(クリスティー・シェン著)における大事なポイントを解説いたしました。全ての人に経済的独立早期リタイアを実現できる可能性があっても、決して簡単な話ではありません。経済的な独立、もしくは早期リタイアを実現させることだけが大事ではなく、そこに至るまでの方法論や考え方にこそ、学ぶべき重要なポイントがあります。今回はそのいくつかのポイントを、私たちの実生活でどのように活かすべきなのか、解説したいと思います。
FPが分析!モバイルSuicaを使うなら、どのクレジットが一番おトク?
JREポイントは登録が必要?
携帯電話が1台あれば様々なことが出来る現代。毎日の通勤時にも、携帯電話を自動改札機にタッチして通過をする光景が当たり前になりました。定期券もモバイル化へ、時代は変わろうとしています。今回は交通系ICカードの中でも利用率が一番高い「モバイルSuica」を、より上手に使うためのアイデアを紹介いたします。
1億円貯めれば可能?流行りのFIRE(経済的自立早期リタイア)術を実現する技術とは
学ぶべき知識とマインド
昨年、話題になった書籍「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」(ダイヤモンド社)をご存じでしょうか。著者であるクリスティー・シェン氏はカナダ国籍の女性で、31歳の若さで早期リタイアしました。この本は、「私は若くしてリタイアを達成しました」という自慢話でも、「稀有な才能や幸運の持ち主しか辿りつけない無謀なゴール」を語った内容でもありません。どのような考えでそこに至ったのか、気づき(マインド)と戦略と時間を駆使した、「生活のための知恵」を学ばせてくれます。早期リタイアは、決して無謀なチャレンジではないのですが、誰でも簡単にできるわけでもありません。今回は、FIRE(経済的自立早期リタイア)術とはどんなものなのか、ポイントを整理して解説します。(次回はどのようにして私たちの実生活に取り入れるべきかを解説します)