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パウエルFRB議長「金利上昇に慌てない」、足元相場から導かれるドル円予想は?
米2月雇用統計結果と米FRB発言
2月25日に米10年債利回りは、一時1.6085%まで急上昇していました。昨年12月31日の終値レベルが0.9132%、1月29日の終値レベルが1.0655%であったことを考えると、2月に入ってからの米長期金利上昇は目を見張るものでした。市場の注目が米インフレ懸念、米長期金利上昇に向いていることで、3月1日~5日の週は米2月雇用統計よりも、米FRB(連邦準備理事会)当局者の発言が重要視されることとなりました。今回は、注目された米FRB当局者の発言を確認し、原油先物市場、米2月雇用統計結果から、今後のドル円相場を予想します。
東日本大震災から10年、改めて確認したい日本の防災・減災政策と注目企業
菅政権でも進められている国土強靭化
国土強靭化という言葉を知っていますか?国土強靭化とは、大雨や津波、地震、火山噴火、異常気象等の自然災害に対して、防災や減災を図ろうとする政策のことです。国土強靭化は東日本大震災以降、株式市場で注目されてきた投資テーマの1つですが、今年2月に福島県沖で最大震度6強となる強い地震が発生したことや、今年は東日本大震災から10年を迎えることなどから、改めて注目が集まる可能性があります。そこで今回は、国土強靭化に関する政策の内容や、恩恵を受けそうな関連銘柄を紹介したいと思います。
株式投資の大きな武器となる!失敗しないための「チャート」の使い方とは
シグナルを読み解く
投資にはリスクがつきものです。リスクを減らし、失敗をしないためにはそのための武器を持つことが必要です。特に株式のように日々値動きがあるものは、常に値下がりリスクを抱えています。一番安いところで買うのは至難の業ですが、これから上がりそうな株、下がりそうもない株を買うということはできるのではないでしょうか。つまり、下がらない、または上がるシグナルが出た銘柄を買えばいいのです。今回は、投資の武器となるチャートの読み方について解説します。
コロナ禍で女性の転職が難しくなっている?考えられる3つの理由と対策
オンライン面接には肯定的
コロナ禍で転職活動について、注目すべきは女性にとって難易度が上がっていることです。コロナ前後を比較すると、転職活動期間が長引いたり、応募社数が増加したりするなど、女性が転職活動に苦戦している姿が目立つそうです。正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女性の転職type」を運営する株式会社キャリアセンターが、コロナ禍での女性の転職活動について調査しました。特に「面接方法の変化」が影響しているようです。
世帯年収1150万30代男性「マンションを買うなら新築か中古リノベ、どちらがお得?」
みんなの住宅相談:第6回
30万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターのアドバイザーが、住まいの悩みに答えるシリーズ。最近よくいただくご相談内容をご紹介しながら、お悩み解決につながるポイントを解説します。現在、賃貸マンションに夫婦2人で暮らしています。近い将来は、子どもも1、2人もちたいと思っています。家賃の掛け捨てはもったいないので、できるだけ早く家を購入したいと思っています。最近、新築と中古、どちらを買うべきか迷い始めました。当初は新築しか考えていなかったのですが、テレビで中古マンションを買ってリノベーションした家を見て、安く購入しておしゃれにできるなら中古もいいのではという考えも浮かびます。新築と中古、どちらがお得なのでしょうか。【相談者プロフィール】・本人:30代会社員・家族構成:妻(会社員)・現在の居住形態:賃貸マンション・世帯年収:1150万
1億円貯めれば可能?流行りのFIRE(経済的自立早期リタイア)術を実現する技術とは
学ぶべき知識とマインド
昨年、話題になった書籍「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」(ダイヤモンド社)をご存じでしょうか。著者であるクリスティー・シェン氏はカナダ国籍の女性で、31歳の若さで早期リタイアしました。この本は、「私は若くしてリタイアを達成しました」という自慢話でも、「稀有な才能や幸運の持ち主しか辿りつけない無謀なゴール」を語った内容でもありません。どのような考えでそこに至ったのか、気づき(マインド)と戦略と時間を駆使した、「生活のための知恵」を学ばせてくれます。早期リタイアは、決して無謀なチャレンジではないのですが、誰でも簡単にできるわけでもありません。今回は、FIRE(経済的自立早期リタイア)術とはどんなものなのか、ポイントを整理して解説します。(次回はどのようにして私たちの実生活に取り入れるべきかを解説します)
75歳以上の高齢者の「医療費」負担割合が1割から2割に?自己負担が上がると医療保険は必要か
後期高齢者の医療費が変わる!
政府は、2021年2月5日に後期高齢者(75歳以上「一定の障害がある方は65歳以上」)が支払う医療費の窓口負担を1割から2割に引く上げる医療制度改革関連法案を閣議決定しました。今度、通常国会で審議されて、決まれば2022年10月以降に導入されることになります。後期高齢者の医療負担が増えるのであれば、医療保険が必要ではないかという心配がでます。まずは、この法案の解説をしながら、本当に高齢者にも医療保険が必要なのかについて説明をしていきたいと思います。
「金利が上がると株価が下がる」はなぜ?イールドスプレッドで株価の危険水準を見極めよう
金利と株式それぞれの魅力を比較する尺度
2月の最終日、26日の日経平均株価は1,202円の大幅下落となり、今月5日以来の2万9,000円を下回りました。下落の主因は米国の金利高です。米10年債利回りが一時1.61%と、昨年2月以来の水準まで上昇しました。これまでの株高を支えてきた背景には超低金利があります。足元の金利が高まったことで株高要因が崩れ始めたとの懸念が強まり、株安を引き起こしました。その翌営業日となる3月1日の日経平均株価は697円高と反発しました。これは一旦高まった米国10年債利回りが1.4%台前半に再び低下したためです。金利の上昇が一服し、投資家の不安心理が後退したことが理由です。しかし、株価はなぜこのように金利の動きに過敏反応するのでしょうか。その理由を探るため、今回は「イールドスプレッド」すなわち”利回り差“を取り上げます。
年収1億の元サラリーマン大家が初心者に伝える、不動産投資9つのリスクと回避法
融資のレバレッジは「諸刃の剣」
サラリーマン時代の2013年より不動産投資をスタートして、アパート・マンション6棟、戸建て5戸、区分マンション1戸、太陽光発電7基で合計71部屋(過去に14部屋売却済)を運営しており、家賃収入・売電収入が6,000万円超、キャッシュフローも年間3,000万円以上という越谷大家こと、今岡純一さん。今岡さんの投資手法の大きな特徴としては、不動産投資以外の副業を複数組み合わせていること。物販などの副業収入も合わせると年収は1億円を超し、いくつもの「収入の柱」を持つのが重要だと考えています。前回、前々回は、成功する不動産投資や副業について聞きましたが、今回は今岡さんから、初心者に伝えたい「不動産投資における、9つのリスク」について聞きました。
TikTokのライバル動画アプリ「快手」が香港市場に上場、注目は“投げ銭”と“網紅”の経済効果
動画投稿とライブコマース
2月5日、中国で動画投稿アプリ「クアイショウ(快手)」を運営する快手科技[クアイショウ・テクノロジー](香港:1024)が香港市場に上場しました。同社は主にショート動画やライブ動画、ライブコマースのプラットフォームを運営しており、2020年9月時点のデイリー・アクティブ・ユーザー数(毎日1回以上アプリを利用する人)は約3億人と中国の「ティックトック(TikTok)」の約6億人に次ぐ業界第2位の規模を誇っています。今までソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と言えば、欧米を中心とした「フェイスブック(facebook)」や「インスタグラム(Instagram)」、「ツイッター(Twitter)」、アジアを中心とした「ウィーチャット(Wechat)」、「ライン(LINE)」など文字や写真を投稿するサービスが一般的で、人々にとって重要なコミュニケーション手段として広く普及してきました。しかし最近では、通信技術の進化に伴ってより直観的に情報を伝達できる動画投稿アプリの人気が急速に高まっており、SNSの主戦場は文字や画像から動画へとシフトし始めています。その中で、中国の「ティックトック
年収1億超の"副業の達人"が教える「稼ぎやすい副業×稼ぎにくい副業」
年金がアテにならない時代の「サラリーマン戦略」
26歳で不動産投資を始めてから4年後の30歳で家賃収入・売電収入が年間5,000万円、年間のキャッシュフローが2,500万円となり、サラリーマンを卒業して独立を果たした越谷大家こと、今岡純一さん。現在34歳で家賃収入・売電収入が60,00万円超で、キャッシュフローも年間3,000万円超。さらに、物販の年間売上が約7,000万円、アフィリエイトが約3,600万円、FXが約1,000万円、株が約400万円で、副業を教えるためのセミナー講師やスクールの事業も行っている。前回に引き続き、不動産投資だけでなく、様々な副業を組み合わせるメリットに、話を聞きました。
転職で人生は大きく変わるのか?「恵まれた職場」を捨てる危険性
「いい思い」をできる人は案外少ない
転職は人生にとって大きな影響を与えるものですが、これまで何十人もの「転職をしたいのですが……」という若者からの相談を受けた身としては「転職ってそこまであなたの人生を変えませんよ?」と思うこともあります。
偽装入居者の見破り方?不動産投資の物件視察、プロが行う5つのポイント
価格とのバランスで総合的判断を
不動産投資の物件選びは、ネットで多くの情報が得られるようになりました。ただ、買付を入れる段階では、実際に足を運んで物件を見ることが大切です。では、現役の大家や投資家は、物件のどこを見ているのでしょうか? 必ずチェックしたい5つのポイントを税理士大家である石井彰男が解説します。
米長期金利が上昇しても2021年株式市場の強気は崩れない3つの理由
過度な金利上昇リスクは限定的
2月の世界の株式相場は、新型コロナの感染沈静化や、ワクチンの接種が広がりなどを受けて、月半ばにかけて堅調な推移を辿りました。しかし、米長期金利上昇への警戒感が強まると、月後半はやや軟調な展開となりました。そして、米10年国債利回りが1.5%を超えたところで、株式市場は一気にリスクオフに傾き、2月26日の日経平均株価は前日比1,200円以上、下落しました。それまでの急ピッチな株価上昇で、株式に割高感が指摘されていたタイミングで、米金利の上昇が下落の引き金を引いたかたちです。とはいえ、現段階では株式市場の参加者は比較的、冷静さを保っているように見受けられます。米金融当局がすぐに金融緩和政策の方針転換を図るとは考えにくく、過度な金利上昇には適切に対応していくと見られるためです。今のところ、米10年国債利回りが上昇し続けるリスクは限定的と考えられます。依然として、新型コロナの感染沈静化と、それによる経済正常化のシナリオは不変です。また、米国で昨年末の景気対策に続く追加の景気刺激策が、バイデン新政権のもと、導入に向けて粛々と準備が進められていることも相場の支援材料です。他方、企業業績は実績の好調
徒歩10分と11分で入居率は大違い 不動産投資の物件資料チェック「8の要点」
業者へのヒアリングは必ず行う
初心者でもベテランでも不動産投資を始めるとき、よく行うのが物件の資料請求。では、資料チェックでプロはどの部分を見て、どう判断しているのでしょうか? 資料を掘り下げる時、プロがよく見ているサイトは何でしょうか? 短時間で行える資料チェックのポイントを税理士大家である石井彰男が解説します。
仕事でミスを招く「支離滅裂」な文章の原因と改善法
文章アレルギーに効く方法は?
「文章を書くことがストレスです」「文章を書くことが苦手で……」「文章を書くのに時間がかかります」そんな「文章アレルギー」の人は多いのではないでしょうか? しかし、文章を書けるかどうかは、仕事の成果や周囲の評価に大きく関わります。そんな文章に関する「困った」にやさしく応えてくれるのが、『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』を著書にもつ、山口拓朗さんです。この連載では、これまでライターとして3000件以上の取材・インタビューを経験した中から導き出した、「書くことが嫌い」を「書くことが好き」へと変える、文章作成のコツを教えてもらいます。
26歳サラリーマン、不動産投資×副業で年収5000万、30歳で”早期リタイヤ”
FXで300万の損失から復活できたワケ
越谷大家こと、今岡純一さんは製薬会社に勤めていた元サラリーマン。26歳で不動産投資を開始して、その4年後の30歳に家賃収入・売電収入が年間5,000万円、年間のキャッシュフロー2,500万円を達成して、念願だったサラリーマンリタイヤを実現しました。今岡さんの特徴といえば、若くして投資をスタートさせていることにくわえて、不動産投資だけでなく、物販・アフィリエイト・FX・株式投資と複数の投資や副業を組み合わせて行っていること。なぜそのような投資スタイルになったのか、を詳しく聞きました。
ブッフェはどうなった? コロナで一変した「ホテルの常識」
帝国ホテル、プリンスホテルなどの果敢な取り組み
コロナ禍は世の中の様々なモノやコトの常識を覆しました。それはホテルも同様です。注目のホテルなどを紹介している本連載ですが、今回はコロナ禍で変わったホテルの常識を振り返ってみたいと思います。