生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
加湿器や空気清浄機の臭い対策は?意外と知らない家電のお手入れ方法
家電スペシャリストに聞く、メンテナンス頻度や掃除のコツ
急激に寒くなってきて、秋から冬への移り変わりを感じる今日この頃。暖房機や加湿器などを使用する日も近そうですが、使用前にお手入れをした方が良いのでしょうか?そもそも、どのくらいの頻度で掃除するのがベストでどこを掃除したら良いのかご存知ですか?そんな疑問を解消すべく、総合家電エンジニアの資格を持ち、ご自身も家電量販店に足繁く通っているという"家電スペシャリスト"の本多宏行さんに「家電のお手入れ方法」について聞いてみました。
50歳女性、手取り月30万「子ども2人の教育費と老後資金に不安」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。毎⽉の家計から貯蓄することができず、ボーナスも年間でかかる学費などでなくなってしまい、貯金を増やすことができません。長男が来年から受験生になり、大学費用も今後大きくかかるので不安です。家計の中で削減できるポイントはありますか。また、自分の老後資金を貯めていくにはiDeCoを利用した方が良いのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、50歳、子ども2人(長男17歳、長女14歳)・職業:会社員・手取り世帯月収:30万円・手取り年間ボーナス:150万円・預貯金:100万円・有価証券(投資信託・株・債権):500万円・学資保険:300万円・退職金の予定なし【支出の内訳(29.5万円)】・住居費:8万円(持ち家・ローン残期間20年)・保険:2万円(収入保障、医療、学資など)・教養費:3万円(学費、習い事)・通信費:2万円(携帯3台・自宅回線)・食費:7万円(外食含む)・水道光熱
企業型確定拠出年金とNISA、どちらを優先して活用すべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在、ある程度まとまった資産がありますが、恥ずかしながら40歳独身のため、取り立ててすぐに必要な支出の予定はありません。年収は650万円ほどです。来年からは、そこに不動産収入が年80万円くらい入る予定です。これは不動産投資を自分で勉強して得るわけではなく、家族との共同事業として、実家敷地内にテナントを入れ、そこから入ってくるものです。現在は月8万円程の貯蓄も含めて、収入の中でやりくりできているので、不動産収入はすべて投資に回そうと考えています。ちなみに住まいは月9万円の賃貸で、数年後、結婚を本格的にあきらめた暁には、一人暮らし向きのコンパクトな中古マンションを購入してもいいのかなと考えています。そこで、そろそろ老後を見据えて、本格的に資産運用を始めたいと思うのですが、本を読むほど選択肢が増え、何に投資すればよいのか判断できないという状態です。特に、企業型確定拠出年金とNISAをどのように活用していくべきかについて迷っています。アド
ただ「書く」だけで、心のモヤモヤを整理する方法
悩みが頭から離れずリラックスできない人のために
職場から自宅に帰っても、やり残した仕事のことが気になってモヤモヤ。休日さえも、色々な悩みが頭から離れず心からリラックスできないという人は少なくありません。大量の雑念に意識を奪われている状態を、心理学では「マインドレス(心を失っている)」といいます。このような状態だと心配事や不安にエネルギーを奪われ、心はストレスに満ちていき、集中力も低下。負のスパイラルにはまり続けることに……。習慣化コンサルタント・古川武士氏は著書『こころが片づく「書く」習慣』の中で、この解決策として「自分の思ったことや感じたことを書き出して頭を整理し、心が『今、ここ』に集中しているマインドフルの状態になるのが現実的な方法」だといいます。なぜ「書く」ことで、集中力と心の安定を同時に手に入れることができるのでしょうか? その理由と効果について、第1章「なぜ書くだけで心が片づくのか?」の中から見てみましょう。
40代共働き主婦「忙しくてお金で解決、貯金ができない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。3年前に海外から帰国し、私の実家の二世帯住宅に親と同居中です。復職してフルタイムになったこともあり、忙しくて、ついついお金で解決してしまいます。そのため、貯金がまったくできません。人前に出る機会も多く、衣料費などもかかってしまいます。また、税額が大きいせいか、子供の医療費も補助がないので、その都度かかります。もともと貯められない生活だと認識しているので、家族全員が積立型の保険に加入しています(子ども:学資保険、夫婦:養老積立)。医療保険も、保証額が高いため保険料が高くなっているのは重々承知ですが、掛け替えて浮いたお金を自分で貯蓄に回せる自信がないので、ずっと続けています。保険以外の方法で、お金を貯めるためのよい方法はありますか。〈相談者プロフィール〉・女性、40歳、既婚(夫:45歳、会社員)、子ども2人(小4、小1)・職業:会社員・居住形態:両親名義の二世帯住宅に同居・手取りの世帯月収:64万円・毎月の支出目安:64万円・貯金:
実は簡単「ふるさと納税」、税金が安くなるのはどういう仕組み?
初心者のためのふるさと納税
たとえば、○○市に2万円寄付をする→もともと自分が納めなければならなかった税金が1万8,000円少なくなる→寄付先から肉や魚、米や酒、果物などの返戻品がもらえる。上手に寄付すれば自分の持ち出しは2,000円だけ。ふるさと納税を簡単に言うとこうなります。ここ数年、使いやすくお得度がアップしたため、ふるさと納税をする人が急増しています。一方、この制度を推し進めていた総務省が、返戻品競争の過熱ぶりに待ったをかけ、返戻品を寄付金額の3割以下にするよう要請したり、見直しをしていない自治体名を公表したり……と改正の動きも出ています。あらためて今回は話題の「ふるさと納税」の基本的な仕組みとやり方、注意点などを取り上げましょう。
30代共働き夫婦、年間収支が黒字なら毎月赤字でも問題なし?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。現在共働きで、年間では少しずつ貯蓄できているのですが、毎月お金が貯まっているという実感がわきません。今後、自分たちの老後資金も作っていかなければならないので、どのぐらいのペースで貯めていけばよいのかわからず、不安です。将来のために、どのぐらい貯めていけばよいでしょうか?〈相談者プロフィール〉・男性、38歳、既婚(妻:39歳、会社員)・職業:会社員・手取り世帯月収:58万円 (夫:40万円、妻:18万円)・手取り年間ボーナス:夫300万円・預貯金:500万円・有価証券(投資信託・株・債権):500万円【支出の内訳(60万円)】・住居費:12万円(残期間20年、残債3,000万円)・保険:1万円・教養費:4万円(ヨガ・英会話)・通信費:1.5万円・食費:11万円(通販や外食が多い)・水道光熱費:1.5万円・日用品:2万円(ペット費用含む)・趣味・娯楽:5万円(山登りが趣味
イケアのキッチングッズ売れ筋トップ10、世界で14億発売されているのは…
1位はイケアを代表する、あのアイテム
今年、創業75周年を迎えるスウェーデン生まれのイケア。現在、世界29カ国で355店舗を運営しています。デスクやソファ、ベッドといった大型家具からインテリア小物まで、およそ9,500商品を展開していますが、毎年そのうちの約4分の1が刷新されているそうです。なかでも、キッチングッズは約2,500アイテムあり、北欧ならではのデザインとリーズナブルな価格帯の商品がそろいます。どんなアイテムが人気なのでしょうか。キッチングッズの売れ筋をご紹介します。
寒い季節のホットなごちそう、最新「鍋トレンド」は?
今年の鍋は●●で楽しむ
11月に入り、朝晩の寒さが身に染みる季節となりました。最低気温が10度を下回ると一気に需要が盛り上がるといわれているのが、鍋料理です。トマト鍋やミルフィーユ鍋、塩バター鍋など、これまでも毎年、さまざまな鍋料理がトレンドとなってきました。今年、需要が急拡大している最新のトレンド鍋とは、どんなものなのでしょうか。
複数のローンを抱える30代夫婦「どうしても住宅購入したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。どうしてもマイホームが欲しいのですが、あまり貯蓄がないので、頭金なしでローンを組んででも購入したいと思っています。ただ、二人目の子どもが生まれたばかりなので、子育てをしながら長期間のローンを支払っていけるか心配です。産休に入る前までは、家計は何とか黒字でやりくりできました。ですが、贅沢や無駄遣いもせず、むしろ節約して生活しているつもりなのに、育児休業に入り収入が減ると、途端に赤字になってしまいました。基本的には夫のボーナスを使って毎月の不足分を補っていますが、どうしても足りないときはキャッシングを利用しています。また現在、学生時代に利用していた奨学金と教育ローンの返済をしています。結婚式もブライダルローンを組んでいたため、そちらの返済も続いています。このような状況ですが、なんとか毎月の家計を黒字化して、安心して住宅ローンを組めるようにしたいと思っています。計画的に返済できる見込みがつけば、今も家賃を支払っているので、住宅購入は大
34歳女性、結婚詐欺で借金350万「2年以内に完済できる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。以前、結婚詐欺にあい、両親が私のために貯めていた貯金も含め、1,500万円近くあったお金をすべて使い果たしてしまいました。その上、消費者金融から借りられるだけ借りて、負債残高は現在350万円ほどあります。両親にはお金を使い果たしたことと、借金があることは言えません。完済後に結婚を考えている人がいるので、できれば2年以内に返したく、月10万円近く返済しています。ボーナスが年間で40万円ほど支給されるので、8割程は借金返済にあて、残りの2/3を貯金、1/3を毎月の生活費の補充にあてています。今のお金のやりくりのままで借金を返済していけるでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、未婚 ・職業:会社員・居住形態:実家暮らし・手取り月収:25万円・手取りボーナス(年間):40万円ほど・貯金:80万円【支出の内訳】・実家へ:5.6万円・通信費、自動車保険など:2.4万円・生活用品費:1.5万円・定期預金:1.5万円・借金返済:約10
生命保険料控除の有効活用してる?節税から考える保険見直し
○万円が節税の効果が一番高く、それ以上は効果が低い
10月、11月ともなれば、来年のカレンダーや手帳が売り出されて、年末が近づいてきたと感じますね。年末といえば、会社員なら年末調整が待っています。その年末調整に添付する保険料控除証明書のハガキが、そろそろお手元に届きはじめます。会社の担当部署から「〇日までに提出してください」と言われて、年末調整の申告書を書いている人も多いはず。でも、節税できて手取り収入が増えていると知れば、年末調整の関係書類に記入する意欲も変わってくるかもしれません。今回は、「面倒くさい」と思って記入している生命保険料控除について詳しく知って、加入している保険が有効に使えているかを考えてみましょう。
32歳男性「給与より引き落とし額の方が多い月があります」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。漠然と将来に対しての不安があり、投資信託を月10万円、財形を月5万円、積立保険や年金などに月10万円と積み立てていくうちに、金額が徐々に増えてしまいました。その他、自動車保険やカードで支払った交際費などが引かれると、手取り給料より引き落とし額の方が多くなってしまう月があります。上手く家計管理ができるための良い改善策があれば教えてください。ちなみに営業職で、月の給料に変動があります。〈相談者プロフィール〉・男性、32歳、未婚・職業:会社員・居住形態:実家(父と同居)・手取りの世帯年収:1,000万円・毎月の支出目安:50万円・貯金:400万円・投資:650万円※父は72歳年金暮らしです。今は元気ですが、今後の健康状態によっては介護の世話をしなくてはいけないと思っております。
「太陽の沈まない国」がもたらした価格革命(3)
簿記の歴史物語 第34回
「太陽の沈まない国」ことスペイン帝国は、新大陸から膨大な量の金銀を運び込みます。これはヨーロッパの経済全体に大きな影響を与えました。それが「価格革命」です。
「太陽の沈まない国」がもたらした価格革命(2)
簿記の歴史物語 第33回
16世紀、「太陽の沈まない国」となったスペイン帝国は、新大陸から湯水のように金銀を入手することができました。にもかかわらず、王室の財務状況は常に劣悪で、ほぼ20年ごとに債務不履行を宣言するような状況でした。このような状況に陥った理由と、当時のヨーロッパの文化的背景を見ていきましょう。
推奨されるがん検診は?どのぐらいの人が発見されているのか
がん検診受診率、目標の50%まで女性はあと10ポイント足りない
厚生労働省が、10月を「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」「乳がん月間」と定めていることをご存知でしょうか。現在、2人に1人が生涯でがんに罹患し、3人に1人ががんで亡くなっていると言われています。国は、がん対策として、主として「がん検診の受診率の向上」と「75歳未満のがんの年齢調整死亡率(※1)の減少」という2つの目標を立てています。特に、国民に向けては、がん検診の必要性の周知に力を入れています。WHO(世界保健機関)の「がん対策:知識を行動へ 効果的なプログラムのためのWHOガイド」によれば、およそ4割のがんは予防方法が知られており、がんの約3分の1は、早期発見や効果的な治療方法が知られているそうです。そこで、今回は、がん検診の現状について取り上げたいと思います。※1「年齢調整死亡率」とは、高齢化の影響等により年齢構成が異なる集団の間で死亡率を比較したり、同じ集団の死亡率の年次推移を見るため、集団全体の死亡率を基準となる集団の年齢構成(基準人口)に合わせた形で算出した死亡率のことです。
退職金前払いと確定拠出年金、どっちを選ぶのがお得?
これから加入する人にも確認しておいて欲しいこと
会社で企業型確定拠出年金に加入している場合、年1回のタイミングで「確定拠出年金と退職金前払いの選択割合」についてお知らせがあるかと思います。なんとなく現状維持にしている場合、自分の選択を正しく理解しているのか?今いちど確認しておきましょう。
「太陽の沈まない国」がもたらした価格革命(1)
簿記の歴史物語 第32回
ルネサンス期までに複式簿記を完成させて商業で栄えたイタリアですが、その後、ヨーロッパの覇権を握ることはありませんでした。自治都市を中心とした小国の集まりであるイタリアは、スペインやフランスのような大国と軍事的に渡り合えるような地域ではなかったのです。『スムマ』が出版された1494年は、奇しくもイタリアが歴史上初めてフランスの侵攻を受けた年です。さらにはスペインからも攻撃され、半世紀以上に渡りイタリアは戦乱の時代に突入します。1530年代の後半にはナポリ王国を通じてスペインに支配されるようになりました。[1]16世紀は、スペイン帝国がヨーロッパの覇権を握った時代です。16世紀後半にはポルトガルを併合し、そのアジア植民地も手に入れました。こうしてスペイン帝国は「太陽の沈まない国」となります。世界中に植民地があるので、24時間いつでも領土のどこかに太陽が出ているという意味です。スペイン帝国興隆の背景には、新大陸で採掘された大量の金銀がありました。彼らは南北アメリカのインディオの王国を滅ぼしたのみならず、ヨーロッパ側の経済にも無視できない傷跡を残しました。それが「価格革命」です。では、スペイン