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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
投資初心者はまずはマネー本から FPおすすめの4選
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。投資をこれから始めたいと考えていますが、どういった情報をどのように集めればいいのかわかりません。投資をする上で、普段から注目しておいた方がいいことがあれば教えてください。〈相談者プロフィール〉・男性、25歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:18万円
相場軟調局面での「中小型株投資」はアリか、ナシか
“変動幅大きく危険”は本当?
先週は日経平均株価が大きく下げました。市場が過度に悲観的になる不安定な局面では、企業の本来的価値に対して株価が過小評価され、割安に放置される場面が多いといわれています。相場変動の大きい局面では、流動性の低い中小型株は株価のボラティリティー(株価変動)が大きく危険だとの見方もあります。しかしこれまで、中小型株は市場環境のさまざまの場面を乗り越え、大型株を上回るパフォーマンスを上げてきました。今回は、中小型株投資の有効性について考えてみましょう。
ファンダメンタルズ相場を打ち砕く“次の投機材料”は何か
米5月雇用統計で投機筋は一掃
前回の筆者記事で、マーケット関連の各種報道のトーンが変わり始めたようだとお話しましたが、世界貿易戦争勃発の可能性を指摘していた円高論者たちは1ドル=111円台というル円の回復を受けて一掃されました。引き続き、米国の保護貿易姿勢やドナルド・トランプ大統領の発言に対する懸念は残っているものの、米国の経済指標が非常に好調であることから、市場の目は米国のファンダメンタルズと利上げに移ってきていると思われます。この先に“波乱の芽”は潜んでいるのでしょうか。そして、それが顕在化するとすれば、Xデーはいつなのでしょうか。
ベンチャー気質で年0.40%金利を実現、SBJ銀行の本気
時間外でも土日でも、提携ATM手数料0円
「低金利で定期預金に魅力を感じない」「ATMで引き出す際の手数料が勿体ない」――そのような不満をお持ちの方は多いのではないでしょうか。しかし、ATM手数料0円、好金利かつ100万円以下の低額定期預金など、魅力的な商品でそれらの不満を解消しようとしている銀行があります。それが、SBJ銀行です。具体的にどのような商品を提供しているのか、SBJ銀行の松浦邦彦氏と李栄哲氏、大山夏実氏に話を伺いました。ボーナスを賢く運用したい方や、2行目の銀行口座開設を検討している方は必見です。
カルビーの名物経営者はなぜ「RIZAP」に移籍したのか
プロ経営者・松本晃氏はどんな人?
面白い人事発表が飛び込んできました。日本で指折りの「プロ経営者」と言われている松本晃氏が、ダイエットで有名なRIZAPグループのCOO(最高執行責任者)に就任するというのです。ジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人社長からカルビーに転身して9年、今年の3月に退任した後の去就が注目されていました。松本氏はRIZAPで何をしようというのでしょうか。
扶養内で働くか、正社員で働くか。決め手は何?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫が2年後に60歳で定年になります。延長はしないと言います。子供2人のうち1人は独立しましたが、もう1人は留学中で、あと6年間は教育費が見通せない状態です。夫婦2人暮らしなので以前より時間に余裕があります。現在は地元の中小企業にパートとして働いていますが、今からでも会社を辞めて正社員の道を探すべきでしょうか。仕事は専門職なので需要はあると思うのですが、扶養から外れると年間50万円ほどの補助がなくなります。そうすると、せめて年収200万円以上稼がないと、慣れたパートを辞めて新しい仕事をする意味はありませんよね。住宅ローンは完済済みです。他に借金等はありません。私としては正直今の生活リズムを崩したくないので、夫に頑張って欲しいと思っているのですが……。〈相談者プロフィール〉・女性、55歳、既婚(夫:会社員)、子供2人・職業:パート・アルバイト・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:40万円・毎月の支出目安:20万円
「仮想通貨投資をやりたい」初心者はいくらから始めればいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。昨年流行っていた仮想通貨への投資を、遅ればせながら始めてみたいと思っています。かなり儲けている人がいて、“億り人”も多く出たということですから、とても期待しています。自分もたくさん儲けられるようになりたいです。ただ、投資は初心者で、本当に仮想通貨を始めても大丈夫なのだろうかという不安も少しあります。仮想通貨に投資をしていく場合、何をどう勉強していけばよいでしょうか。また、お金に困らないように仮想通貨への投資額の目安などがあれば教えてください。〈相談者プロフィール〉・36歳、独身・手取りの世帯月収:28.6万円・毎月の貯金額:4万円・貯蓄総額:170万円
FXで認められている経費とは?損失が出ても確定申告を
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在、実家住まいで、給料から所得税が引かれてません。確定申告は国民健康保険だけで、毎年収入はゼロで出しています。しかし、FXをやっているので、そちらで確定申告しようと思っています。なにか気をつけた方がいいことがあれば教えてください。また、FXは青色申告で確定申告できるのでしょうか。その場合のメリットとデメリットを教えてください。(20代後半 独身 男性)
採用イベント大盛況、「スポーツビジネス」就職の現実
激務のイメージは本当か
5月25日。東京・飯田橋のイベントホールは平日の昼間にもかかわらず、大勢の来場者でごった返していました。企業別のブースとプレゼンテーションのステージに分けられた会場レイアウトは、ごく一般的な就職・転職イベントと同様です。しかし、プロスポーツのユニフォームやスポーツ選手の等身大パネルが飾られるなど、一般的な採用イベントより華やかな雰囲気が漂っていました。この日、開催されたのは、プロ野球のパ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング(PLM)が中心となって企画した「パ・リーグ キャリアフォーラム」というイベント。スポーツビジネス業界への転職を考える人向けの中途採用イベントです。憧れの競技・選手と身近な職場で働けるという魅力の一方で、環境や待遇はハードなイメージが付きまとうスポーツビジネス業界。実際のところはどうなのでしょうか。
ダメだと思われている銘柄から“お宝株”を探すには?
「ハードオフ」の投資妙味
「ダメと思われている銘柄から宝物を探す」。けっこう楽しい投資手法です。私には過去25年間、日本株ファンドマネージャーをやってきた経験がありますが、一貫してとってきた運用手法が、それです。株式投資の代表的スタイルは、2つあります。1つはグロース(成長株)投資、もう1つはバリュー(割安株)投資です。私の運用手法は後者ということになります。読者の皆さんは、どちらのスタイルに近いですか。
梅雨の雨量と株価の間に存在した“かなり繊細な関係”
カラ梅雨だったら株価はどうなる?
東京でもそろそろ梅雨入りが気になる時期です。気象庁の集計では関東甲信越の梅雨入りは平年で6月8日ごろですが、今年は少し早まるのでは、という予想も見られます。そこで今回は、梅雨時の雨の量と株価との意外な関係をご紹介します。
金融市場を揺るがす「南欧政治リスク」の実情
欧州危機は再来するのか
ここにきてイタリアなど南欧の政治リスクがにわかに注目を集め、ユーロの下押し圧力やリスク回避の円高材料となる場面がみられています。これまでの経緯と今後のポイントについて考えてみたいと思います。
日本の運送料から考える「米長期金利」の先行き
一見無関係な2つの事象を読み解く
先日、ニュースを読んでいて目についた記事が2つあります。1つは先日発表された日本の消費者物価指数についてです。大手宅配業者の値上げの影響で、運送料が上昇し続けているというもの。もう1つは最近の米国金利の上昇についてです。一見、何の関係性もない2つの記事ですが、実は見方によっては米国金利の行方を予想するために重要なヒントを与えてくれるのです。
フリーランスになる前に押さえたい青色申告のイロハ
フリーランスのための確定申告の基本
「よし!フリーランスとして働くぞ」そう思って会社を辞め、独立したのはいいけれど、フリーランスになると会社員時代には必要なかった手続きがたくさん出てきます。そのうちの一つが、「確定申告」。フリーランスとしてお金を稼いでいくなら、税金の理解、特に確定申告について理解することはとても重要です。しかし、「税金のことって、なんとなく面倒でよくわからない」と苦手意識を持っている人が多いようです。税法学者でさえも、「税法は複雑怪奇である」と言っているほどですから、皆さんが税金に苦手意識を持ってしまうのは当然といえば当然かもしれません。ここでは、新たにフリーランスになった方に向けて、確定申告についてのお話を、できる限り“やさしく、わかりやすく”お伝えしていきたいと思います。4回シリーズのすべてを読み終えたら、「これで確定申告についてはバッチリだ!」と思っていただけることを目指します。なお、会社を設立したという方については、対象外としておりますのでご了承ください。
日大アメフト問題に見る、「危機管理広報」失敗の本質
“他山の石”とするには?
連日、日本大学アメリカンフットボール部の問題がテレビで報道されています。世間一般のとらえ方としては、直接の加害者である宮川泰介選手の会見が賞賛を集めたのに対し、前監督・前コーチや大学側の対応は不誠実そのもの、といったところでしょうか。7万人以上の在校生がいる日本一のマンモス大学が、大学組織が危機に瀕した際の対処の方法をまるでわかっていなかったことを露呈してしまいました。日大には「危機管理学部」という学部がある、ということも何とも皮肉な話です。日大はどう行動すべきだったのか。企業に危機管理広報のアドバイスをしているコンサルタントの話を基に考えてみます。
地方選挙で国政与党が圧勝、「インド株」の投資妙味は?
「モディノミクス」は盤石か
マレーシアの電撃的な政権交代があった5月。その裏で、インドでは今年最も注目されるイベントの1つ、カルナータカ州議会選挙が実施されました。日本人にとっては、カルナータカ州という地名よりもバンガロールという地名のほうが馴染みがあるかもしれません。インド南部の同州は、ハイテク産業が盛んな「インドのシリコンバレー」、バンガロールを州都に構えるインド主要州の1つです。ただ国政において、カルナータカ州はいち地方にすぎません。そんな地方の州議会選挙が世界的に注目された理由はなぜでしょうか。カルナータカ州議会選挙を通して、インドの現状を見ていきましょう。
上昇続いた「原油価格」、これから先の適正水準は?
一時、3年半ぶりの高値に
世界的な指標となっているWTI原油価格は2017年6月の1バレル=40ドル台前半から、ほぼ一貫して上昇基調を歩み、5月上旬には70ドルを超えました。私たちの身の周りでも、ガソリン価格が顕著な上昇を見せるなど、原油高を実感する場面が増えてきているように思います。ここまで原油相場を押し上げてきた原動力とは、いったい何だったのでしょうか。また、この先の原油相場はどのような展開を見せるのでしょうか。原油価格上昇の背景を整理するとともに、今後の原油価格の見通しについて考えてみます。
インテルも開発を急ぐ「人工知能チップ」って何?
“ITの巨人”に忍び寄る脅威
半導体大手の米インテルが5月23日、新しいプロセッサーを2019年に市場投入すると発表しました。この商品、実は“業界の巨人”が起死回生を狙って発売する商品です。というのも、インテルはある成長分野で後れを取っているのです。それが人工知能(AI)チップです。盤石と思われた同社は何につまずいているのでしょうか。解説してみたいと思います。