Brief Weekly Market Report
経済アナリスト・三井智映子氏が、毎週のマーケット動向を、わかりやすく解説していきます。
日本株は中長期的に上昇へ?今、国内投資家が日本株に投資するメリットを金融アナリストが解説
リスクも把握しておこう
SNSなどで日本株の先行きが明るいとの話が増えているようです。日経平均は何年後に7万円、10万円…という話もあり、ご質問も増えています。“ホームカントリー・バイアス”という言葉がありますが、ポートフォリオのなかで自分の国の資産や市場への投資を厚くする傾向が人にはあるようです。日本人が投資を考える時に、今は新NISAでオルカンや米国が人気ではありますが、次の投資として個別株をやるなら?と考えると、日本株を連想するのは自然なことと言えそうです。今回は国内投資家が日本株に投資をするメリットについて、また日本株の今後の上昇の可能性についてお伝えしたいと思います。
長期投資と短期トレード、あなたはどっち向き?成功に必要な資質を紹介
取引の特徴も詳しく解説
厚生労働省が9日に発表した3月の毎月勤労統計調査では1人当たりの賃金は物価変動を考慮した実質で前年同月比2.5%減の24カ月連続の減少となっています。24カ月連続での実質賃金のマイナスはリーマンショック前後の記録を超えており、1991年以降の記録で過去最長を更新しています。実質賃金は労働者が実際に受け取った給与である名目賃金から物価変動の影響を差し引いて算出した指数で、つまり私たちがお給料でどのくらいのものが買えるのかというのを表しています。それが減少し続けているということは生活が苦しくなるということです。今後もインフレが続くと考えられるなかで投資などの資産形成、自分の生活を守るためのお金を自分で考えていかねばならないといえるでしょう。
円相場が急騰したのは為替介入のため?仕組みと目的を金融アナリストが解説
過去の介入例も紹介
29日は昭和の日。祝日なので東京市場は休場でした。そんな日に日銀の為替介入と見られる動きがあったことはご存知でしょうか?今回は為替介入とは何なのかについて簡単に解説をしたいと思います。
【新NISA】を始める人・見直したい人へ!金融アナリストが教える投資戦略の立て方や投資信託の選び方
投資を始める3ステップ
今日からゴールデンウィークですね!忙しくてまだ新NISAを始められていない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、とりあえず始めてみたものの、「買っている商品や金額はこのままでいいのかなぁ」と悩んでいる方もいらっしゃるようです。ゴールデンウィークは投資の世界に足を踏み入れるチャンスでもあり、投資戦略を見直すタイミングにもなるのではないでしょうか。この休暇を有効活用して投資に関する知識を深めることで、将来の資産形成につなげることができるでしょう。今回の記事ではこの機会に改めて始める&見直していただきたい、投資初心者が新NISAを活用して、資産形成につなげる方法を解説します。
株価への影響もチェック!この春に株主優待を新設や拡充した企業は?
株主優待を調べる際のポイントも紹介
株主優待を皆様は重視されますか?株主優待目当てで投資されている方、もらえるならもらいたいという方、優待よりは配当が良いという方、優待への考え方も様々だと思います。NISA(少額投資非課税制度)が拡充したこともあり、優待に興味のある投資家を取り込みたいという狙いや株主還元、企業をもっとよく知ってほしいという意図から、優待を新設する企業も増えています。その一方で、廃止している企業もあるので、それぞれの企業の考え方によるといえます。
この春新登場!金融アナリストが注目するETFと投資信託3選
各社が次々とリリース!
2024年に新NISAがスタートし、各社が次々と魅力的でユニークな投資信託やETFをリリースしています。またコスト面でも熾烈な争いが起こっているようです。投資家としては良い選択肢が増えていくのはありがたいことですね。今回はこの春に新規上場、新規設定されるETFや投資信託で皆様にぜひ知っていただきたい商品を3つご紹介いたします。
金融アナリストが教える!新年度から始める資産形成のスタートアップガイド
安定した利益を出すための基礎知識
新年度がスタートしましたね!新たなことにトライされる方も多いのではないでしょうか。また将来を見据えてこの機会に投資を含む資産形成のスタートを切る方もいらっしゃるかもしれません。大学生でも新NISAが活用できることもあり学生投資家も増えているようです。今回は少額から始められる投資による資産形成の方法や投資の基本、将来のための準備などを紹介します。投資初心者が長期的に安定したパフォーマンスを出すための投資方法として、まず、「定期積立投資とドルコスト平均法」と「インデックスファンドへの投資」という方法が挙げられます。
配当生活を狙うなら!知っておきたい連続増配銘柄と累進配当銘柄
日米の銘柄を紹介
新NISAを活用するなど、株式投資によって資産形成に取り組む方が増えているなかで、配当を狙って長期投資をする方も多くいるようです。今回は配当狙いの投資であればぜひ押さえておきたい「連続増配」と「累進配当」について紹介し、どのような銘柄があるのかもお伝えしていきます。
今をときめくハイテク株に投資したい人にぴったりのETFと投資信託4選
新NISAにも対応!
ハイテク株とはハイテクノロジー企業やテクノロジー関連企業の株式を指します。これらの企業は、最新の技術やイノベーションを活用して商品やサービスを提供しており、成長性や収益性が期待されることから、投資家の注目を集めています。
新NISA【成長投資枠】で個別株銘柄選びの参考にしたいETF3選
チャートチェックの技術も紹介
個別株の銘柄選び、何から選ぶのか迷いますよね。雑誌、SNS、YouTubeなど今は情報がたくさん溢れていて、欲しい情報がすぐに手に入る良い時代であると同時に、自分で情報の良し悪しを見分ける力も必要とされています。今回は銘柄を選ぶ前にやっておくべきこと、そして具体的な銘柄の簡単な選び方の一つの方法をお伝えします。
日経平均4万円突破!バブルではないの?上昇の5つの背景を解説
今はどう構えるべき?
先月2月22日に日経平均は前日比836円52銭高の3万9098円68銭と大幅に反発し、1989年の3万8915円87銭の最高値を34年ぶりに更新しました。そして今週月曜日、4日の日経平均株価は前営業日比198円41銭高の4万0109円23銭と続伸し初めて4万円台に乗せました。歴史的なタイミングに私たちは立ち会っていることになります。ただ「日経平均はバブルなのでは?」「急落するのでは?」という質問をよくお受けします。実体経済と日本の株式市場との乖離を感じている方もいるようです。
新NISA成長投資枠で買える銘柄も!少額から投資できてリターンに期待できるアメリカの最強ETF3選
経費率の低コストも魅力
日経平均株価が史上最高値を34年ぶりに更新しました。 私は直近で東京、大阪、名古屋、豊橋、仙台など対面セミナーで登壇させていただいていますが、投資への関心の高まりを肌で感じています。その中で、「せっかく投資をするなら全世界株式(オール・カントリー)やS&P500だけではもったいないでしょうか…?」というご意見もよく耳にします。そこで今回は、少額から投資できる低コストな米国ETFを3つご紹介します!
投信ブロガーランキングで人気の【eMAXIS Slim】シリーズって?ランク入り5本を紹介
新設定のeMAXISインド株式インデックスも
2024年1月に新NISAがスタートしたことで、新NISA対象の公募株式投資信託への資金流入額が約1兆3,700億円になったことが報じられています。この資金流入額は公募株式投信全体の流入額である1兆4200億円の96%を占めており、新NISAで投信を買っている方が圧倒的に多いことが見て取れる数字と言えるのではないでしょうか。その中でも特に人気と言えるのが約3400億円の資金流入額となるeMAXIS Slimシリーズです。
見逃せないパフォーマンス“日経平均高配当株50指数”に投資するには?
新NISA対象のETFとファンドも紹介
投資をする日本の皆さんにとって一番親しみのある指数といえば、“日経平均株価”ではないでしょうか。日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証プライムに上場する企業の中から、業種などのバランスを考慮して選定した日本を代表する225社の平均株価です。「日経平均株価」「日経225」などと呼ばれることもあり、ニュースでまず報じられ、日本の株式市場の大きな動きを把握する際に見られる代表的な指標です。では“日経平均高配当株50指数”はご存知でしょうか。
三者三様!金融業界に影響を与え続ける“世界三大投資家” の手法と哲学とは?
バフェット、ロジャーズ、ソロス、三氏に学ぶ
日本では去年の物価の変動を反映した、働く人1人あたりの実質賃金が2年連続で減少しました。インフレに賃金の伸びが追いついていない状況です。新NISAの追い風で証券会社の口座解説数も伸びているようですが、「新NISAという商品が欲しい」という問い合わせもあるとのことで(新NISAは制度であって商品ではない)、投資をする際に投資を学ぶ必要性も高まっていると言えます。そこで今回は“世界三大投資家”と言われる投資で大成功した方々の手法や考え方と、投資を学ぶ重要性について簡単にお伝えします。彼らは幼い頃から投資に取り組み、天才と言われていますが、長年の経験を踏まえた今なお通用する手法や考え方を持っているといえます。
2月権利確定の【配当利回り】ランキング、トップ5 高利回り銘柄のメリットと注意点も
SNSで毎年話題になるあのジュエリー企業もランクイン
2023年は大型株、割安株(バリュー株)に人気が集まる傾向にありましたが、海外投資家が日本市場に注目をしているなかで大型株、割安株に資金が集まったり、株主還元に積極的な企業が注目される流れは2024年も続きやすいかもしれません。株主還元のひとつとして配当が挙げられますが、配当利回りが高利回りである銘柄を保有する上でのメリットと注意点は次のとおりです。
米国選挙やウクライナ侵略の影響は?2024年「世界の10大リスク」とは?金融アナリストが解説
米調査会社ユーラシア・グループのレポートから
2024年、どのようなリスクを押さえておくべきかご存知ですか?相場を取り巻くリスク、環境を紐解くだけでなく、ご家族でも話のテーマにしていただくと学びになるのが、米国の調査会社ユーラシア・グループが毎年発表している、「世界の10大リスク」です。今年は1月8日に発表されました。まずは、今年の世界の10大リスクをチェックしていきましょう。
新NISAでも熱い注目!成長目覚ましい【グローバルサウス】への投資の魅力とリスクとは?
中でも注目はインド株!
今回は新NISAでの長期的な視点でも注目されている新興国への投資についてお伝えします。成長中の国への投資には、多くの可能性があります。特に“グローバルサウス”と呼ばれる国々、例えばインドのような新興国に焦点を当てて、その魅力を詳しく説明しましょう。