老後
セカンドライフや老後の年金、相続など、将来の生活に役立つ情報を紹介。
贅沢に味をしめ、節約ができないシニア夫婦。楽しみも諦めず老後破綻を避けるには
FPの家計相談シリーズ
今回の相談者は、無職の61歳男性。定年後、旅行で贅沢を知ってしまい、結局現役時代と同じ支出のまま生活している相談者。減ってゆく老後資金に不安を覚えているといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。再雇用を希望せず、60歳の定年で退職しました。退職金も2,000万円もらえ、これまでの貯金と合わせて2600万円の老後資金がありましたし、自分は60歳から企業年金が月に約10万円、妻が趣味でやっている商売の収入が月に11万円ほど、合計で21万円ほどあります。現役時の生活費は約40万円かかっていましたが、これからは仕事に出かけることもありませんし、お金のかかる趣味もありません。節約して暮らせばこの21万円ほどの収入で年金受給が始まるまで暮らしていけると思っていました。ですが、今までの妻への感謝と自分へのねぎらいの意味も兼ね、クルーズ船の旅行に行ってから、生活が変わってしまいました。いままでろくに旅行に行ったこともなかったのですが、29日間の旅程で、スイートの部屋に泊まりました。一人約110万円。夫婦で220万円、それに加え100万円ほど旅行で使ってしまいました。食事も設備もイベントも素晴ら
年収1200万でも老後破産の危険!43歳独身女性の家計のどこが問題?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、43歳、会社員の女性。老後の備えに何をしたらいいかわからないとお困りとのこと。年収1200万ほどもある相談者ですが、このままだと老後破綻の危険も⁉️ FPの秋山芳生氏がお答えします。独身でライフイベントがないためどのように資産を形成していけばいいのかわからない。iDeCo、つみたてNISAなどはやっているが、それ以外に何をすればいいのかわからない。 【相談者プロフィール】女性、43歳、会社員、未婚同居家族について:なし住居の形態:賃貸毎月の世帯の手取り金額:60万円ボーナスの有無:あり年間の世帯の手取りボーナス額:140万円毎月の世帯の支出の目安:50万円 【毎月の支出の内訳】住居費:10万5,000円食費:7万円水道光熱費:1万5,000円教育費:0保険料:3万円通信費:6,000円車両費:0お小遣い:特に決めていないその他:特に決めていない 【資産状況】毎月の貯蓄額:6万円ボーナスからの年間貯蓄額:20万円現在の貯蓄総額:900万円現在の投
遺産分割後に家族の知らない親名義の財産が発覚。どうすればよい?
遺産分割協議書に書いておくべき「一言」とは?
今回は、遺産分割後に、親名義の不動産が見つかった男性のケースをご紹介します。トラブルを防ぐためにはどのような対策がとれるのでしょうか。
子なし夫婦のどちらかが亡くなったら、財産は全て配偶者のものにならない?
知っておきたい相続人の順位
昨今、子どものいない夫婦も増えてきました。今回は、子どものいない夫婦に起こった相続の事例を2つご紹介します。
41歳、初めての自活へ「iDeCoとつみたてNISA拠出後手取り月13万」どんな未来図に?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、パート・アルバイトの女性。これまで家族のケアに時間を費やしてきたけれど、これからは実家を出て自活をはじめたいと言います。FPの鈴木さや子氏がお答えします。問題行動のある家族の対応に心身を削ってきました。やっと相応の支援に繋がり比較的落ち着いてきたので、もう自分を優先して実家を出る方針です。実家を出て行き詰らないか、賃貸か購入か、積立金額、全部悩んでいます。私は身体が弱く、手段を考えるも収入をなかなか増やせません。無理をして何度も身体を壊し、でもペースを守れば割と健康を維持できています。社会保険のあるパートをしています。自活が厳しい収入とはいえ、家族がストレスで安心して家にいられず、睡眠もままなりません。身体が資本、心身を壊してはどうしようもないとも痛感しています。その分貯蓄・運用はしてきました。現在、iDeCoとつみたてNISAを全額賭けています。収入に見合いませんが預金の一部を積立に回したいのと、時期的に今多めで後で調整するのはアリか
お一人さま40代の理想の家計簿、年収500万円で老後資金や月の貯蓄はいくらを目指す?
都心で一人で暮らす、家賃や生活費をリアルに考える
「ご縁があれば結婚するかもしれないけれど、ずっと一人でいても大丈夫なように資金計画を立てていきたい」40代お一人さまのご相談で多いテーマです。今の生活に不自由はなく経済的にある程度自立はしていても、漠然と将来が不安なようです。また、貯金があってもいくらを目標にしていいのかわからないことも不安材料のひとつです。もし一生涯一人で生きていくかもと考えた場合、どのようにお金の計画をたてればよいのでしょうか? 年収500万円、都会暮らしのお一人さまの例を具体的に紹介します。
年収1000万38歳自営業の「65歳までに2億円貯まる」マネープランとは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、38歳、自営業の男性。危険な作業があるため、65歳までにはリタイアをしたいと考えていますが、今のマネープランで叶うでしょうか。FPの横田健一氏がお答えします。個人事業で建設業を営んでいるのですが、屋根上での作業が主なため、65歳までにはリタイアを考えていますが可能でしょうか?個人事業なので毎月の収入はばらつきがありますが、年収で毎年1000万程になります。10年後も変わらず同じ収入があるかはわかりません。毎月、小規模企業共済7万、iDeCo5万、国民年金基金1.7万、NISA3.3万、米国ETF4万 積立を優先して、残りは貯金しています。まとまった貯金ができると個別株かETFに投資しています。年金は厚生年金の加入は5年間、後は国民年金のみです。将来、母親の介護をする事になると思います。母親の年金は把握していません。リタイヤと同時に小規模企業共済を受け取り、なくなればiDeCoを解約するつもりです。【相談者プロフィール】男性、38歳、自営業(未婚
コロナ禍で生活が厳しくなって…年金の繰上げ受給をしても大丈夫?残念な結果にならないために
2022年に改訂後は、繰上げ受給の好機なのか?
コロナ禍で、生活費に困っている人が急増しました。失業者も増えています。また、夏のボーナスも大幅減になり、たぶん冬のボーナスはもっと期待できないかも。この状態が続くとかなり生活が厳しくなってきます。そのため、年金の繰上げ受給の相談も増えてきているそうです。本当に生活ができないという状態ならば、繰上げ受給はやむを得ない事もありますが、年金の受給額が減ってしまい総額でみると損になることが多いので、くれぐれもよく考えた方がいいでしょう。とくに、会社に勤めている人は、注意が必要です。せっかく繰上げ受給をしたのに、その年金が支給停止になる場合もあります。しっかりと繰上げ受給について知ってください。コロナ禍で、さらに残念な年金の受け取りにならないようにしてください。
老後資金2300万が1年で200万減!定年後の家計をどう立て直す?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、再雇用で働く61歳男性。相談者の定年後、貯めていた老後資金が1年間で200万ほど減ってしまい、家計を改善したいとのこと。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。定年後の支出が多くなっており、老後資金が予定以上に減ってしまいました。80代、90代に生活していけるのか、不安です。60歳で定年を迎え、今は再雇用で働いています。今の手取り収入は約18万円。当初の予定では、手取り月収に老後資金から5万円を補てんし、毎月23万円で生活費を収めたいと考えていました。住宅ローンは完済していますし、無理はないと思ったのです。65歳まで勤めたら年金受給が始まります。始めの1年は私一人の年金ですが、翌年には妻の年金も加わり、月にして約23万円の年金収入になります。毎月23万円の生活費に収められたら、老後資金は減ることなく、介護や医療費、旅行代などに回せると思っていたのです。ですが、私が再雇用で働き始めた後、妻が「家計簿も定年
年金制度が確定給付から確定拠出年金に変更!定年まであと10年弱でどう運用する?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、51歳、会社員の女性。会社の年金制度が確定給付から確定拠出年金に変更になり、どう運用すればよいのかお悩みとのこと。FPの坂本綾子氏がお答えします。会社員です。勤め先の年金制度がかわり、確定給付→確定拠出年金に変わります。勤続30年定年まで、あと10年切る段階でまとまった大金について、年金制度移換金としてその運用方を自分で決めなければなりません。このコロナ禍短期的に、また定年見据えた中で、どうすべきでしょうか?株式市場も実態経済とリンクしていないような回復ぶりに、一旦定期預金的なものに全額振り向け、徐々に債権株式にスイッチして、半額位を運用に回すことをイメージしております。【相談者プロフィール】女性、51歳、会社員同居家族について:両親、子ども2人(20歳、22歳)住居の形態:親の家で同居毎月の世帯の手取り金額:50万円ボーナスの有無:なし毎月の世帯の支出の目安:40万円【毎月の支出の内訳】住居費:15万円食費:10万円水道光熱費:なし教育費:1
60歳で定年退職、65歳の年金開始まで不安な人へ伝えたいこと
雇用延長で得られるメリットとは
老後に受け取る国民年金の支給開始年齢は原則65歳ですが、厚生年金については少し異なります。支給開始年齢の引き上げに伴い、現在60歳・男性であれば64歳からの支給です。1961年4月2日以降生まれ(男性)の場合、65歳からの支給ですから、60歳からの5年間をどうしのぐかがアラフィフ世代の重要なテーマと言えます。
年金改正で選択肢が増えた!50代で考えておきたい公的年金の受け取り戦略
繰り下げ受給の注意点とは…
2020年5月29日に年金制度改正法が成立したことにより、国民年金と厚生年金の受け取り開始時期の選択肢が広がりました。選択肢が広がることは喜ばしいことですが、逆にどうしたら良いのか悩むこともあるかもしれません。知っていれば、と後悔しないために50代のうちに理解しておきたいポイントについてお伝えしたいと思います。
貯蓄をしていても危ない“定年後の5つの崖”、老後破綻へ転がり落ちる前に気をつけたいこと
3000万円の準備で大丈夫?
定年までずっと働いてきたので、老後資金も退職金と貯蓄を合わせれば約3000万円の準備ができた。それに公的年金と企業年金の両方をあわせれば、何とか生活費を出すことができ、老後資金からの取り崩しも毎月5万円ぐらいだろう。だいたい生活できそうだという計算になるので一安心と思っていませんか。たしかに、現状では100歳近くまで資金はマイナスにはならないので、安心です。とは言っても完全に安心することはできません。ずっと資金がプラスになっている人でも、定年後には5つの崖が待っています。この崖をうまく乗り越えないと一気に、転がり落ちて、老後資金が尽きてしまうということもあるのです。「定年後に待っている5つの崖」についてお話しをしましょう。
長生きが怖い37歳自営業女性「iDeCoと国民年金基金どちらに比重を置けば?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、37歳自営業の女性。現在、つみたてNISAとiDeCoと国民年金に付加保険料をつけて老後資金を貯めていますが、長生きした時に枯渇しないか不安とのこと。FPの秋山芳生氏がお答えします。個人事業主として仕事をしているため年金の支給見込み額が少なく、各種公的制度を活用して資産形成を目指しています。 ▽現在の積み立て金額(1)つみたてNISA(5万円/月)※全世界インデックス投信(2)iDeCo(3.3万円/月)※国内外のインデックス投信(3)国民年金の付加保険料 現在のペースを保てればそれなりの金額にはなりますが、(1)と(2)は取り崩していくことになるので、思いのほか長生きしたときに資金が枯渇しないか不安です。(3)は2年で元が取れるコスパのよさにひかれて加入しましたが、受取額の増加分は微々たるものなので、国民年金基金の終身プランに変更したほうがいいのか悩んでいます。手元の現金がそれなりに貯まったので、現在の収入を維持できている間は(2)+(3)+
早期リタイアを実現した元技術者、「家計簿アプリ」をどう活用した?
シミュレーション大公開
仕事を早期にリタイアして、第2の人生は自分の好きなことだけをーー。誰もが一度は夢見るライフプランです。とはいえ人生100年時代、老後の生活資金の重要性はさらに増しています。早期リタイアは叶わぬ夢のようにも感じられますが、実現している人もいます。家計簿アプリ「マネーフォワード ME」ユーザーのなおさん(60)は4年前に早期退職を実現させました。「1年かけてしっかり準備しました」と話すなおさん。具体的にどのような準備を行ったのでしょうか。
40代での転職、前職から退職金を持ち運ぶ際に注意したいこと
自分の退職金制度を理解してますか?
人生100年時代の到来が近づくなか、40代で転職を考えることもあると思います。転職の際に元の勤務先から退職金を持ち運びできるポータビリティ(持ち運び)についてはご存じでしょうか?
死ぬまでに使いきれなくなる!? 31歳DINKS夫婦の手取りと貯金のペースとは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、23区にお住まいの、31歳共働きのご夫婦。子どもをもつつもりも、マイホームを建てるつもりもないというライフプランをもっていますが、老後のためにいくら貯めればいいのかわからないと言います。FPの氏家祥美氏がお答えします。夫婦で一生都内23区に賃貸住まいを考えていますが、定年退職までに夫婦で貯めておくべき必要な金額がわかりません。また、固定費をこれ以上下げられません(引っ越す予定はないので住宅費は変更不可)。可能な限り夫婦共に定年まで正社員、子どもは持たない予定です。【相談者プロフィール】女性、31歳、既婚(夫:31歳)あなたの職業:会社員子どもの人数:なし住居の形態:賃貸毎月の世帯の手取り金額:44万円(相談者年収480万円 ※コロナ禍の打撃で最低でも年収100万以上減る予定、夫年収600万円)年間の世帯の手取りボーナス額:私の会社のボーナスは、年によってかなり変動し、ボーナスが年収の割合を大きく占めるので年収に大きく響くのが悩み。昨年実績は20
60歳時ローン残高1250万円なのに手取り月7万減「老後が不安で夜も眠れない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、52歳、会社員の男性。60歳時点でローンが1250万円残っているのに、手取りが月7万円減ってしまい、老後が不安とのこと。FPの渡邊裕介氏がお答えします。手取りが月7万円も下がり、住宅ローンも60歳時点で1250万円程残り、老後の生活がものすごく不安で眠れなくなる日もあります。中途入社のため、退職金も500万円程しかもらえず、住宅ローンの返済で無くなってしまいます。同居している妻の母は、78歳で年金10万円があるが身体が少し不自由になってきていて妻が面倒をみているので妻はアルバイトが精一杯です。妻の母からは年金から食費を負担してもらっている。【相談者プロフィール】男性、52歳、既婚(妻、52歳)職業:会社員住居の形態:持ち家(戸建て)子どもの人数:1人(23歳 ※就職して一人暮らし)同居の家族:妻、妻の母毎月の世帯の手取り金額:32万円(夫28万円、妻4万円アルバイト)年間の世帯の手取りボーナス額:100万円毎月の世帯の支出の目安:27万円【支出