老後
セカンドライフや老後の年金、相続など、将来の生活に役立つ情報を紹介。
独身で一人っ子のため、親と自身の介護が心配な55歳男性。FPのアドバイスは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、55歳、フリーランスプログラマの男性。独身で一人っ子のため、両親が介護状態になった時のお金や、自分自身の介護のことも心配されています。FPのアドバイスは? FPの飯田道子氏がお答えします。
家族が認知症になる前に理解したい「成年後見制度」のしくみ。メリット・デメリットは?
「法定後見制度」と「任意後見制度」の違いも理解しよう
介護などの場面でたまに耳にする「成年後見制度」という言葉。判断力のない人に代わって代理人が契約などをできるようにできるみたいだけど、詳しいことはよく知らない……という人は多いのではないでしょうか。この制度では何ができて何ができないのか。利用することによるメリット、デメリットは? 行政書士が解説します。
56歳独身、資産360万円「残り13年の住宅ローン、定年後も払える自信がない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、56歳、独身の会社員の方。老後資金があまり貯められていない状況のなか、役職定年で給料が2割減。あと13年残っている住宅ローンを支払い続けるのに不安があるといいます。今から何ができるでしょうか? 家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。
運用方針、プロはどう見る?「貯金1:投資2で資産形成を計画。投資の目標は年利6%」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、今年から投資を始めた30代の独身男性。貯蓄1に対して投資2の割合で資産形成を計画中。また、年利6%を目標にしたポートフォリオを組んでいるつもりだそうですが、プロの視点にこの運用方針はどう映るのでしょうか? FPの伊藤亮太氏がお答えします。
60歳貯蓄ゼロは珍しくない、ここから老後対策を巻き返す方法は?
給与は額面だけではない
60歳で貯蓄ゼロというのは、けっして珍しくはありません。PGF生命の「還暦人に関する調査」によると、貯蓄が100万円未満という人が4人に1人です(25%)、300万円未満まで入れると3人に1人ということになります(35.7%)。300万円未満は、老後資金としては少ないので、準備ができているとは言えないですね。老後資金を貯めるのは、どうしてこんなに難しいのでしょうか? 平均賃金をみてもわかりますが、子どもがいた場合には、教育費だけでも大変です。とても老後資金なんて貯められない……という家庭も多いでしょう。とはいえ貯蓄ゼロは、とてもマズイ状態です。もし、病気やケガなどのトラブルがあると、生活が困窮してしまいます。これは絶対に避けたい状況です。そうでなくても長寿が当たり前の時代になって、長い老後生活を迎えるのに貯蓄がないというでは暮らしてはいけません。まして豊かな老後などは期待できません。では、どうすればいいのでしょうか?60歳から始める老後対策を解説していきます。
50歳以上の「ねんきん定期便」は今までと何が違う?確認すべき部分と見方
ねんきん定期便を確認しよう
老後のライフプランを考えるうえで、老齢年金がいくらもらえるかは大変重要です。老齢年金で受け取れる金額を知るには、毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」が確実。ねんきん定期便には、将来受け取れる年金を知るために必要な情報が網羅されています。その、ねんきん定期便、50歳を境に内容が変わることは知っていますか。50歳以降は、老後が近づいてきた人のニーズに応えるものになっています。また、2021年度から変更になっていることもあります。今回は、ねんきん定期便について、確認しておきたいことをお伝えします。
老後資金1700万円の60歳夫婦。このままだと足らない?今から対策して間に合う?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、59歳、パートの女性。老後資金は夫婦合わせて1,700万円ほど。60歳の夫は65歳まで働くつもりですが、今のままでは老後資金が足らなくなるのではと心配しています。今から対策して間に合うでしょうか? FPの横山光昭氏がお答えします。 退職金が2,000万円出ましたが、各ローンの返済や外壁の修理をしたところ半分ほど使ってしまい、残る老後資金は退職金の残り1,000万円とこれまでの貯金700万円になってしまいました。貯金を減らさないために、夫は65歳まで働く予定ですが、年を重ねるにつれ、だんだんと収入は減る見込みのようですから、徐々に赤字はひどくなっていくと思えます。今のままでは老後資金が足りないのではないかと心配です。家計のほうは住居費の支払いはないものの、毎月の収支は赤字です。私もパートをしていますが、すっかり体力が落ちてしまい、今以上に仕事量を増やすのが難しいため、増収も難しいと思います。できれば老後はゆったりと過ごしたいのですが、今のままでそ
「保険に加入しすぎ?」老後に向けて支出を減らしたい夫婦。見直しのポイントは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、57歳、公務員の女性。再雇用で働く夫と、母と息子と暮らす相談者。老後に備えて支出を縮小したいけれど、何から手をつければいいのかわからないとのこと。特に保険をかけすぎているのか気になっている様子。プロのアドバイスは? FPの鈴木さや子氏がお答えします。 57歳、公務員で手取り月収30万程度。夫(63歳)は再雇用で手取り月収14万ほど。ボーナスは二人合わせて180万円程度。対して、生活費は、月約40万ほど。老後に向けて、生活のダウンサイジングをしたいのですが、なかなか進みません。とくに、終身保険や民間介護保険などに加入し過ぎているように感じています。実際、どのようなダウンサイジングが適切か、アドバイスがほしいです。夫:保険料年間41万円(死亡保障600万円/基礎疾患のため割増あり/70歳まで払込予定/75歳解約返戻金560万円)妻(本人):保険料年間43万円(死亡保障1000万円/60歳まで払込予定/65歳解約返戻金750万円)、介護保険年間24万
定年後すぐの住民税は高い!ふるさと納税やiDeCo、確定申告はやるべき?定年後の税金対策
老後のお金の注意点
平均寿命が延びて「人生100年時代」といわれるようになりました。老後を豊かに過ごすためには、「健康」「お金」「生きがい」が必要になります。企業によっては定年制をなくしたり、70歳まで働ける環境が整ってきたりと、老後の過ごし方も選択肢が増えてきました。しかし、いまだ多くの企業は60歳を定年とする場合が多く、働き続けるとしても再雇用や転職など定年を境に生活スタイルを変えざるを得ません。定年時とくらべ収入が減少するので、老後の思わぬ出費はパニックになるかもしれません。今回は老後のお金の注意点として、定年後の税金を中心に見ていきましょう。
年5%のリターンで月1万積み立て続けても足りない?リアルな資産形成の思考
コツコツと積み立てればいつか花は咲く?
よく「資産形成は無理のない程度に。毎月1万円でもとにかく続けることが大事」と言われます。確かに、初めの一歩はそれでも良いでしょう。ただ、本格的な資産形成をするには、それだけでは足りないのも事実です。
「80歳から運用は無謀?」子どもに少しでも多く残したい女性にプロのアドバイスは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、80歳の女性。現在、85歳の夫とともに年金暮らし。48歳の子どもに、少しでも多くの財産を残したいと、投資をしたいと言いますが……。プロの意見は? FPの伊藤亮太氏がお答えします。 80歳からの投資は無謀でしょうか? 子どもに少しでも多く遺したく、この年齢からの資産運用のポイントを教えてください。定年後、証券マンに勧められた株やREITなどで失敗した経験がトラウマで、積極的に運用して増やすよりは、減らさない事を最優先に暮らしてきました。前は、預金利息が高いところに預け替えたりはしていましたが、ここ10年程は特定の銀行に預けたままです。国内株も保有していますが、含み損50%の状態です。ローンや借金はなく、贅沢をしなければ、この先に介護が必要になっても、子どもに迷惑をかけずに寿命を迎えられる目途が立っています。今更ですが、貯金をただ寝かせておくのであれば運用して少しでも増やして子どもに遺せればと考え始めました。インデックス型の投資信託を検討しています
39歳独身。今の生活水準で暮らすのに必要な老後資金は6500万円!目標は達成可能?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、39歳独身の会社員の女性。資産2,000万円を貯められたけれど、漠然と貯めるのではなく目標が欲しいといいます。今の生活水準で暮らすなら、老後資金はいくら必要になるのでしょうか? FPの薮内美樹氏がお答えします。今年で40歳になります。年収670万で、5年前からつみたてNISAやiDeCoもはじめ、今は上限で運用しています。株はほとんどやっていません。ようやく資産が2,000万円になりましたが、今後を考えると都内でずっと賃貸で老後と思うとまだまだ足りないなーと感じています。なんとなく不安で、漠然と貯めているので、何か目安になる目標を持って貯めたいです。今の生活水準で暮らすなら、老後いくら必要でしょうか。5年後、10年後目指す資産はいくらくらいにすればいいのかアドバイスいただけるとうれしいです。【相談者プロフィール】・女性、39歳、会社員、独身・住居の形態:賃貸(東京都)・毎月の世帯の手取り金額:45万円(年間手取り540万円)・ボーナスの有無:な
生命保険金の受取人を孫にしたことで思わぬ相続税が発生してしまう!?
勘違いしやすい生命保険と生前贈与の注意点
孫ができれば、あの手この手で財産を残してあげたいと思うもの。生前贈与を利用してなるべく節税したいところですが、制度を知らないとそれが裏目に出てしまう場合も。今回は、孫を生命保険金の受取人にしてしまったために、生前贈与した分まで税金がかかる結果になってしまったケースから、間違いやすいポイントを紹介します。
介護保険の払い込み満了、このまま契約を続けるべき?解約か一生涯の保障か
銀行預金に比べて実質50倍の利率だが…
銀行にお金を預けても大して増えない、、と貯金代わりに貯蓄型保険を利用している人も多いのではないでしょうか。今回は保険料の払い込みが終わった介護保険をどうしたら良いかお悩みの方からのご相談を例にお伝えします。
3年後にFIREして結婚したい48歳男性。資産7000万でも完全リタイアは難しい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、48歳、会社員の男性。7,000万円の資金を元手に、3年後にFIREをしたいと希望している相談者。FIRE後には結婚も視野に。完全に仕事を辞めることはできるのでしょうか? FPの秋山芳生氏がお答えします。48歳、独身。実家で母と同居しています。完全にFIREすべきかサイドFIRE(※編集部注 セミリタイア)すべきかで迷っています。現在7,000万円を運用に回しています。現在の貯蓄額が4%で上昇していくと考え、51歳8,300万円を達成した時点でFIREしようと考えています。FIRE後は彼女と同棲または結婚することも考えており、一緒に住んだ場合は家賃光熱費込で10万円は払うことになると考えており、趣味の海外旅行を含めて、FIRE後の自分の生活費は30万円を考えています。中小企業共済に5年間で420万支払っており、個人年金にも入っています(月1万5,000円支払うと65歳から月2万円を15年間貰えるもの)。FIRE後のライフスタイルを下記の3つで悩
60歳時の平均貯蓄額は3000万!50歳で老後資金の準備ができない、私の将来はどうすれば…?
老後の資産形成
50歳になったら、老後資産がリアルな問題として迫ってくる年齢です。実際どのくらいの貯金をしているのでしょうか。貯金ができてない50歳の心配に、ファイナンシャルプランナーが、今からできる資産形成を解説します。
投資初心者の48歳パート主婦「どんな商品に、どれくらいお金をかけたら良い?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、老後のために資産運用を始めたいという48歳、パートの女性。証券口座を開いたものの、どのような商品を買うべきか、どれくらいの金額を投資に割いていいのか迷っていると言います。FPの横山光昭氏がお答えします。 老後資金作りや、将来豊かに暮らすために、投資を始めたいと思っています。雑誌の特集などを見て、新しい情報を得つつ、証券口座を開きました。商品もこんな感じかなと目星をつけているのですが、それでよいのか自信が持てず、二の足を踏んでいます。もう少し株価が下がるまで待つべきなのでしょうか。それでも貯金は子どもの教育費で減っていきますし、できるだけ長い期間投資したほうが良いとも聞くので、早く始めるべきだと思います。ですが、投資しようと思う商品に自信がなく、また、どういう割合ですべきなのかも決められません。また、投資資金もどう捻出するのか、迷っています。今の家計から毎月貯金にしている4万円を全て投資にしても問題はないでしょうか。息子が大学進学を控えているため
老後が心配「個人年金保険」で備えるはあり?受け取るときの注意点、iDeCoとNISAとの優先順位
優先すべき制度とは
「老後資金が心配……」と言う人は、とても多いでしょう。実際、生命保険文化センターの調査によると、84.4%の人が「老後生活に不安」と回答をしています。その具体的な内容として、「退職金や公的年金だけでは不十分」と答えている人が82.8%もいました。そこで、老後資金をもっと増やしたいと言うことで、個人年金保険に興味を持っている人も少なくありません。そんな個人年金保険ついて、二つの相談を受けました。一つは、個人年金保険を検討したけど、「どの保険がいいか?」ということです。もうひとつは個人年金保険に加入しているのだけど、受け取るときの「注意点があるのか?」「公的年金に影響はあるのか?」ということです。では、今回は、個人年金保険の「入口」と「出口」について解説をしてみたいと思います。